田中実 (画家)
人物
編集水彩画を主に描いた。父の死後6歳で浦和に転居。埼玉県師範学校本科を卒業し、小学校教師となる。復員後、23歳で水彩連盟研究所に通い、小堀進、春日部たすく、荒谷直之助に学んだ。25歳で寺内萬治郎に師事し光風会展、日展に出品[2]。
寺内の没後は渡辺武夫に師事。小学校教員退職後は絵画制作に専念し、日展岡田賞や水彩連盟展の小堀進賞などを受賞。それまでの業績に対し、埼玉文化賞、浦和市文化栄誉賞を受賞した。 作品の一部は埼玉県立近代美術館に収蔵されている。
経歴
編集脚注
編集- ^ “田中実 : 作者データ&作品一覧|収蔵作品データベース”. 刈谷市美術館. 2024年8月17日閲覧。
- ^ 埼玉の画家たち さきたま出版会 2000年