清原王(きよはらおう、生没年不詳)は、奈良時代皇族。名は浄原王とも記される。一品長皇子の孫。刑部卿長田王の子。官位従五位上右大舎人頭

経歴

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天平神護2年(766年従五位下に直叙される。称徳朝にて何らかの理由で罰せられたらしく、位階を剥奪される(神護景雲3年(769年乙訓王に代わって、その前任の奈貴王正親正に再任された[1]頃であった可能性がある)。

光仁朝に入り、宝亀2年(771年)乙訓王ともども罪を赦されて清原王は本位の従五位下に復し、翌宝亀3年(772年大膳亮に任ぜられる。宝亀9年(778年大炊頭を経て、宝亀10年(779年)6月に少納言に補せられるが、早くも同年9月には越後守として地方官に転じる。

桓武天皇即位した天応元年(781年)に従五位上に叙せられ、延暦4年(785年右大舎人頭に任ぜられ京官に復している。

官歴

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続日本紀』による。

系譜

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脚注

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  1. ^ 『続日本紀』神護景雲3年10月10日条
  2. ^ 『本朝皇胤紹運録』
  3. ^ 『公卿補任』

参考文献

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