清里町駅
北海道斜里郡清里町にある北海道旅客鉄道の駅
清里町駅(きよさとちょうえき)は、北海道斜里郡清里町水元町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)釧網本線の駅である。駅番号はB69。事務管理コードは▲111614[3]。
清里町駅 | |
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駅舎(2018年5月) | |
きよさとちょう Kiyosatochō | |
◄B68 札弦 (7.8 km) (7.3 km) 中斜里 B71► | |
所在地 | 北海道斜里郡清里町水元町 |
駅番号 | ○B69 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■釧網本線 |
キロ程 | 117.0 km(東釧路起点) |
電報略号 | キサ[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
96人/日 -2014年- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)11月14日[2] |
備考 | 無人駅 |
歴史
編集- 1929年(昭和4年)11月14日:国有鉄道の上斜里駅(かみしゃりえき)として開業[4][5]。一般駅[2]。
- 1956年(昭和31年)4月10日:前年8月1日の上斜里村の清里町への改名・町制施行を受け清里町駅に改称[4][5]。
- 1965年(昭和40年)8月1日:駅舎改築[6]。
- 1968年(昭和43年)9月30日:跨線橋新設[6]。
- 1983年(昭和58年)5月20日:貨物取扱い廃止[7]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物取扱い廃止[8]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:駅員配置終了[9]。簡易委託化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承[2]。
- 1990年(平成2年)4月16日:簡易委託先をキヨスクに変更[10]。
- 1993年(平成5年)1月1日:キヨスク閉店により無人化。簡易委託先を駅前の商店に変更[10]。
- 1996年(平成8年)3月:簡易委託廃止[10]、完全無人化。
駅名の由来
編集→「清里町 § 町名の由来」も参照
旧駅名、現駅名ともに所在自治体名より。現駅名は改名時点ですでに存在した小海線の清里駅と区別の為「清里町」としている[11][5]。
駅構造
編集相対式ホーム2面2線をもつ地上駅で、2番のりばとは跨線橋で連絡する。かつては副本線および貨物ホームを有していた[12]。知床斜里駅管理の無人駅である。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■釧網本線 | 下り | 釧路方面 |
2 | 上り | 網走・北見方面 |
-
待合室
かつての窓口は壁で塞がれている(2009年5月) -
ホーム(2018年5月)
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跨線橋(2018年5月)
-
駅名標(2018年5月)
利用状況
編集乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書き1日平均欄に示す。なお「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
年度 | 乗車人員 | 出典 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|
年間 | 1日平均 | JR調査 | |||
1960年(昭和35年) | 170,874 | (468.1) | [6] | ||
1965年(昭和40年) | 199,116 | (545.5) | |||
1970年(昭和45年) | 149,169 | (408.7) | |||
1975年(昭和50年) | 157,002 | (429.0) | |||
1978年(昭和53年) | 425 | [13] | |||
2011年(平成23年) | (47) | [14] | 1日平均乗降人員94人 | ||
2012年(平成24年) | (44) | 1日平均乗降人員88人 | |||
2013年(平成25年) | (44) | 1日平均乗降人員88人 | |||
2014年(平成26年) | (48) | 1日平均乗降人員96人 | |||
2016年(平成28年) | 50.6 | [JR北 1] | |||
2017年(平成29年) | 46.6 | [JR北 2] | |||
2018年(平成30年) | 42.8 | [JR北 3] | |||
2019年(令和元年) | 40.4 | [JR北 4] | |||
2020年(令和 | 2年)39.6 | [JR北 5] | |||
2021年(令和 | 3年)39.4 | [JR北 6] | |||
2022年(令和 | 4年)35.4 | [JR北 7] | |||
2023年(令和 | 5年)38.2 | [JR北 8] |
駅周辺
編集清里町の中心駅。駅前は閑散としているが、北海道道1115号沿いを中心に施設が揃い、観光案内所も駅前通りである北海道道857号・北海道道946号と北海道道1115号の交差点付近に位置する。駅横には日本通運清里営業所があり、鉄道コンテナが積まれるなど貨物取扱駅の面影が残っている。
隣の駅
編集脚注
編集出典
編集- ^ 宮脇俊三、原田勝正 著、二見康生 編『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、149頁。ISBN 4-09-395401-1。
- ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、925頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、246頁。doi:10.11501/1873236 。2023年4月2日閲覧。
- ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、164頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ a b c d 宮脇俊三、原田勝正 著、二見康生 編『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、138頁。ISBN 4-09-395401-1。
- ^ a b c 清里町史編纂委員会 編『清里町史』清里町、1978年8月、423-424頁。doi:10.11501/9570053 。2022年6月14日閲覧。
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 112
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 113
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 117
- ^ a b c 『清里町百年史』 p. 594
- ^ “線路 町村合併に由来する駅名”. 北海道新聞. (1980年3月30日)
- ^ 『北海道 釧網本線』 p. 82
- ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、914頁。doi:10.11501/12065814 。
- ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2020年9月24日閲覧
- ^ 下り順に記載。路線は札弦駅方の東釧路駅が起点。
JR北海道
編集- ^ 「釧網線(東釧路・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)』、北海道旅客鉄道、2017年12月8日。オリジナルの2017年12月9日時点におけるアーカイブ 。2017年12月10日閲覧。
- ^ 「釧網線(東釧路・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道株式会社、3頁、2018年7月2日。オリジナルの2018年8月19日時点におけるアーカイブ 。2018年8月19日閲覧。
- ^ “釧網線(東釧路・網走間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
- ^ “釧網線(東釧路・網走間)” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月2日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2023年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道 (2024年). 2024年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月9日閲覧。
参考文献
編集- 清里町百年史編纂委員会『清里町百年史』
- グループ169.1『北海道 釧網本線』(1999年)
- 北海道旅客鉄道釧路支社『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』(2001年)
関連項目
編集外部リンク
編集- 清里町|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company