猟騎兵

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猟騎兵(りょうきへい、:Chasseurs à cheval, :Jäger zu Pferde)は、近代軍隊における騎兵科の兵職の一つ。本来はフランス軍固有の騎兵の名称であるが、ドイツ、ロシアなどで同様の役割に使われた騎馬猟兵乗馬猟兵とも訳される)を指すこともある。猟兵の項も参考のこと。

テオドール・ジェリコー画「突撃する近衛猟騎兵士官英語版」(1812年)で描かれたフランス軍の猟騎兵

歴史

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記録上最も古い猟兵部隊としては、三十年戦争当時にスウェーデン軍で組織された猟兵中隊が知られる。スウェーデン語で狩猟者と呼ばれたこの部隊は、日頃からの取り扱いになれていた猟師や、森林監視員から徴集され、自前で用意した馬にまたがり乗馬歩兵として活動した。彼らは有用な兵であったが、部隊の規模としてはごく少数に留まり、有力者や指揮官の従者的な側面が強かったとされる。

猟騎兵

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フランスの軽騎兵の一種で最も数の多い部隊であり、ナポレオン戦争期の1811年に大陸軍には31個連隊あった。制服は色遣いが少なく、歩兵とおなじような円筒帽(ユサールの目立つ熊毛帽と対照)、緑の上着、緑の乗馬用ズボンと短い長靴だった。1804年近衛騎兵には皇帝近衛猟騎兵連隊がおかれた。

乗馬猟兵

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関連項目

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