渋谷物語
『渋谷物語』(しぶやものがたり)は、2005年3月に公開されたヤクザ映画。 戦後の渋谷で暴力団の結成から解散までを中心に繰り広げた実録、安藤昇の生涯を描く。
渋谷物語 | |
---|---|
監督 | 梶間俊一 |
脚本 | 石松愛弘、田部俊行 |
原作 | 安藤昇『激動』双葉社 |
製作 | 黒澤満 |
出演者 | 村上弘明、南野陽子、遠野凪子、安藤昇(特別出演) |
撮影 | 池田健策 |
編集 | 大畑英亮 |
製作会社 | 東映東京撮影所 |
配給 | 東映ビデオ |
公開 | 2005年3月5日 |
上映時間 | 122分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
概要
編集戦後日本の裏社会を駆け抜けた男・安藤昇の若き日の姿を本人による原作『激動』を基に描いた実録ドラマ。国のために一度は捨てた命を、終戦直後から奇跡の復興の経済成長の時代へと突入する昭和30年代までを「弱者を排斥する巨悪に対する怒り」をもって立ち向かった男の生き方を描いている。
ストーリー
編集この節の加筆が望まれています。 |
1945年、特攻隊の生き残りとして復員して来た安藤昇は、新宿の闇市でかつての仲間たちと再会、命知らずの抗争を繰り広げ、やがて渋谷に進出。界隈を仕切るヤクザを次々に撤退、1952年、青山通りに“渋谷興業”を開く。1956年には大芸能イベント“歌う桜祭り”を成功させ、全国にその名を轟かせる。そんな中、安藤は暴利を貪る卑劣極まりない財界人・中井秀麿とそのバックに君臨する天野政道の存在を知り天誅を下すべく戦いを挑むが・・・