浅利太門
浅利 太門(あさり たもん、2002年9月6日 - )は、大阪府大阪市[1]出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。北海道日本ハムファイターズ所属。
北海道日本ハムファイターズ #35 | |
---|---|
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 大阪府大阪市 |
生年月日 | 2002年9月6日(22歳) |
身長 体重 |
186 cm 88 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2024年 ドラフト3位 |
年俸 | 1000万円(2025年) |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
この表について
|
経歴
編集プロ入り前
編集大阪市立堀江小学校1年生のときに『西ファイターズ』で野球を始め[1]、6年夏には大阪選抜として世界大会に出場した[2]。大阪市立堀江中学校では『大淀ボーイズ』で2年夏までプレー。その後は同校の軟式野球部に在籍した[3]。
興國高校では1年夏に部員125名という激しい競争を勝ち抜いて背番号11でベンチ入りし[4]、南大阪大会で全2試合に登板[4][5]。2年夏は大阪大会1回戦で上田大河擁する大商大高校に敗れたが、浅利は4回無失点に抑えた[6]。主将[3]兼エースとして臨んだ2年秋は府予選3回戦敗退[1]。3年夏は新型コロナウイルスの影響で甲子園大会およびその出場権を懸けた地方大会が中止となり、独自代替大会[7](大阪)では準々決勝で敗れた[8]。甲子園出場経験はなし[2]。
明治大学ではリーグ戦デビューが3年春と遅咲きであったが[9]、3年秋はリリーフとして12回1/3を投げて防御率1.46の好成績[10]。4年春は調子が上がらなかったが、4年秋は150km/hを連発と調子を上げた[11][12]。
2024年10月24日に開催されたドラフト会議にて、北海道日本ハムファイターズから3位指名を受けた[13]。11月28日には契約金6000万円・年俸1000万円(いずれも金額は推定)で仮契約を締結[14]。12月8日に新入団会見が行われ、背番号は35と発表された[15]。
選手としての特徴
編集真上から振り下ろす[16]伸びのあるストレートが最大の武器[17]。最速は154km/h、回転数は神宮球場のトラックマンで2500rpm台中盤〜2600rpmを計測している[9]。
人物
編集岩崎峻典とは中学時代からの友人であり[1]、岩崎も2024年度ドラフト会議で指名(ソフトバンク6位)を受けている[18]。
詳細情報
編集背番号
編集- 35(2025年 - )
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d “興国復活の鍵握る浅利、戦国大阪で打倒2強を狙う”. 日刊スポーツ (2020年1月9日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ a b “【ドラフト会議】日本ハムは3位で明大の153キロ右腕・浅利太門を指名 救援タイプ”. Sponichi Annex (2024年10月24日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ a b “浅利太門(明大・投手)ストレート勝負の醍醐味「1位での競合を目指している」”. 週刊ベースボールONLINE (2023年10月27日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ a b “【南大阪】興国 1年生バッテリーが救った 9回ピンチで登板”. Sponichi Annex (2018年7月9日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ “南大阪大会 7月15日のスコア”. 日刊スポーツ. 2024年11月2日閲覧。
- ^ “【大阪】興国の3番に1年生で抜てき 台湾人留学生・尤彦晟3三振で涙”. Sponichi Annex (2019年7月11日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ “「活躍の場与えたい」大阪府高野連、代替大会開催の理由を説明”. 産経新聞 (2020年6月6日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ “【硬式野球部 令和2年大阪府高等学校野球大会 準々決勝】”. 興國高等学校 (2020年8月11日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ a b “【日本ハム】ドラ3浅利太門「大事な場面を任せていただける投手に」発展途上もプロで飛躍だ”. 日刊スポーツ (2024年11月1日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ “明大154キロ右腕浅利太門、目標は「やっぱりプロに行きたい」エースナンバー「11」に意欲”. 日刊スポーツ (2023年12月21日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ “明大のドラフト候補、浅利152キロも消化不良「ラストシーズンなので悔いの残らないよう頑張る」”. Sponichi Annex (2024年9月29日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ “ドラフト候補、明大・浅利太門が150キロ連発!6奪三振の力投「明日も頑張ります」”. Sponichi Annex (2024年10月20日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ a b “【ドラフト】日本ハム3位明大・浅利太門「バット折ってやりたい」楽天1位宗山との対戦意気込み”. 日刊スポーツ (2024年10月24日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ “【日本ハム】ドラフト3位の明大・浅利太門投手が仮契約「先発もリリーフもできる選手になりたい」”. スポーツ報知 (2024年11月29日). 2024年12月8日閲覧。
- ^ “【日本ハム】ドラ1柴田獅子は“1の系譜”31 新入団会見で発表 ドラ5早大・山県秀は54”. 日刊スポーツ (2024年12月8日). 2024年12月8日閲覧。
- ^ a b “【大学野球】“無双状態”の明大・浅利太門 来秋ドラフトの中心となる可能性を秘めた右腕”. 週刊ベースボールONLINE (2023年10月16日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ “【日本ハム】ドラ3の明大・浅利太門は潜在能力にあふれた大器 大渕スカウト部長「旬は2年後」先発の可能性も”. スポーツ報知 (2024年11月1日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ “明大・宗山塁は楽天、関大・金丸夢斗は中日が交渉権 12球団の大学生指名選手一覧”. 4years. (2024年10月24日). 2024年11月2日閲覧。