町役所・村役所
この記事の主題はウィキペディアにおける独立記事作成の目安を満たしていないおそれがあります。 (2014年2月) |
町役所・村役所(ちょうやくしょ・そんやくしょ)は、本土復帰前の琉球政府(現在の沖縄県)において町や村の事務を行っていた組織(役所)の名称である。
本土復帰前
編集現在の日本では、地方公共団体のうち、市の役所を市役所と呼ぶのに対して、町・村の役所は町役場・村役場と呼ぶ。これに対して、本土復帰前の琉球政府では、市の役所を市役所と呼ぶのと同様に、町や村の役所も「町役所」・「村役所」と呼んでいた。
例えば、八重山列島の八重山郡では、1954年(昭和29年)1月1日に大浜町・竹富町・与那国町の各町役場が「町役所」に改称している[1]。
本土復帰後
編集1972年の本土復帰とともに、他の都道府県と同様に、「町役所」・「村役所」は「町役場」・「村役場」にそれぞれ名称を変更した[2]。しかし、豊見城村だけは、市制施行して豊見城市となる直前の2002年3月まで、村役所という名称を使用していた[3][リンク切れ]。
脚注
編集- ^ “八重山 近・現代史 略年表 1945年(昭和20)8月15日~1972年(昭和47)5月14日”. 石垣市 (2020年3月2日). 2020年12月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月6日閲覧。
- ^ 竹富町の例:竹富町のあゆみ 竹富町
- ^ 94年の歴史に幕/豊見城村で閉村式 琉球新報、2002年4月1日