白石 裕(しらいし ゆたか、1941年昭和16年)2月14日 - 2017年平成29年)12月10日[1])は、日本囲碁棋士愛媛県出身、関山利一九段門下、関西棋院所属、九段。関西棋院第一位決定戦優勝、名人戦リーグ3期・本因坊戦リーグ3期など。詰碁創作を得意とする。娘の白石京子四段も囲碁棋士。

経歴

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1953年に関山利一に入門。1956年入段。1961年五段。1973年九段。1976年名人戦リーグ入り、第1期棋聖戦九段戦優勝。1979年本因坊戦リーグ入り、日中囲碁交流日本代表団参加。1981年プロアマオープン戦優勝。1983年王座戦ベスト8。1985年碁聖戦ベスト8。1986年名人戦リーグでは4勝4敗ながら、同率4名のため決定戦で陥落。1988年第1回富士通杯に関西棋院代表として出場してベスト8進出。1991年碁聖戦ベスト4、天元戦ベスト8。1992年碁聖戦ベスト8。1993年関西棋院第一位決定戦優勝。

1988年の日中スーパー囲碁で日本代表選手に選ばれたが、日本が7-2で勝ったため出番無しだった。

門下に森野節男、山崎吉廣、村岡茂之、矢田直己、藤原克也、李楊、孫英世、佐藤彰、多富佳絵。

若手時代のあだなは「ブルちゃん」だった[2]

2017年12月10日午後1時48分、右上葉扁平上皮癌のため、大阪府摂津市病院で死去した。76歳没。

タイトル歴

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他の棋歴

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脚注

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  1. ^ 白石裕九段 関西棋院囲碁棋士、訃報”. 産経新聞 (2017年12月11日). 2017年12月11日閲覧。
  2. ^ 「現代の名局 橋本宇太郎2」(誠文堂新光社)P.128