男嫌い (1963年のテレビドラマ)
『男嫌い』(おとこぎらい)は、1963年4月16日から1964年4月7日まで日本テレビ系列で放送されたテレビドラマ。全52回。1964年に、このドラマの映画版『男嫌い』が東宝、監督・木下亮で製作された[2]。
男嫌い (1963年版) | |
---|---|
ジャンル | テレビドラマ、シチュエーション・コメディ[1] |
脚本 | 八木柊一郎、福田陽一郎、西島大 |
演出 | 福田陽一郎 |
出演者 |
越路吹雪 淡路恵子 岸田今日子 横山道代 坂本九ほか |
製作 | |
制作 | 日本テレビ、東宝 |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
1963年4月から9月まで | |
放送期間 | 1963年4月16日 - 9月 |
放送時間 | 火曜 21:45 - 22:15 |
放送分 | 30分 |
1963年10月から1964年4月まで | |
放送期間 | 1963年10月 - 1964年4月7日 |
放送時間 | 火曜 21:00 - 21:30 |
放送分 | 30分 |
特記事項: いすゞ自動車一社提供。 全52回放送。 |
いすゞ自動車一社提供。なおいすゞは木曜20:00で放送された『ヘッドライト→青年弁護士』を引き継いでの提供である。
概要
編集1961年8月20日に同局の単発ドラマ枠『東レサンデーステージ』で放送された同名の単発ドラマを、連続ドラマとして放送した作品。劇中で登場人物が喋る「カモね」「そのようョ」「まあね」「ムシる」「カワイ子ちゃん」などの台詞が流行語となった[3]。四姉妹とムシられ役の末っ子との姉弟愛、女から見た男性への批判などを描き[3]、様々な男性有名人が“ムシられ役”でゲスト出演していた[4][5]。
放送時間
編集出演者
編集- 高村綾子(長女):越路吹雪
- 高村郁子(次女):淡路恵子
- 高村歌子(三女):岸田今日子
- 高村悦子(四女):横山道代
- 高村修:坂本九
- 叔父:三津田健
- 叔父の妻:夏川静枝
- 谷啓
- 杉浦直樹
- 益田喜頓
- 植木等
- 森雅之
- ジェリー藤尾
- 中尾ミヱ
- 田代信子
- 仲谷昇
- 名古屋章
- ほか
なお越路・淡路・岸田・横山の4名は、『東レサンデーステージ』版でも出演していた。
スタッフ
編集サブタイトル
編集※括弧内はゲスト出演者。
- 1963年4月16日 「喪は明けて」
- 1963年4月23日 「あの方に手紙を」
- 1963年4月30日 「なぐって、なでろ!」
- 1963年5月7日 「未亡人ごっこ」
- 1963年5月14日 「声はすれども」(南原宏治、フランソワーズ・モレシャン)
- 1963年5月21日 「恋という字」(平幹二朗)
- 1963年5月28日 「しつこい一週間」(ハナ肇、笈田勝弘)
- 1963年6月4日 「綾子の子守唄」
- 1963年6月11日 「雨の日のプレゼント」
- 1963年6月18日 「しびれ念仏」(西村晃)
- 1963年6月25日 「嘘の愉しみ」
- 1963年7月2日 「真夜中の手帳」(露口茂)
- 1963年7月9日 「色あせた憶い出」
- 1963年7月16日 「カーブとストレート」
- 1963年7月23日 「バカンス心中」(小沢昭一)
- 1963年7月30日 「女は蜘蛛だ」
- 1963年8月6日 「女は移り気」(中谷一郎)
- 1963年8月13日 「美人薄命?」(園井啓介)
- 1963年8月20日 「しつこい訪問客」(ハナ肇)
- 1963年8月27日 「結婚は愚事」(太刀川寛、高橋昌也)
- 1963年9月3日 「二つの卵」
- 1963年9月10日 「沈黙は金」(神山繁、斎藤達雄)
- 1963年9月17日 「子守唄をもう一度」(渥美清)
- 1963年9月24日 「見かけによらない男」(北村和夫)
- 1963年10月1日 「週末のア・ラ・カルト」
- 1963年10月8日 「七人目の妻」(田中明夫、蜷川幸雄)
- 1963年10月15日 「男の十字架」(有島一郎、田浦正己)
- 1963年10月22日 「私は私」(南道郎)
- 1963年10月29日 「恋人と呼ばせて」(中島そのみ、大塚国夫)
- 1963年11月5日 「ボーン・ヘッド」(池部良、滝雅男、杉幸彦)
- 1963年11月12日 「すれちがい」
- 1963年11月19日 「結婚の季節」(小池朝雄)
- 1963年11月26日 「古い手紙たち」(夏目俊二)
- 1963年12月3日 「恋する男」(田村高廣)
- 1963年12月10日 「あつらえた浮気」(大坂志郎、荒木道子、三國一朗)
- 1963年12月17日 「まぼろしの象」
- 1963年12月24日 「かえった卵」
- 1963年12月31日 「みそかの夢」
- 1964年1月7日 「正月闖入者」
- 1964年1月14日 「マイ・ペース」(藤木悠)
- 1964年1月21日 「にせもの同志」(山内明)
- 1964年1月28日 「近くの他人」(砂塚秀夫)
- 1964年2月4日 「星からの男」(北大路欣也、山田吾一)
- 1964年2月11日 「鳥籠の中と外」(山本豊三、根上淳)
- 1964年2月18日 「山から来た男」
- 1964年2月25日 「予算的男性」
- 1964年3月3日 「恋の学校」(早川保、夏川大二郎)
- 1964年3月10日 「目には目、口には口」(安井昌二)
- 1964年3月17日 「彼岸の男達」(青島幸男、石黒達也)
- 1964年3月24日 「春のユニホーム」(須賀不二男)
- 1964年3月31日 「女は異国の土地で」(佐田啓二、天田俊明、黛ひかる)
- 1964年4月7日 「いついつまでも」(森雅之、永井智雄、岡田真澄、平幹二朗、山田吾一)
その他
編集脚注
編集- ^ “男嫌い”. テレビドラマデータベース. 2021年6月21日閲覧。
- ^ “11月のCS・BSピックアップ”. 映画の圀. 2022年9月11日閲覧。
- ^ a b 『日テレドラマ半世紀』(日本テレビ編、156ページ)より。
- ^ 講談社 編『TVグラフィティ : 1953年〜1970年ブラウン管のスター・ヒーロー・名場面1700』講談社、1978年4月3日、188頁。NDLJP:12275878/98。
- ^ 志賀信夫『テレビヒット番組のひみつ : 「ジェスチャー」から「おしん」まで』日本放送出版協会、1984年8月1日、96 - 98頁。NDLJP:12275392/52。
関連項目
編集日本テレビ系 火曜21:45 - 22:15枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
幌馬車隊
(21:45 - 22:45) |
男嫌い
(1963年4月 - 9月) |
|
日本テレビ系 火曜21時台後半枠 | ||
21:30 きょうの出来事
21:40 スポーツニュース 【以上30分ずつ繰下げ】 21:45 男嫌い |
男嫌い
(1963年10月 - 1964年4月) |
|
日本テレビ系 いすゞ自動車一社提供枠 | ||
ヘッドライト
↓ 青年弁護士 (木曜20:00 - 20:45) |
男嫌い
|
四重奏
|