熊本市立必由館高等学校
熊本県熊本市にある高等学校
熊本市立必由館高等学校(くまもとしりつ ひつゆうかんこうとうがっこう、英称:Kumamoto Municipal Hitsuyukan Senior High School)は、熊本県熊本市中央区坪井四丁目にある公立高等学校。略称は「必由館」、「必由(ひつゆう)」、大概の人は「ひつゆ」と呼んでいる。
熊本市立必由館高等学校 | |
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北緯32度48分57.2秒 東経130度42分50.2秒 / 北緯32.815889度 東経130.713944度座標: 北緯32度48分57.2秒 東経130度42分50.2秒 / 北緯32.815889度 東経130.713944度 | |
過去の名称 |
熊本市立実科高等女学校 熊本市立高等女学校 熊本市立女子高等学校 熊本市立高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 熊本市 |
学区 | 熊本市全域 |
校訓 |
至誠をもって己を持す 進取をもって事に当たる 和敬をもって人に接す |
設立年月日 | 1908年 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学科内専門コース |
服飾デザインコース 国際コース 芸術コース |
専攻科 | なし |
別科 | なし |
学期 | 3学期制 |
学校コード | D143210000087 |
高校コード | 43156H |
所在地 | 〒860-0863 |
熊本県熊本市中央区坪井四丁目15番1号 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
概要
編集歴史
編集1911年(明治44年)に開校した熊本市立実科高等女学校(後に熊本市立高等女学校)を前身とする[要出典]。数回の改称を経て、現校名になったのは2001年(平成13年)である。校名「必由館」の由来はこの地に、米田家[1]子弟教育の家塾「必由堂」があったことから。
学区
編集熊本市全域としている。
設置課程・学科・コース
編集全日制課程 普通科 普通クラス(6学級)と、普通科 国際コース(1学級)・服飾デザインコース(1学級)・芸術コース(1学級)の3コース。
芸術コースは、音楽系(10名程度)・美術系(20名程度)・書道系(10名程度)の3系列に分かれている。
2年次より、理系が1、2組、文系が3組から6組までとなる。理系選択者が多い場合は、1組から3組までが理系、4組以降が文系となる学年もある。担任は、理系は数学や理科の先生ら文系は国語、英語、体育等の文系科目の先生が担任になることが多い。
理系は、化学を必須とし、生物と物理の選択をすることができる。
校訓
編集- 至誠をもって己を持す
- 進取をもって事に当たる
- 和敬をもって人に接す
校章
編集銀杏の葉の2枚を組み合わせ、中央に四角で囲まれた「高」の文字(旧字体)を配している。
校歌
編集作詞は山口白陽、作曲は梅沢信一による。3番まであり、歌詞に校名は登場しない。
同窓会
編集「いてふ会」(読みは「いちょうかい」)と称している。
沿革
編集- 1911年(明治44年)4月 - 「熊本市立実科高等女学校」が開校。
- 1922年(大正11年)4月 - 「熊本市立高等女学校」と改称。
- 1948年(昭和23年)4月 - 学制改革により、「熊本市立女子高等学校」となる。普通科と被服科を設置。
- 1949年(昭和24年)4月 - 「熊本市立高等学校」と改称し、男女共学となる。
- 1957年(昭和32年)4月 - 商業科(男子のみ)を設置。
- 1959年(昭和34年)4月 - 商業科が熊本市立商業高等学校(現・熊本市立千原台高等学校)として分離独立。
- 1973年(昭和48年)4月 - 15年ぶりに男女共学が復活。
- 1989年(平成元年)4月 - セミナーハウス「和敬館」が完成。
- 2001年(平成13年)4月 - 「熊本市立必由館高等学校」(現校名)に改称。学科をすべて普通科とし、国際コース・服飾デザインコース・芸術コースの3コースを設置。(被服科を廃止。)
- 2007年(平成19年)3月 - 新校舎が完成。
- 2011年(平成23年)11月 - 創立百周年記念式典。
- 2023年(令和5年)予定 - 中高一貫校の熊本市立必由館附属中学校(仮称)設立。
学校行事
編集- 1学期
- 4月 - 入学式、対面式、部活動紹介
- 5月 - 体育大会
- 6月 - 熊本県高校総合体育大会(高総体)、熊本県高校総合文化祭、生徒会役員改選
- 7月 - 弁論大会、クラスマッチ(クラス対抗球技大会)
- 2学期
- 9月 - 文化祭
- 10月 -
- 11月 - 芸術鑑賞会
- 12月 - クラスマッチ
- 3学期
- 1月 - 修学旅行
- 2月 - 持久走大会
- 3月 - 卒業式、音楽発表会、クラスマッチ
部活動
編集体育系
編集- 陸上部
- 弓道部
- 剣道部
- テニス部
- ソフトテニス部
- バドミントン部
- 水泳部
- 野球部
- 2003年(平成15年)第85回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)に初出場。
- 全国高校野球選手権県大会優勝 甲子園出場(平成15年度)
- RKK旗争奪高校野球大会 優勝(平成17年度)
- 九州地区高校野球熊本大会 優勝(平成19年度)
- 全国高校野球選手権県大会 ベスト4(平成21年度)
- 全国高校野球選手権県大会 ベスト8(平成22年度)
- ハンドボール部
- 1958年(昭和33年)から1960年(昭和35年)まで全国高等学校総合体育大会で3年連続優勝。1984年(昭和59年)に全国高校ハンドボール大会で優勝。
- バスケットボール部
- バレーボール部
- ソフトボール部
- サッカー部
- 卓球部
- ダンス同好会
文化系
編集- 美術部
- 音楽部
- 書道部
- 茶道部
- 煎茶道部
- 放送部
- 吹奏楽部
- 演劇部
- 写真部
- JRC部(Junior Red Cross)
- 箏曲部
- 文芸部
- 化学部
- 和太鼓部
- 平成20年度 全国高等学校総合文化祭文部科学大臣賞受賞(最高賞)
- 平成21年度 全国高等学校総合文化祭文部科学大臣賞受賞(最高賞)
- 平成23年度 日本太鼓ジュニアコンクール文部科学大臣賞受賞
- 平成24年度 全国高等学校総合文化祭文部科学大臣賞受賞(最高賞)
- 平成28年度 全国高等学校総合文化祭文部科学大臣賞受賞(最高賞)
- 平成23年度 日本太鼓ジュニアコンクール文部科学大臣賞受賞
- 令和元年度 全国高等学校総合文化祭優秀賞 文化庁長官賞受賞
- 令和3年度 全国高等学校総合文化祭優秀賞 文化庁長官賞受賞
- 華道部
- 和装文化部
- 英語同好会
交通アクセス
編集鉄道
編集バス
編集道路
編集周辺
編集- 第一幼稚園
- 熊本市立黒髪小学校
- 熊本市立竜南中学校
- 熊本県立済々黌高等学校
- 熊本大学本部(黒髪北キャンパス)
- 九州ルーテル学院大学
- 坪井川
著名な出身者
編集- 岩貞祐太(プロ野球選手、阪神タイガース投手)
- 田中大輝(元プロ野球選手、読売ジャイアンツ投手)
- 馬原孝浩(元プロ野球選手、オリックス・バファローズ投手)
- 山中浩史(元プロ野球選手、東京ヤクルトスワローズ投手)
- 木村亜沙美(元女子バレーボール選手)
- 巻加理奈(ハンドボール選手)
- 平瀬真由美(プロゴルファー)
- 小林優香(女子競輪選手)
- 堀口元気(プロレスラー、DRAGON GATE)
- いけだてつや(お笑い芸人、俳優)
- 竹財輝之助(俳優)
- 樫山結(ローカルタレント)
- 広崎みさ(ローカルタレント)
- 村上めぐみ(ローカルタレント)[要出典]
- ポチョムキン(ヒップホップ歌手、餓鬼レンジャー)
- 下司愉宇起(歌手・指揮者・作詞家)
- 高浜輝夫(ベーシスト、元THE ALPHA)
- クラウン・コトラ(道化師・ピエロ・パフォーマー)