江陵線KTX
江陵線KTX(カンヌンせんケーティーエックス、朝: 강릉선KTX)は、大韓民国で運行されている韓国高速鉄道(KTX)の運行系統の一つである[1]。
江陵線KTX | |
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概要 | |
現地表記 | 강릉선KTX |
種別 | 高速鉄道 |
系統 | KTX |
起終点 |
幸信駅 江陵駅 東海駅 |
駅数 | 15 |
路線 |
京義線 京釜線 京元線 中央線 京江線 嶺東線 |
運営 | |
開業 | 2017年12月22日 |
運営者 | 韓国鉄道公社 |
路線諸元 | |
路線総延長 |
223.2km ソウル - 江陵 259.9km ソウル - 東海 |
路線数 | 2 |
軌間 | 1,435mm |
電化 |
架空電車線 交流25,000 V |
運行速度 | 250 km/h (160 mph) |
沿革
編集特徴
編集- 中央線西原州駅と嶺東線江陵駅を結ぶ区間は準高速線でKTX運行のため、時速250km/hで運行している。
- 既存の太白線と嶺東線の運行系統は清涼里駅を終始着駅とするが、KTXの運行系統はソウル駅を終始着駅とする。一部のKTXは短縮運行で清涼里駅着発である。
- 2018年平昌冬季オリンピック期間中、KTXは片道51回運行され、当時仁川空港2ターミナル駅から珍富駅まで97分かかった。
- 全区間のうち62.5%の75.5kmがトンネル区間である。そのうち、大関嶺トンネルは長さが21.755kmと大韓民国で2番目に長いトンネルであり、2015年11月30日に開通した。
- 江陵駅を除く5つの歴史旅客案内表紙に森、葉をモチーフに茶色が適用された[2]。
- 平昌冬季オリンピックの時期は仁川国際空港発KTXと連携してオリンピック観光客の輸送手段となった。
- KTXの受益地域を江原道地域に拡張した。2020年には東海市も受益地域に含まれた。
駅一覧
編集路線 | 駅名 | 駅間 距離(km) |
営業 距離(km) |
接続路線 | 所在地 | |||
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日本語 | ハングル | 英語 | ||||||
京義線 | 幸信駅 | 행신 | Haengsin | - | -14.9 | 首都圏電鉄京義・中央線 | 京畿道 | 高陽市 |
京釜線 | ソウル駅 | 서울 | Seoul | 0.0 | 0.0 | 京釜高速線 京釜線 京義線 仁川国際空港鉄道 首都圏電鉄1号線 首都圏電鉄京義・中央線 |
ソウル特別市 | 龍山区 |
中央線 | 清凉里駅 | 청량리 | Cheongnyangni | 15.9 | 15.9 | 京元線 中央線 首都圏電鉄京春線 首都圏電鉄水仁・盆唐線 |
東大門区 | |
上鳳駅 | 상봉 | Sangbong | 4.0 | 19.9 | 首都圏電鉄京義・中央線 首都圈電鉄京春線 |
中浪区 | ||
徳沼駅 | 덕소 | Deokso | 13.2 | 33.1 | 首都圏電鉄京義・中央線 | 京畿道 | 南楊州市 | |
楊平駅 | 양평 | Yangpyeong | 30.7 | 63.8 | 首都圏電鉄京義・中央線 | 楊平郡 | ||
西原州駅 | 서원주 | Seowonju | 38.5 | 102.3 | 中央線 | 江原特別自治道 | 原州市 | |
京江線 | 万鍾駅 | 만종 | Manjong | 5.4 | 107.7 | |||
横城駅 | 횡성 | Hoengseong | 18.3 | 126.0 | 横城郡 | |||
屯内駅 | 둔내 | Dunnae | 20.6 | 146.6 | ||||
平昌駅 | 평창 | Pyeongchang | 20.0 | 166.6 | 平昌郡 | |||
珍富駅 (五台山) |
진부 (대오산) |
Jinbu (Odaesan) |
16.3 | 182.9 | ||||
江陵駅 | 강릉 | Gangneung | 40.3 | 223.2 | 江陵市 | |||
嶺東線 | 正東津駅 | 정동진 | Jeongdongjin | 48.1 | 231.0 | |||
墨湖駅 | 묵호 | Mukho | 22.9 | 253.9 | 東海市 | |||
東海駅 | 동해 | Donghae | 6.0 | 259.9 | 嶺東線 |
脚注
編集- ^ "서울~강원 동해안 1시간대 시대 열린다"《YTN》2015.2.21
- ^ 더 스마트해진 발권기로 KTX 승차권 끊는다 《이데일리》2017.12.14