海のふた
『海のふた』(うみのふた)は、よしもとばななの小説。2003年11月から2004年5月まで、読売新聞に連載された。よしもとにとっては、初の新聞連載小説となる[1]。2004年にロッキング・オンから単行本が刊行され、2006年6月25日に中公文庫版が出版された。
海のふた | ||
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著者 | よしもとばなな | |
イラスト | 名嘉睦稔 | |
発行日 | 2004年6月24日 | |
発行元 | ロッキング・オン | |
ジャンル | 小説 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | 四六判 | |
ページ数 | 187 | |
公式サイト | 海のふた ro69 | |
コード |
ISBN 978-4860520373 ISBN 978-4122046979(文庫判) | |
ウィキポータル 文学 | ||
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あらすじ
編集都会での仕事が合わないと感じたまりは、ふるさとの西伊豆で、夢だった大好きなかき氷とエスプレッソの店を始める。大切な祖母を亡くしたばかりのはじめと共に。
映画
編集海のふた | |
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監督 | 豊島圭介 |
脚本 | 黒沢久子 |
原作 | よしもとばなな |
製作 |
川城和実 小林栄太朗 |
出演者 |
菊池亜希子 三根梓 小林ユウキチ 天衣織女 鈴木慶一 |
主題歌 | 蘭華「はじまり色」 |
製作会社 | スローラーナー |
配給 | ファントム・フィルム |
公開 | 2015年7月18日 |
上映時間 | 84分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
2015年7月18日に関東地方で公開された[2]。監督は豊島圭介。初日には、新宿武蔵野館で豊島監督、菊池亜希子、三根梓による舞台挨拶が行われた。
キャスト
編集スタッフ
編集- 原作 - よしもとばなな
- 監督 - 豊島圭介
- 脚本 - 黒沢久子
- 主題歌 - 蘭華「はじまり色」(avex trax AVCD-83309。2015年7月22日発売。MV。)
- 挿入歌 - 原マスミ「海のふた」
- 配給・宣伝 - ファントム・フィルム
- 制作プロダクション - スローラーナー
- 製作 - 「海のふた」製作委員会(バンダイビジュアル、テンカラット、ファントム・フィルム、アサツー ディ・ケイ)
- ロケ地 - 静岡県伊豆市土肥温泉
主題歌
編集エンディングに使われている主題歌「はじまり色」はシンガーソングライターの蘭華が、映画化に当たって作詞、作曲、歌唱を担当した。豊島圭介監督から浮遊感を出すように注文があり、脚本を読んだり、ロケ地の土肥温泉を訪問してイメージを膨らませて先に曲を作った[3]。詩が浮かんだのは映画に登場するかき氷を監修した神奈川県藤沢市の「埜庵」のふわふわしたかき氷を実際に食べた時であった。ファルセットを生かした透明感のある歌声とあわせて、映画のイメージに合う主題歌となった。
DVD
編集脚注・出典
編集- ^ “菊池亜希子が手づくりかき氷で人々を癒す よしもとばなな原作「海のふた」予告公開”. 映画.com (2015年4月22日). 2015年4月24日閲覧。
- ^ “菊池亜希子がかき氷店の店主に、女たちのひと夏の交流を映した予告編届く”. 映画ナタリー (2015年4月22日). 2015年4月24日閲覧。
- ^ 「主題歌はかき氷の味と色」『西日本新聞』2015年8月4日夕刊p3、西日本新聞社、福岡。