永井花奈
永井 花奈[1](ながい かな、1997年6月16日 - )は東京都品川区出身の日本の女子プロゴルファーである。所属はServiceNow。
Kana NAGAI | |
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基本情報 | |
名前 | 永井 花奈 |
生年月日 | 1997年6月16日(27歳) |
身長 | 155 cm (5 ft 1 in) |
体重 | 55 kg (121 lb) |
国籍 | 日本 |
出身地 | 東京都品川区 |
経歴 | |
プロ転向 | 2016年=LPGA88期 |
優勝数 | |
日本LPGA | 1 |
成績 | |
初優勝 | 樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント(2017年) |
賞金ランク最高位 | 20位(2017年) |
2019年12月2日現在 |
経歴
編集品川区立立会小学校から品川区立伊藤学園中学校に進み[2]、日出高等学校(現 目黒日本大学高等学校)卒業[1]。
実家は中華料理店経営で[2]、父の影響で6歳からゴルフを始める[3]。
アマチュア時代の主な成績として2012年「ロレックスジュニアゴルフチャンピオンシップ」(12歳~14歳女子の部)優勝[4]、2013年「石川遼カップジュニアゴルフチャンピオンシップ」(12歳~14歳女子の部)優勝[5]、「関東女子ゴルフ選手権」連覇(2013年[6]、2014年[7])等がある。
2014年前期にJGAナショナルチーム入り[8]。同年「日本女子オープンゴルフ選手権競技」にアマチュアとして出場し単独3位となる[9]。
2015年前期と後期にJGAナショナルチーム入り[8]。同年末全米女子プロゴルフ協会(USLPGA)のツアー予選会に出場[10]。
2016年2月USLPGAツアー「ISPSハンダオーストラリアン女子オープン」でプロ初出場[10](47位タイ[11])。4月にはUSLPGA下部のシメトラツアーに参戦した[12][13]。
同年7月日本女子プロゴルフ協会(LPGA)最終プロテストに進出し初挑戦で単独トップ合格[14]、LPGA88期生となる[1]。トップ合格の為翌週の「meijiカップ」(大会名は当時)からLPGAツアーの出場権を与えられた[10]。最終的に同ツアー15試合出場、年間獲得賞金ランキング(賞金ランク)76位[15]。同年ファイナルクォリファイングトーナメントに進出し14位で翌シーズンの同ツアー出場資格を得た[16]。
2017年からデンソー所属[17]。同年10月「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」においてLPGAツアー初優勝[18]。最終的に賞金ランク20位で自身初のシード入り[19]。
おもな戦歴(TOP10)
編集※本項の成績は 永井花奈(日本女子プロゴルフ協会のプロフィール)の年度別大会成績に基づく
- 2016年
- スタンレーレディスゴルフトーナメント 7位タイ
- 2017年
- KKT杯バンテリンレディスオープン 6位タイ
- フジサンケイレディスクラシック 10位タイ
- サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント 5位タイ
- 大東建託・いい部屋ネットレディス 4位
- NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 5位タイ
- CAT Ladies 6位タイ
- ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント 5位タイ
- スタンレーレディスゴルフトーナメント す9位タイ
- 樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 優勝
- 2018年
- ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ 9位タイ
- ヤマハレディースオープン葛城 5位タイ
- KKT杯バンテリンレディスオープン 8位タイ
- サイバーエージェントレディスゴルフトーナメント 3位タイ
- 宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 5位タイ
- ニチレイレディス 6位タイ
- サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント 8位タイ
- 北海道Meijiカップ 10位タイ
- 富士通レディース 6位タイ
- 伊藤園レディスゴルフトーナメント 2位タイ
- 2019年
- スタジオアリス女子オープン 6位タイ
- パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント 3位タイ
- ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 6位タイ
- 資生堂 アネッサ レディスオープン 9位タイ
- ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント 3位タイ
- 2020年
- 大王製紙エリエールレディスオープン 6位タイ
- 2021年
- 明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント 2位(プレーオフ)
- 2022年
- 明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント 6位
- アース・モンダミンカップ5位タイ
- 楽天スーパーレディース 10位タイ
- 住友生命Vitalityレディス東海クラシック 4位タイ
- スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント 2位タイ
- TOTOジャパンクラシック 2位
- 2023年
- 宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 8位タイ
- ニチレイレディス 8位タイ
- 楽天スーパーレディース 7位
契約先
編集脚注
編集- ^ a b c “永井 花奈 プロフィール詳細”. 日本女子プロゴルフ協会. 2019年5月22日閲覧。
- ^ a b “女子ゴルフアマ史上最高 日本女子OP3位永井花奈さんが表敬訪問”. 品川区 (2014年11月21日). 2019年11月4日閲覧。
- ^ “永井花奈 プロフィール”. ゴルフダイジェスト・オンライン. 2019年5月22日閲覧。
- ^ “ロレックスジュニアゴルフチャンピオンシップ2012”. 日本ジュニアゴルフ協会 (2012年5月5日). 2019年5月22日閲覧。
- ^ “石川遼カップジュニア ゴルフ チャンピオンシップ2013年”. 日本ジュニアゴルフ協会 (2013年3月10日). 2019年5月22日閲覧。
- ^ “関東女子ゴルフ選手権2013”. 関東ゴルフ連盟 (2013年5月22日). 2019年5月22日閲覧。
- ^ “関東女子ゴルフ選手権2014”. 関東ゴルフ連盟 (2014年5月21日). 2019年5月22日閲覧。
- ^ a b “永井 花奈選手のプロフィール”. JGA. 2019年8月18日閲覧。
- ^ “【2014】日本女子オープンゴルフ選手権競技”. 日本女子プロゴルフ協会 (2014年10月5日). 2019年5月22日閲覧。
- ^ a b c “永井花奈がトップ合格”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2016年7月29日). 2019年5月22日閲覧。
- ^ “Results |ISPS HANDA WOMEN'S AUSTRALIAN OPEN” (英語). LPGA (2016年2月17日). 2019年8月18日閲覧。
- ^ “#Japan teenager Kana Nagai (Tour debut)” (英語). @ROAD2LPGA. Twitter (2016年4月10日). 2019年5月22日閲覧。
- ^ “KANA NAGAI|Overview” (英語). Symetra Tour. 2019年5月22日閲覧。
- ^ “2016年度 プロテスト合格者 - 永井 花奈”. 日本女子プロゴルフ協会 (2016年7月29日). 2019年5月22日閲覧。
- ^ “永井 花奈 年度別記録2016”. 日本女子プロゴルフ協会. 2019年5月22日閲覧。
- ^ “【2016】ファイナルクォリファイングトーナメント フルリーダーボード”. 日本女子プロゴルフ協会 (2016年12月2日). 2019年5月22日閲覧。
- ^ “プロゴルファー永井花奈選手と所属契約”. デンソー (2017年3月28日). 2019年5月22日閲覧。
- ^ “【2017】樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント”. 日本女子プロゴルフ協会 (2017年10月29日). 2019年5月22日閲覧。
- ^ a b 永井 花奈 プロフィール詳細の生涯成績・記録を参照
- ^ “新しい自分で新時代に優勝を 永井花奈”. ALBA.Net (2019年5月4日). 2019年5月22日閲覧。
- ^ “新しい自分で新時代に優勝を 永井花奈(2ページ目)”. ALBA.Net (2019年5月4日). 2019年5月22日閲覧。
- ^ “ヤマハが永井花奈と用具契約を締結”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2019年2月25日). 2019年5月22日閲覧。
- ^ “永井花奈がMARK&LONAに!3人目となるウェア契約を締結”. ALBA.Net (2019年1月23日). 2019年5月22日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 永井花奈(日本女子プロゴルフ協会のプロフィール)
- 永井花奈|Yamahaゴルフ
- 永井花奈 (@@nagaikana) - X(旧Twitter)
- 永井花奈 (@kana._.0616) - Instagram