段田男
段田 男(だんだ だん、1967年3月2日 - )は、愛知県みよし市出身の演歌歌手。
段田 男 | |
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出生名 | 深谷 委宏(ふかや ともひろ) |
生誕 | 1967年3月2日(57歳) |
出身地 | 日本・愛知県みよし市 |
ジャンル | 演歌 |
職業 | 演歌歌手、建築業、歌唱指導者 |
活動期間 |
1986年 - 1989年 2011年 2020年 - |
レーベル | 日本コロムビア |
来歴・人物
編集愛知県立東郷高等学校在籍中から地元名古屋のローカル番組に出場し、高校卒業後に作曲家・市川昭介に入門[1]。文化放送のオーディション『決定!全日本歌謡選抜』第9回「全国ヤング選抜スターは君だ!!」の全国大会ファイナリストに選出され、審査員特別賞を受賞[2](ファイナリストには真璃子・森恵らがいた)。週刊明星の公募で20代OLが名付けた「段田男」の芸名で[3]1986年に日本コロムビアよりシングル『玄界灘』でデビュー。日本歌謡大賞、日本有線大賞、横浜音楽祭など13の新人賞を受賞した。またフジテレビ『夕やけニャンニャン』にも準レギュラーとして出演した。
2枚のシングルと1枚のアルバムを発表した後、原因不明の精神・体調不良に見舞われ歌手活動を休業。1989年に所属事務所の社長から解雇を告げられ[1]、芸能界を引退。実家に戻り家業である大工となり、そのかたわらで音声多重DVDカラオケのレコーディングなども行っていた。
大工と並行して2004年に豊田市にて歌謡教室を開講。かつての所属事務所の許諾を得て「段田男歌謡教室」とし、自宅や名古屋市緑区など4ヵ所で後進を育成[1]、プロ歌手2名を輩出した[2]。
また、2007年・2009年・2010年には愛知県安城市の七夕まつりのステージに出演し数曲を披露した。そのほか、本名で地元の高齢者介護施設等で歌を披露している。
2011年9月、東海地区でCMソング歌手として活動する横井則子とのデュエットを含むコラボCDを発売[4]。
2013年9月13日放送の『爆報! THE フライデー』で、引退以来初めてテレビに出演した[5]。
1990年から三好町の消防団に所属。その後消防団長に昇進、2019年3月末退任した。退任記念に自作の応援歌「進め!みよし市消防団」を発表した[3]。
2020年には活動再開を表明し、Youtubeチャンネルを開設。新曲『一通の手紙』のプロモーションビデオを公開した。
ディスコグラフィー
編集シングル
編集- 『玄界灘』(作詞:吉田旺、作曲:市川昭介) - 1986年3月21日
- 『男華』(作詞:吉田旺、作曲:市川昭介) - 1987年2月21日
アルバム
編集- 『男華』 - 1987年3月21日
- 日本コロムビアの受注生産型音楽ソフト販売サービスオンデマンドCDで購入可能であった(2020年1月31日をもってサービス終了)。
脚注
編集- ^ a b c “あの人は今こうしている デビュー2年でクビ 段田男は愛知で歌謡教室を開いていた”. 日刊ゲンダイ. (2014年12月8日) 2016年6月16日閲覧。
- ^ a b その男、元演歌歌手 別れ際に残した「名曲」 街の安全守るため withnews 2019年4月5日
- ^ a b 元演歌歌手、段々上がって消防団長 自作の応援歌で一役 朝日新聞 2019年3月28日
- ^ ASIN: B005DWC0N0
- ^ “元演歌歌手・段田男さん、25年ぶりテレビ番組出演”. オリコン (2013年9月13日). 2016年6月16日閲覧。
外部リンク
編集段田男 CHANNEL - Youtube