田中家住宅 (石井町)
徳島県石井町にある歴史的建造物
田中家住宅(たなかけじゅうたく)は、徳島県名西郡石井町にある歴史的な建造物。国の重要文化財に指定。
田中家住宅 | |
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所在地 | 徳島県名西郡石井町藍畑字高畑705 |
位置 | 北緯34度05分24.7秒 東経134度26分47.4秒 / 北緯34.090194度 東経134.446500度座標: 北緯34度05分24.7秒 東経134度26分47.4秒 / 北緯34.090194度 東経134.446500度 |
建築年 | 江戸時代 |
文化財 | 国の重要文化財 |
歴史
編集江戸時代から続く藍商の屋敷で、寛永年間(1624年-1644年)頃に藍作りの指導者として当地に入った[1]。1976年(昭和51年)2月3日に主屋を中心に藍納屋、藍蔵など11棟全てが国指定重要文化財となった。全解体工事を経て当時の姿が復元されている。
かつては毎年の台風によって吉野川が氾濫を繰返していたため、これまでに三度にわたり建て替えられた。そのため江戸時代末期から約30年間の建築様式が見られる。主屋の葦葺の屋根は、洪水時には救命ボートに早変わりするという設計がなされている。また、洪水対策用としての石垣は20年の歳月をかけて隙間無く築かれており、屋敷全体の構成美が見所となっている[2]。
交通
編集脚注
編集- ^ “田中家住宅”. 全国重文民家の集い. 2021年9月29日閲覧。
- ^ “国指定重要文化財 田中家住宅”. るるぶ. 2021年9月29日閲覧。
外部リンク
編集- 田中家住宅 - 文化遺産オンライン。
- 国指定重要文化財 田中家住宅 - るるぶ。