水城公園
埼玉県行田市にある総合公園
水城公園(すいじょう こうえん)は、埼玉県行田市にある都市公園(総合公園)[1]。また、同市の町名(行政地名)でもある。
水城公園 | |
---|---|
水城公園 | |
分類 | 都市公園(総合公園) |
所在地 | |
座標 | 北緯36度08分09.1秒 東経139度27分31.7秒 / 北緯36.135861度 東経139.458806度座標: 北緯36度08分09.1秒 東経139度27分31.7秒 / 北緯36.135861度 東経139.458806度 |
面積 | 10.3 ha |
運営者 | 行田市 |
公式サイト | 行田市のサイト |
概要
編集かつての忍城の周辺の外堀跡を整備した公園である。忍城が取り壊された後、外堀は忍沼と呼ばれていたが、北部から次第に埋め立てられ、行田市役所や市立体育館が建設された。2020年(令和2年)現在で水面が残る南端部が1964年(昭和39年)4月[2]、埼玉県内最初の都市計画公園である水城公園として開園した。広さは約10.3haである[3]。
水城公園の前身となる公園として成田公園[4](のち忍公園)が城跡周辺に所在していたが、これは明治政府が1873年(明治6年)に近代化路線の一環として、太政官公布で公園制度を発足させ整備したもので、さいたま市浦和区の調公園(当時は浦和公園偕楽園)に次いで埼玉県内で2番目の公園として、1875年(明治8年)に開園したものであった。当初の計画では、陸上競技場や体育館などを園内に併設する予定であった[5]。
公園南側には忍・行田公民館と図書館があった。図書館は移転し跡地が駐車場となり、2017年(平成29年)に公民館もやや北側に新築移転し、2018年(平成30年)には南側駐車場の拡張工事が行われた。
また、園内の広場には桜が約200本植えられており、桜の名所にもなっている。外堀跡の水面にはホテイアオイの群落がある[6]。
記念碑
編集園内各所に記念碑が設置されている。
アクセス
編集脚注
編集- ^ “意見聴取1 行田都市計画公園の変更(案)(埼玉県決定)” (PDF). 2022年12月17日閲覧。
- ^ “水城公園と四季”. 行田市 (2011年5月11日). 2016年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月8日閲覧。
- ^ 水城公園 - 公益社団法人日本観光振興協会(全国観るなび)、2015年11月8日閲覧。
- ^ “忍公園から本丸球場へ - ぎょうだ歴史系譜105” (PDF). 市報ぎょうだ平成14年(2002年)12月号. 行田市役所. p. 16 (2002年12月1日). 2016年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月8日閲覧。(市報ぎょうだ平成14年(2002年)12月号 - ウェイバックマシン(2021年10月20日アーカイブ分))
- ^ 当初の水城公園整備計画図 (PDF) - 行田市、2022年12月17日閲覧。
- ^ ホテイアオイが池を紫に埋め尽くす!行田市・水城公園の奇跡的な絶景 - ベンチャーリパブリック(Travel.jp)、2015年8月11日、2015年11月8日閲覧。
- ^ “行田市文化財「旧忍町信用組合店舗」水城公園に移築”. 東京新聞 (2018年4月20日). 2018年4月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月1日閲覧。
- ^ “水城公園|埼玉県公式観光サイト ちょこたび埼玉”. 一般社団法人埼玉県物産観光協会. 2022年12月17日閲覧。
関連項目
編集- 埼玉県の観光地
- 道の駅童謡のふる里おおとね - ホテイアオイの群生地
外部リンク
編集