火花 (小説)

又吉直樹の小説

火花』(ひばな)は、又吉直樹による中編小説

火花
著者 又吉直樹
イラスト 西川美穂(表紙)
発行日 2015年3月11日
発行元 文藝春秋
ジャンル 純文学
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六判上製カバー装
ページ数 152
公式サイト 火花 特設サイト
コード ISBN 978-4-16-390230-2
ISBN 978-4-16-790782-2文庫判
ウィキポータル 文学
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概要

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初出は『文學界2015年2月号(文藝春秋[1]。掲載時より現役人気お笑いタレントの手がけた純文学小説として話題を呼び、文芸誌である同誌が増刷されるヒットとなったほか、第28回三島由紀夫賞候補作[2]、第153回芥川龍之介賞受賞作。

2016年Netflix吉本興業によってネット配信ドラマとして映像化され[3]、翌2017年にはNHK総合にて、前年にNetflixにてネット配信されたものの再編集版が放送開始(後述)。

2017年2月14日板尾創路監督により映画化されることが発表された。同年11月に公開[4]後述)。

2018年観月ありさの主演で舞台化[5]後述)。

出版の経緯

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文藝春秋発行の『別册文藝春秋』編集者であった浅井茉莉子が2011年に、プライベートで文学フリマを訪れていた又吉と出会ったことで小説を依頼するようになり、短編小説を2作発表。浅井が2013年に『文學界』編集部へ異動したのに伴い新作の執筆を依頼し[6]、2015年2月号に掲載された[7]。発売前から「タレントが純文学作品で主要文芸誌デビュー」と話題になっていたが[8]、発売初日の1月7日インターネット各書店では軒並み品切れ状態となり、8日に7000部、9日にはさらに2万3000部の再増刷が決定し[9]、累計は4万部に達した[10]。『文學界』の増刷は1933年の創刊以来、資料に残る範囲で初めてである[11]。又吉自身は文芸誌での連載作品がここまでの注目を集めるとは思っておらず、作品の反響に戸惑ったという[12]

2015年3月11日に同社から単行本として発刊された[13]。装画は西川美穂で、彼女の2011年の絵画作品『イマスカ』が又吉自身の即決により採用された[14]。装丁は大久保明子。

2015年8月時点で、単行本の累計発行部数は239万部を突破した[15]村上龍の『限りなく透明に近いブルー』を抜き、芥川賞受賞作品として歴代第1位[16]、文藝春秋刊行物として歴代第2位の単行本部数となった[17]。また、電子書籍版は10万ダウンロードを突破し、文藝春秋刊行物として歴代第1位となった[18]。2017年2月時点では、累計発行部数は単行本が253万部、文庫本が30万部[19]

芥川賞受賞作2作品を全文掲載し、受賞者インタビューや選考委員の選評も掲載される『文藝春秋』9月特別号(8月7日発売)は110万3000部と「異例」の発行部数となった[20][21]。同誌の歴代第2位の記録となる(第1位は、綿矢りさ蹴りたい背中』、金原ひとみ蛇にピアス』の掲載された2004年3月号の118万5000部)[22]

2015年8月21日に芥川賞贈呈式が開催され、又吉はあいさつで、執筆活動と芸人の両立について「どっちが上ではなく両方必要」と述べた[23]

又吉は、出身校の関大北陽高校(大阪市)のサッカー部に、芥川賞の賞金100万円で製作したユニホームを寄贈した[24]

2016年6月3日、台湾の出版社の三采文化(さんさいぶんか)社より、台湾での翻訳版の発売を開始[25]

2017年5月、中国人民文学出版社より中国での翻訳版を発行。翻訳者は神戸国際大学毛丹青教授。同年6月に上海で行われた記念イベントに又吉本人が出席[26]

あらすじ

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売れない芸人・徳永は、熱海の花火大会で、先輩芸人・神谷と電撃的な出会いを果たす。徳永は神谷の弟子になることを志願すると、「俺の伝記を書く」という条件で受け入れられた。奇想の天才でありながら、人間味に溢れる神谷に徳永は惹かれていき、神谷もまた徳永に心を開き、神谷は徳永に笑いの哲学を伝授しようとする。

登場人物

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徳永(とくなが)
本作品の主人公。お笑いコンビ・スパークスのメンバー。
熱海の花火大会で、神谷と出会い、弟子入りを志願する。
神谷(かみや)
お笑いコンビ・あほんだらのメンバー。
天才肌で奇抜な発想を持ちながら、人間味に溢れているが、人付き合いが悪いため、他の芸人の間では悪名高い。
山下(やました)
徳永の相方。徳永とは、中学時代からの友人。
大林(おおばやし)
神谷の相方。
喧嘩っ早く、かつては地元で不良と恐れられ、徳永が住む隣町でも有名な存在で、神谷共々芸人の間で悪名高いが、情に篤い。
真樹(まき)
神谷と同棲している女性。
徳永からは、恋人だと思われていたが神谷は否定している。

夢路いとし・喜味こいしの漫才との類似

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本作品には主人公の徳永と神谷が鍋をめぐって会話するシーンがあるが[27]、その内容が夢路いとし・喜味こいしの漫才「ジンギスカン料理」に酷似していると指摘されている。

友人からこの話を聞いた編集者元木昌彦は、こいしらが編纂した書籍[28]に収録された「ジンギスカン料理」を確認しネタ元であると判断し、この件を記事としてインターネット上で公表したため[29]、広く知られるようになった。なお、元木は『火花』の中で大師匠の訃報が報じられるシーンがあることに着目し、これは2011年に亡くなった喜味こいしのことを指しており、オマージュであった可能性もあると指摘している[30]。しかし、仮にオマージュであったとしても、巻末などでいとし・こいしの漫才を元ネタにしたと明かすべきだと元木は主張し、出典を明記すべきと指摘している[30]

雑誌『サイゾー』は、『火花』の発行元である文藝春秋に対して質問状を送付し、又吉がいとし・こいしのネタを知っていたのか、知っていたなら当該ネタを使用した意図は何か、本件について文藝春秋としてどう考えているかを質している[30]。これに対し、文藝春秋の法務・広報部は「この記述は、この場面の直前に『大師匠の訃報』とありますように、先輩芸人であるいとしこいし師匠に敬意を表して書かれたものです」[30]と回答しており、いとし・こいしを念頭においた記述だったことを認めている。

なお、ドラマ版では大師匠が夢路いとし本人の訃報に変更されており、劇中内のニュースでは実際の漫才映像が使用されたほか、出演者クレジットにも「いとし・こいし」両名の表記が見られる。

評価

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受賞

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書誌情報

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ドラマ

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火花
ジャンル 配信ドラマ
配信時間 (46 - 60分)
配信期間 2016年6月3日(10回)
配信国   日本
制作 Netflix
製作総指揮 岡本昭彦
吉崎圭一
David Lee
上木則安
監督 廣木隆一(総監督)
白石和彌
沖田修一
久万真路
毛利安孝
原作 又吉直樹
脚本 加藤正人(脚本統括)
高橋美幸
加藤結子
プロデューサー 古賀俊輔(統括プロデューサー)
山地克明
仲良平
五十嵐真志
鳥澤晋
坂本和隆
出演者 林遣都
波岡一喜
門脇麦
好井まさお井下好井
村田秀亮とろサーモン
菜葉菜
山本彩NMB48/AKB48
染谷将太
田口トモロヲ
小林薫
外部リンク 公式サイト
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火花
ジャンル テレビドラマ
製作
制作 NHK
放送
放送国・地域  日本
放送期間2017年2月26日 - 4月30日
放送時間日曜23:00 - 23:45
放送分45分
回数10

特記事項:
最終話は5分拡大。
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有料動画配信のNetflixにて、2016年春から全10話一挙配信された[33]

また、NHK総合にて、2017年2月26日から4月30日まで各回約45分(最終回のみ50分)に再編集して放送された[34]

製作

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2015年8月27日、有料動画配信のNetflixと吉本興業によって映像化されることが明らかになる[3]

同年11月上旬にクランクイン。全10話のドラマとなる。

吉本興業が製作しているため、主人公の相方を筆頭に吉本所属タレントが起用されており、今田耕司レイザーラモンが本人役で、その他若手芸人も多数出演している。また、ライブシーンの一部は吉本が保有するヨシモト∞ホールで撮影が行われている。

NHK版では本編終了後「本編には不適切な描写・表現が見られますが、オリジナリティーを尊重して原版のまま放送しました」というテロップが追加されている。

作品の評価

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2017年5月、「放送と通信の融合時代にふさわしい高品質なコンテンツの制作とメディア展開」が評価され、「第54回ギャラクシー賞」におけるテレビ部門フロンティア賞を受賞[35]

キャスト(ドラマ)

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徳永 太歩
演 - 林遣都[36]
お笑いコンビ「スパークス」のボケ担当。
神谷 才蔵
演 - 波岡一喜[36]
お笑いコンビ「あほんだら」のボケ担当。徳永の先輩芸人。
山下 真人
演 - 好井まさお井下好井[37]
お笑いコンビ「スパークス」のツッコミ担当。
大林 和也
演 - 村田秀亮とろサーモン[37]
お笑いコンビ「あほんだら」のツッコミ担当。
宮野 真樹
演 - 門脇麦[36]
神谷の同居人。
日向 征太郎
演 - 田口トモロヲ[38]
スパークスが所属する芸能事務所・日向企画の社長。
緒方 健治
演 - 染谷将太[38]
日向企画の社員。お笑い担当。
西田 英利香
演 - 菜葉菜 [36]
日向企画の社員。
西岡徳馬
演 - 西岡徳馬(本人)
日向企画の看板俳優。
ポスターや立て看板のみの登場で、本人が直接登場することはなかった。
ロクさん
演 - 渡辺哲[36]
徳永と同じアパートの住人。古い電化製品を修理するのが趣味。
小野寺
演 - 渡辺大知[36]
徳永と同じアパートの住人。ストリートミュージシャン。
あゆみ
演 - 徳永えり[36]
徳永の元バイト仲間。現在は美容師。
望月
演 - 温水洋一[36][39]
徳永のバイト先のコンビニ店長。
恩田
演 - 宮崎吐夢[36]
徳永の新しいバイト先の店長。
渡辺
演 - 小林薫[38]
武蔵野珈琲店の店主。
百合枝
演 - 高橋メアリージュン[36]
山下の恋人。
ユキ
演 - 山﨑ケイ相席スタート
神谷の新しい同居人。
笹本 英樹
演 - 忍成修吾[36]
テレビ局ディレクター。
里島 誠
演 - 村杉蝉之介[36]
テレビ局ディレクター。
熱海のイベント主催者
演 - 山本浩司[36]
熱海の居酒屋の店員
演 - 山本彩NMB48/AKB48[注 1][38]
焼き鳥屋の店員
演 - 武田梨奈[36]
合コン相手
演 - 今井華島袋聖南[36]周本絵梨香

スタッフ(ドラマ)

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配信・放送日程

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各回 配信分 配信日 放送日 脚本 監督
第1話 46分 2016年6月3日 2017年2月26日 廣木隆一
第2話 52分 3月05日 毛利安孝
第3話 54分 3月12日 白石和彌
第4話 53分 3月19日
第5話 52分 3月26日 沖田修一
第6話 54分 4月02日
第7話 52分 4月09日 久万真路
第8話 53分 4月16日
第9話 57分 4月23日 廣木隆一
第10話 60分 4月30日
NHK 日曜23時台ドラマ枠
前番組 番組名 次番組
ダウントン・アビー
華麗なる英国貴族の館
(第5シーズン)
(2016.12.4 - 2017.2.19)
火花
(2017.2.26 - 2017.4.30)
ダウントン・アビー
華麗なる英国貴族の館
(第6シーズン)
(2017.5.7 - 2017.7.23)

映画

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火花
監督 板尾創路
脚本 板尾創路
豊田利晃
原作 又吉直樹「火花」
製作 岡本昭彦
市川南
製作総指揮 藤原寛
上田太地
出演者 菅田将暉
桐谷健太
木村文乃
川谷修士
三浦誠己
加藤諒
高橋努
日野陽仁
山崎樹範
音楽 石塚徹
主題歌 菅田将暉桐谷健太浅草キッド
撮影 福本淳
編集 今井剛
制作会社 よしもとクリエイティブ・エージェンシー
東宝映画
ザフール
パイプライン
製作会社 『火花』製作委員会
配給 東宝
公開   2017年11月23日
上映時間 121分
製作国   日本
言語 日本語
興行収入 8億円[43]
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2017年11月23日公開。監督は板尾創路[注 2]、脚本は板尾創路と豊田利晃、主演は菅田将暉桐谷健太のダブル主演[4]

同年3月12日にクランクイン[45][46]

キャスト(映画)

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スタッフ(映画)

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舞台

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火花〜Ghost of the Novelist〜』のタイトルで観月ありさの主演により舞台化[5]2018年3月30日から4月15日に新宿・紀伊國屋ホールで、5月9日から12日に大阪・松下IMPホールで上演[49]。原作者の又吉も本人役で出演する。又吉が『火花』を書いた意義に迫る物語も原作ストーリーと並行して展開される。

キャスト (舞台)

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  • 真樹 / 観月ありさ(本人) - 観月ありさ
  • 又吉直樹(本人) - 又吉直樹
  • 徳永 - 植田圭輔
  • 神谷 - 石田明NON STYLE

スタッフ (舞台)

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漫画

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  • 漫画『火花』(漫画:武富健治 原作:又吉直樹)
週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて、2016年53号から2017年39号まで連載[50]。武富は少年時代から構想を温めていた『古代戦士ハニワット』を『漫画アクション』(双葉社)で連載する予定だったが、武富のファンである又吉からの指名を断れないと考え、双葉社に謝罪して連載開始を延期してもらった[51]。『古代戦士ハニワット』は『火花』終了後の2018年7月から連載がスタートとなった。
  • 朗読CD『火花』(2015年11月11日発売、文藝春秋)
朗読は堤真一が担当[52]

脚注

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注釈

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  1. ^ クレジットには当時兼任していたAKB48の文字有。
  2. ^ ドラマ版では脚本協力(全体的な構成、芸人についての監修)として参加している[44]
  3. ^ ドラマ版ではネタ見せオーディションの審査員(構成作家)役で出演している。

出典

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  1. ^ ピース又吉、異例の文壇デビュー 「文学界」に9万字以上の中編小説掲載”. J-CAST (2015年10月6日). 2021年2月12日閲覧。
  2. ^ a b “ピース又吉さんの「火花」、三島由紀夫賞の候補に”. 朝日新聞DIGITAL. (2015年4月22日). オリジナルの2015年7月20日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150720053735/http://www.asahi.com/articles/ASH4Q4VH8H4QUCVL00P.html 2017年3月21日閲覧。 
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  4. ^ a b “「火花」、今度は菅田将暉&桐谷健太主演で映画化!”. シネマトゥデイ. (2017年2月14日). https://www.cinematoday.jp/news/N0089612 2017年3月17日閲覧。 
  5. ^ a b “「火花」初の舞台化、本人役でピース又吉出る!主演は観月ありさ”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2018年1月19日). https://www.sanspo.com/article/20180119-KUPWKT2WVFKR3IAQI4NPAR65SA/ 2018年1月19日閲覧。 
  6. ^ 「作家・又吉」担当編集・浅井茉莉子さん「純文学は活性化した」
  7. ^ 文藝春秋|雑誌|文學界_1502
  8. ^ “お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さん 初の純文学で文芸誌デビュー”. 産経ニュース. (2015年1月5日). https://www.sankei.com/article/20150105-SVXZTH5QWNMEVEEOW4BXMQ2CIA/ 2015年4月23日閲覧。 
  9. ^ ピース又吉『火花』発売即日重版で25万部に 売上が想定大幅超”. ORICON STYLE (2015年3月11日). 2015年4月23日閲覧。
  10. ^ ピース又吉の小説効果で大増刷……「文學界」が史上最高の累計4万部に”. RBB TODAY (2015年1月9日). 2015年4月23日閲覧。
  11. ^ 「ボケるの忘れてました」ピース又吉”小説効果”『文學界』83年の歴史上初の増刷決定!”. ダ・ヴィンチニュース (2015年1月8日). 2015年4月23日閲覧。
  12. ^ カジサック KAJISAC (2018年11月17日). “同期のピース又吉さんと初めて2人でガッッツリ語りました。”. YouTube. 2018年11月17日閲覧。
  13. ^ 単行本 火花 又吉直樹
  14. ^ “ピース又吉、小説『火花』が異例の初版15万部”. ORICON STYLE. (2015年2月11日). https://www.oricon.co.jp/news/2048478/full/ 2015年7月18日閲覧。 
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  16. ^ 又吉さんの「火花」 発行部数209万部に.NHK NEWS(2015年8月5日).2015年8月5日閲覧。
  17. ^ 又吉直樹さんの小説「火花」、200万部を突破.朝日新聞(2015年8月4日).2015年8月4日閲覧。
  18. ^ 又吉直樹『火花』 電子書籍で10万ダウンロードを突破!.読売新聞(2015年8月19日).2015年8月19日閲覧。
  19. ^ 又吉先生待望の第2作 恋愛小説「劇場」来月7日に発表中日スポーツ、2017年2月13日。
  20. ^ 芥川賞受賞作全文掲載の文芸春秋 異例の92・3万部発行 - スポニチ 芸能”. Sponichi Annex (2015年8月6日). 2015年8月6日閲覧。
  21. ^ 〈速報〉「火花」掲載「文芸春秋」が110万3000部発行”. 朝日新聞 (2015年8月24日). 2015年8月27日閲覧。
  22. ^ 「火花」全文掲載の「文藝春秋」が100万部超え、歴代2位に”. Sponichi Annex (2015年8月10日). 2015年8月10日閲覧。
  23. ^ ピース又吉、お笑いと作家「両方必要」”. ORICON STYLE (2015年8月21日). 2015年8月21日閲覧。
  24. ^ “ピース又吉、母校にサッカーユニ寄贈 芥川賞の賞金100万円で :”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2015年10月16日). https://web.archive.org/web/20151017103840/http://www.hochi.co.jp/entertainment/20151016-OHT1T50229.html 2015年10月17日閲覧。 
  25. ^ “又吉直樹『火花』台湾で発売へ 初版は異例の2万部”. ORICON STYLE. (2016年5月27日). https://www.oricon.co.jp/news/2072373/full/ 2016年5月27日閲覧。 
  26. ^ “又吉さん「文学・お笑い通じわかり合える」 上海で講演”. 朝日新聞デジタル. (2017年6月14日). https://www.asahi.com/articles/ASK6F6CZDK6FUHBI02F.html 
  27. ^ 又吉直樹『火花』文藝春秋2015年、57-59頁。
  28. ^ 喜味こいし戸田学編『いとしこいし漫才の世界』岩波書店2004年
  29. ^ 編集部「パクリかオマージュか? 『火花』が“拝借”した大物漫才師のネタ部分」『サイゾー』15巻10号、サイゾー、2015年10月1日、14頁。
  30. ^ a b c d 編集部「パクリかオマージュか? 『火花』が“拝借”した大物漫才師のネタ部分」『サイゾー』15巻10号、サイゾー、2015年10月1日、14頁。
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  50. ^ “又吉直樹『火花』が漫画化 『鈴木先生』武富健治氏が担当”. ORICON NEWS. (2016年11月21日). https://www.oricon.co.jp/news/2081698/full/ 2017年2月15日閲覧。 
  51. ^ 後回しにしているようで気になっていたんですね。”. コミックナタリー. Natasha. 2022年8月20日閲覧。
  52. ^ 堤真一が朗読で『火花』CD化 又吉「いい声ですね」”. ORICON STYLE (2015年10月6日). 2015年10月6日閲覧。

関連項目

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関連文献

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外部リンク

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