洗足駅

東京都目黒区洗足にある東急電鉄の駅

洗足駅(せんぞくえき)は、東京都目黒区洗足二丁目にある、東急電鉄目黒線である。駅番号MG05。東急目黒線では唯一、目黒区に所在する駅である。

洗足駅
駅舎(2012年7月16日)
せんぞく
Senzoku
MG04 西小山 (0.7 km)
(1.0 km) 大岡山 MG06
地図
所在地 東京都目黒区洗足二丁目21-1
北緯35度36分37.5秒 東経139度41分39.7秒 / 北緯35.610417度 東経139.694361度 / 35.610417; 139.694361座標: 北緯35度36分37.5秒 東経139度41分39.7秒 / 北緯35.610417度 東経139.694361度 / 35.610417; 139.694361
駅番号 MG05
所属事業者 東急電鉄
所属路線 目黒線
キロ程 3.3 km(目黒起点)
駅構造 地下駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[東急 1]13,969人/日
-2023年-
開業年月日 1923年大正12年)3月11日[1]
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改札口(2012年7月)
改札口(2012年7月)
ホーム(2008年8月20日)
ホーム(2008年8月20日)

歴史

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1936年頃の洗足駅(撮影:石川光陽

駅名の由来

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元々は「碑文谷駅」(東横線の現・学芸大学駅の旧名称でもあったが、同駅とは無関係)として計画されたものの、この地が開業前より田園都市株式会社が分譲した「洗足田園都市」という分譲地だったことが駅名になった直接の由来である。「洗足」は洗足池の伝説に因んだもの。

池上線洗足池駅と駅名が似ているのは、開業当時は目黒線は目黒蒲田電鉄、池上線が池上電気鉄道で同業他社だった名残からである。

駅構造

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深さ約7.0 m[2]相対式ホーム2面2線を有する地下駅

駅舎にはドトールコーヒークリーニング店東急ストアが入居している。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1   目黒線 下り 大岡山日吉新横浜二俣川方面[7]
2 上り 目黒赤羽岩淵浦和美園西高島平方面[8]

利用状況

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2023年度の1日平均乗降人員13,969人である[東急 1]

近年の1日平均乗降乗車人員の推移は下記の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[9]
年度 1日平均
乗降人員[10]
1日平均
乗車人員[11]
出典
1990年(平成02年) 7,255 [* 1]
1991年(平成03年) 8,164 [* 2]
1992年(平成04年) 8,038 [* 3]
1993年(平成05年) 8,227 [* 4]
1994年(平成06年) 7,647 [* 5]
1995年(平成07年) 7,437 [* 6]
1996年(平成08年) 7,332 [* 7]
1997年(平成09年) 7,449 [* 8]
1998年(平成10年) 7,142 [* 9]
1999年(平成11年) 6,954 [* 10]
2000年(平成12年) 7,326 [* 11]
2001年(平成13年) 7,811 [* 12]
2002年(平成14年) 15,355 7,888 [* 13]
2003年(平成15年) 15,389 7,888 [* 14]
2004年(平成16年) 15,337 7,877 [* 15]
2005年(平成17年) 15,135 7,771 [* 16]
2006年(平成18年) 15,007 7,710 [* 17]
2007年(平成19年) 14,891 7,642 [* 18]
2008年(平成20年) 14,653 7,488 [* 19]
2009年(平成21年) 14,287 7,266 [* 20]
2010年(平成22年) 14,085 7,145 [* 21]
2011年(平成23年) 14,165 7,189 [* 22]
2012年(平成24年) 14,311 7,263 [* 23]
2013年(平成25年) 14,481 7,321 [* 24]
2014年(平成26年) 14,499 7,312 [* 25]
2015年(平成27年) 14,630 7,380 [* 26]
2016年(平成28年) 14,863 7,485 [* 27]
2017年(平成29年) 14,903 7,501 [* 28]
2018年(平成30年) 15,146 7,605 [* 29]
2019年(令和元年) 14,898 7,475 [* 30]
2020年(令和02年) 10,905
2021年(令和03年) 12,238
2022年(令和04年) [東急 2]13,239
2023年(令和05年) [東急 1]13,969

駅周辺

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バス路線

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ともに東急バスの路線が発着。

その他

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駅に飾られる『僕ヤバ』京太郎風のるるん
  • 冒頭で述べた通り、当駅は東急目黒線の駅で唯一、目黒区に所在する[注釈 1]。「目黒線」を名乗っているが、同区を走行する区間はごく僅かである。当路線は比較的都内でも区境の入り組む地域を走行しており、駅周辺は品川区大田区に挟まれている。なお、当駅を含む西小山駅 - 田園調布駅間は 1駅毎に所在区が変わる[注釈 2][注釈 3]
  • 駅名が類似する池上線洗足池駅は当駅から南南西の方向へ約1km離れた所にある。花見の時期には改札に注意書きが掲示される。
  • 2006年7月2日に完成した不動前駅から当駅までの地下化に伴い洗足架道橋が解体され、その部分は車両の通行ができなくなった。代替施設として歩道橋(洗足弁天橋)やエレベーター、代替道路の設置などが行われた。
  • 1993年に当時の皇太子徳仁親王小和田雅子(現在の天皇と皇后)の結婚報道がされた時期、雅子の実家が当駅に近いことから、当駅の入場券が人気を博した時があった。また近隣の商店街は「プリンセス通り」と呼ばれた。
  • 桜井のりおの漫画「僕の心のヤバいやつ」で洗足駅の改札口やホームなどが描写された場面が多くある。

隣の駅

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東急電鉄
  目黒線
急行
通過
各駅停車
西小山駅 (MG04) - 洗足駅 (MG05) - 大岡山駅 (MG06)

脚注

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注釈

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  1. ^ 両隣は西小山駅品川区)及び大岡山駅大田区)。なお、後者の駅名は目黒区の地名から採られていてホームも同区に跨るが、正式な所在地は大田区側である。
  2. ^ 西小山駅(品川区) - 当駅 - 大岡山駅(大田区) - 奥沢駅世田谷区) - 田園調布駅(大田区)
  3. ^ 目黒駅 - 西小山駅間は品川区に所在するが、目黒区に近い地域をほぼ区境に沿って走行している。

出典

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  1. ^ a b 東急の駅、p.89。
  2. ^ a b c 50年史、pp.1004-1006。
  3. ^ a b c 広田穣(東京急行電鉄交通事業本部工務部土木課)「進む東急の立体交差工事」『鉄道ピクトリアルアーカイブセレクション40 東京急行電鉄1970』、電気車研究会、2018年10月10日、40 - 44頁、ISSN 0040-4047 
  4. ^ 50年史、p.1222。
  5. ^ 目蒲線の運行系統変更による線名変更などを実施 平成12年8月6日(日)から』(PDF)(プレスリリース)東京急行電鉄、2000年3月28日。オリジナルの2019年10月29日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20191029104951/https://www.tokyu.co.jp/file/000328.pdf2020年5月1日閲覧 
  6. ^ 8月6日(日)から運行開始の目黒線と東急多摩川線のダイヤを決定 併せて東横線、池上線のダイヤも改正』(PDF)(プレスリリース)東京急行電鉄、2000年7月14日。オリジナルの2015年4月14日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20150414174636/http://www.tokyu.co.jp/file/000714.pdf2020年5月1日閲覧 
  7. ^ 目黒線標準時刻表 洗足駅 日吉・新横浜方面”. 東急電鉄. 2023年3月18日閲覧。
  8. ^ 目黒線標準時刻表 洗足駅 目黒方面”. 東急電鉄. 2023年3月18日閲覧。
  9. ^ 区勢要覧 - 目黒区
  10. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  11. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  12. ^ 洗足駅|沿線・駅周辺ガイド”. 東京急行電鉄. 2015年1月23日閲覧。
東急電鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 東急電鉄株式会社. “2023年度乗降人員 |東急電鉄”. 2024年6月8日閲覧。
  2. ^ 東急電鉄株式会社. “2022年度乗降人員 |東急電鉄”. 2023年6月10日閲覧。
東京都統計年鑑

参考文献

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  • 宮田道一『東急の駅 今昔・昭和の面影』JTBパブリッシング、2008年9月1日。ISBN 9784533071669 
  • 『東京急行電鉄50年史』東京急行電鉄株式会社、1973年4月18日。 

関連項目

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外部リンク

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