湯江駅
長崎県諫早市高来町三部壱にある九州旅客鉄道の駅
湯江駅(ゆええき)は、長崎県諫早市高来町三部壱にある、九州旅客鉄道(JR九州)長崎本線の駅である。長崎方面からの普通列車は一部が当駅で折返し、鳥栖方面は上下9本(うち2本は小長井駅までの運行であり、佐賀県との県境を越えるのは上下7本のみ)のみの運行となる。このため、5時間以上運転されない時間帯がある。
湯江駅 | |
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駅舎(2008年4月) | |
ゆえ Yue | |
◄長里 (2.9 km) (3.3 km) 小江► | |
所在地 | 長崎県諫早市高来町三部壱286 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■長崎本線 |
キロ程 | 87.6 km(鳥栖起点) |
電報略号 | ユエ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
236人/日(降車客含まず) -2016年- |
開業年月日 | 1934年(昭和9年)3月24日[2] |
備考 | 無人駅[1](自動券売機 有) |
旧・高来町の代表駅である。
歴史
編集- 1934年(昭和9年)3月24日:鉄道省の駅として開設[2]。先に島原鉄道に同名駅があったが、鉄道省が島鉄湯江駅と改称させた[3]。
- 1972年(昭和47年)2月10日:貨物取扱廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]
- 1985年(昭和60年)1月20日:無人駅化[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR九州に移管[2]。
- 1992年(平成4年) 7月15日:この日以降、特急「かもめ」は全列車通過となる。
- 2007年(平成18年)7月1日:臨時特急「かもめ70周年記念号」上り列車が当駅に停車。
- 2022年(令和4年)9月23日:当駅を含め、肥前浜駅 - 長崎駅間が非電化となる。
駅構造
編集駅舎に接して単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線を有する地上駅。ホームは跨線橋で連絡している。1線スルーでは無い。
駅舎は国道側では無く北側にある。以前は事務室部分にヤマト運輸の営業所が入っており、過去には乗車券の販売を行っていたこともある[5](現在は近隣に移転)。無人駅であるが、自動券売機が設置されている。
のりば
編集のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | ■長崎本線 | 上り | 多良・江北・佐賀・鳥栖方面 | 一部は3番のりばから発車 |
2・3 | 下り | 諫早・浦上・長崎方面 |
利用状況
編集- 2016年度の1日平均乗車人員は236人である[6]。
- 2017年度分から非公表。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2000 | 331 |
2001 | 314 |
2002 | 304 |
2003 | 296 |
2004 | 309 |
2005 | 306 |
2006 | 288 |
2007 | 292 |
2008 | 302 |
2009 | 295 |
2010 | 293 |
2011 | 298 |
2012 | 276 |
2013 | 258 |
2014 | 253 |
2015 | 258 |
2016 | 236 |
駅周辺
編集隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 27号 長崎駅・佐世保駅・大村駅ほか75駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年2月17日、22頁。
- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、715頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『島原鉄道100年史』島原鉄道、2008年、116頁
- ^ “通報”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 1. (1985年1月17日)
- ^ 「利用者に迷惑かけず駅舎の清掃もOK!! 一石二鳥の無人駅管理 JR長崎支店 ヤマト運輸に貸し出し公表」『交通新聞』交通新聞社、1989年6月3日、2面。
- ^ 長崎県統計年鑑 、2020年9月5日閲覧
関連項目
編集外部リンク
編集- 湯江駅(駅情報) - 九州旅客鉄道