済州 (敷設艇)
艦歴
編集1942年(昭和17年)4月25日、日立桜島造船所にて竣工。
佐世保鎮守府籍、鎮海警備府部隊に編入され、対馬海峡での哨戒、護衛等に従事。
1944年(昭和19年)6月15日、第4海上護衛隊に編入、船団護衛に従事。7月12日、横須賀鎮守府部隊に編入、同方面の機雷敷設や父島方面への船団護衛に従事。12月11日、佐世保鎮守府部隊へ編入、以降、佐世保を基地に同方面で船団護衛に従事し終戦を迎える。
1945年(昭和20年)10月22日、除籍され復員輸送艦となる。1947年(昭和22年)10月3日、青島にて中国へ引き渡し、「永靖」と改名された。引渡後米軍式装備に改装、7.62cm砲1門、40mm機関砲3挺、20mm機関砲5挺となる。1960年5月1日除籍。
脚注
編集参考文献
編集- 雑誌「丸」編集部『写真 日本の軍艦 第14巻 小艦艇Ⅱ』光人社、1990年。 ISBN 4-7698-0464-4
- 防衛庁防衛研修所戦史室『戦史叢書 海軍軍戦備<1> 昭和十六年十一月まで』朝雲新聞社、1969年。