渡邊海
渡邊 海(わたなべ かい、2002年10月26日 - )は、日本のプロボクサー。東京都立川市出身[1]。ライオンズボクシングジム所属。現WBOアジア太平洋スーパーフェザー級王者。第6代日本スーパーフェザー級ユース王者。
人物
編集来歴
編集2021年4月21日のプロデビュー戦は判定勝ち[4]。同年12月19日に後楽園ホールで行われた「東日本新人王決勝」にて吉田諒相手に1回10秒TKO勝ちで東日本フェザー級新人王とMVP獲得[5][6]。
そして2022年2月6日、2021年東日本フェザー級新人王として西軍代表岩下千紘を相手に3回ダウンを喫するも、後半盛り返して4回1-0(38-37、38-38×2)のドローながら優勢点で全日本新人王獲得[7]。
2023年3月19日、石川県の内灘町総合体育館で英洸貴と日本ユース・フェザー級タイトルマッチ8回戦を行い、8回1-2(75-76×2、77-74)の判定負けを喫した[8]。
2023年11月27日、後楽園ホールで2022年全日本スーパーフェザー級新人王の大谷新星と日本スーパーフェザー級ユース王座決定戦を行い、8回2-0(76-76、77-75×2)の判定勝ちを収め日本ユース王座獲得に成功、2021年と2022年の全日本新人王同士の対決は2021年全日本新人王の渡邊が制する形となった。
2024年3月8日、後楽園ホールで大畑俊平と日本ユーススーパーフェザー級タイトルマッチを行い、8回2-0(77-75×2、76-76)の判定勝ちを収め初防衛に成功した。
2024年8月22日、後楽園ホールでWBOアジア太平洋スーパーフェザー級2位の鈴木稔弘とWBOアジア太平洋同級王座決定戦を行い、左フックで初回1分29秒TKO勝ちを収め、王座獲得に成功した[9]。
戦績
編集- アマチュアボクシング:22戦 16勝 6敗
- プロボクシング:15戦 13勝 (7KO) 1敗 1分
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2021年4月21日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | 佐藤光(北海道畠山) | 日本 | プロデビュー戦 |
2 | 2021年6月5日 | ☆ | 1R 1:16 | TKO | 服部壮志(スパイダー根本) | 日本 | |
3 | 2021年7月17日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | 柿元蓮(ワタナベ) | 日本 | |
4 | 2021年9月27日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | 廣瀬祐也(協栄新宿) | 日本 | |
5 | 2021年11月3日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | 布崎清治(本多) | 日本 | |
6 | 2021年12月19日 | ☆ | 1R 0:10 | TKO | 吉田諒(ワールドS) | 日本 | 2021年度東日本フェザー級新人王決勝戦 |
7 | 2022年2月6日 | △ | 4R | 判定1-0 | 岩下千紘(駿河男児) | 日本 | 2021年度全日本フェザー級新人王決定戦 |
8 | 2022年4月26日 | ☆ | 1R 0:33 | TKO | 石田凌太(角海老宝石) | 日本 | |
9 | 2022年8月30日 | ☆ | 4R 1:07 | TKO | デッチャディーン・ソーンシリスパーティン | タイ | |
10 | 2022年12月31日 | ☆ | 2R 1:54 | TKO | 中井龍(角海老宝石) | 日本 | |
11 | 2023年3月19日 | ★ | 8R | 判定1-2 | 英洸貴(カシミ) | 日本 | 日本フェザー級ユース王座決定戦 |
12 | 2023年7月8日 | ☆ | 1R 1:01 | KO | ジョン・ジョン・エストラーダ | フィリピン | |
13 | 2023年11月27日 | ☆ | 8R | 判定2-0 | 大谷新星(真正) | 日本 | 日本スーパーフェザー級ユース王座決定戦 |
14 | 2024年3月8日 | ☆ | 8R | 判定2-0 | 大畑俊平(駿河男児) | 日本 | 日本ユース防衛1 |
15 | 2024年8月22日 | ☆ | 1R 1:29 | TKO | 鈴木稔弘(志成) | 日本 | WBOアジア太平洋スーパーフェザー級王座決定戦 |
テンプレート |
獲得タイトル
編集- 全日本フェザー級新人王
- 日本スーパーフェザー級ユース王座(防衛1)
- WBOアジア太平洋スーパーフェザー級王座(防衛0)
脚注
編集- ^ Boxingtimeline 渡邊 海 Boxingtimeline
- ^ 渡辺海が父の果たせなかった東日本新人王獲得宣言 「倒したい」 スポーツ報知 2021年12月18日
- ^ チケットを300枚売る4回戦ボクサー ボクシングモバイル 2021年6月30日
- ^ 2021年4月試合結果 日本ボクシングコミッション
- ^ 東日本新人王決勝 “最もチケットを売る4回戦”渡邊海が10秒TKOでMVP Boxing News(ボクシングニュース) 2021年12月19日
- ^ 渡辺海が歴代2位10秒TKOで新人王「全日本も、もっと早く倒せたら」 日刊スポーツ 2021年12月19日
- ^ 第68回全日本新人王決定戦 MVPは3連続KO勝ちの関根幸太朗、技能賞に坂間叶夢、敢闘賞は李鎮宇 Boxing News(ボクシングニュース) 2022年2月6日
- ^ [https://boxingnews.jp/news/97642/ |title= 英洸貴が無敗ホープ退け日本ユース・フェザー級王座V2 渡邊海はダウン奪うも初黒星 Boxing News(ボクシングニュース) 2023年3月19日
- ^ 衝撃の初回KO決着! 渡邊海が鈴木稔弘を倒しWBO-AP・S・フェザー級王座に Boxing News(ボクシングニュース) 2024年8月23日
関連項目
編集外部リンク
編集- ライオンズボクシングジム 株式会社渡辺組
- 渡邊海 (@_kai.1026_) - Instagram
- 渡邊海の戦績 - BoxRec