機動戦士Gundam GQuuuuuuX
この項目には放送または配信開始前の番組に関する記述があります。 |
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』(きどうせんしガンダム ジークアクス)は2025年4月より日本テレビ系列にて放送予定の日本のテレビアニメ作品である[1]。「ガンダムシリーズ」に属するロボットアニメであり、同シリーズを手掛けるサンライズと、「エヴァンゲリオンシリーズ」を手掛けるスタジオカラーが初めて共同で制作する作品となる[2]。
機動戦士Gundam GQuuuuuuX | |
---|---|
ジャンル | ロボット |
アニメ | |
原作 | 矢立肇、富野由悠季 |
監督 | 鶴巻和哉 |
シリーズ構成 | 榎戸洋司 |
脚本 | 榎戸洋司、庵野秀明 |
キャラクターデザイン | 竹 |
メカニックデザイン | 山下いくと |
音楽 | 照井順政、蓮尾理之 |
アニメーション制作 | スタジオカラー、サンライズ |
製作 | バンダイナムコフィルムワークス |
放送局 | 日本テレビ系列 |
放送期間 | 2025年4月9日 - |
映画:機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning- | |
原作 | 矢立肇、富野由悠季 |
監督 | 鶴巻和哉 |
脚本 | 榎戸洋司、庵野秀明 |
キャラクターデザイン | 竹 |
メカニックデザイン | 山下いくと |
音楽 | 照井順政 蓮尾理之 |
制作 | スタジオカラー、サンライズ |
製作 | バンダイナムコフィルムワークス |
配給 | 東宝、バンダイナムコフィルムワークス |
封切日 | 2025年1月17日 |
上映時間 | 81分 |
その他 | TVシリーズの再編集、及び劇場先行上映版 IMAX同時上映・MX4D・4DX順次上映 |
関連作品 | |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
テレビ放送の開始に先駆けて、2025年1月17日から一部のエピソードを再編集した劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』(きどうせんしガンダム ジークアクス ビギニング)が劇場公開された[2]。また、『Beginning』はガンダムシリーズ初となるIMAXでの上映も行われたほか[3][4]、同年2月22日からMX4D・4DXでの上映も実施され[5][6]、同日から全上映形態共通で本編の上映終了後に特別映像が追加された[7][8]。
製作
2024年12月4日にYouTubeでライブ配信された「ガンダムカンファレンス WINTER 2024」内で本作品の制作が発表され、スタッフ・キャストと合わせて公式予告編が公開された[9]。
企画は2018年より始動し、バンダイナムコフィルムワークスの小形尚弘は、「ガンダムシリーズ」の新作を検討するなかで、鶴巻和哉監督による新しいガンダムを作ってみたいとスタジオカラーの杉谷勇樹に話を持ちかけたことが、共同制作のきっかけになったと述べている[9]。一方、杉谷は小形からの意見を汲んだうえで、鶴巻のやりたい映像ができたことを語っている[9]。
物語は多くのガンダム作品の舞台となる「宇宙世紀」であるが、シリーズ第1作『機動戦士ガンダム』(以後『ファースト』)で描かれた一年戦争が異なる経過を辿った末の世界観となっており、『ファースト』における仮想戦記という位置づけとなっている[10]。監督の鶴巻は一年戦争のパートについては当初アバンタイトルのみでの描写を構想していたが、後に1話分として独立することになり、庵野秀明の作り込んだ「シャア・アズナブルが赤いガンダムに搭乗して戦う」というプロットがそのまま採用された[10]。また、このパートはオリジナルの安彦良和のデザインに準拠したキャラクターが使用されており、後半のメインとなるパートのキャラクターとは異なる形となっている[10]。
あらすじ
Beginning
地球からもっとも遠い位置にあるスペースコロニー群サイド3が「ジオン公国」を名乗り、地球連邦政府に対する独立戦争を挑んでから約9か月後の宇宙世紀0079年9月18日。ジオン公国軍エースパイロットのシャア・アズナブルは、地球連邦軍のモビルスーツ(MS)開発計画を察知し、自ら部隊を率い潜入したサイド7にて新型MSガンダムと、その母艦となる強襲揚陸艦ペガサスを鹵獲する。ガンダムを手にしたジオン軍のMS開発計画は大幅な見直しが図られると共に飛躍的に発展し、シャアもまたニュータイプの素質を見出されたことで、新たにサイコミュとビットを搭載した赤いガンダムを愛機として、仲間のシャリア・ブルと共にMS戦術「マヴ (M.A.V.)」を確立させる。戦争終盤、連邦軍は宇宙の拠点であるルナツーをジオン軍に総攻撃されるところまで追い詰められるが、その裏で制圧していた宇宙要塞ソロモンをジオン配下の月面都市グラナダに落下させる計画を断行する。シャアの部隊はペガサスから改称された強襲揚陸艦ソドンでの強襲破砕作戦を立案・決行、作戦を認可したキリシア・ザビも最後までグラナダ基地から退かない姿勢を見せる。しかしシャアの真の目的は、ザビ家への復讐のため、作戦を故意に失敗させてキシリアをグラナダごと葬り去ることにあった。シャアが爆破装置の一部を停止させ、彼の目論見は成功するかと思われたその時、ガンダムのサイコミュが突如暴走する。後にゼクノヴァと呼ばれるこの現象が発生したことで、ソロモンの一部が消失して落下軌道は大きく変化し、結果としてソロモンはグラナダへは落ちずに終わる。宇宙での拠点を喪失した連邦軍は戦争の継続を断念し、宇宙世紀0080年1月3日に地球連邦政府は公国と休戦協定を締結。独立戦争(一年戦争)はジオン側の勝利で終結したものの、ゼクノヴァに巻き込まれたシャアはガンダムとともに行方不明となる[11]。
それから5年後の宇宙世紀0085年。サイド6のイズマ・コロニーに暮らす女子高生のアマテ・ユズリハは、警察に追われる戦争難民の少女ニャアンとぶつかった際に、彼女が運んでいた非合法のMS用デバイスを偶然手に入れる。興味を抱いたアマテは、デバイスを追跡してきたニャアンと共に、届け先であるジャンク屋のカネバン有限公司が拠点とする難民区域にたどり着く。同じころ、行方不明になったシャアを捜索する任務にあたっていたシャリア・ブルは、赤いガンダムがイズマ・コロニーで確認されたことを受けて、最新鋭MSのGQuuuuuuX(ジークアクス)を投入する。しかし、機体を託されたエグザべ・オリベは本来発揮できるはずの性能を引き出せず、ガンダムと共にコロニー内部になだれ込み、軍警も介入して事態は混沌と化す。その中で、難民区域への被害を物ともしない軍警の横暴さに怒りを覚えたアマテは、混乱に乗じて乗り込んだジークアクスの本来の性能を引き出すことに成功し、軍警のMSを撃破する[12]。
戦闘後、そのままジークアクスを奪取したアマテは、カネバン有限公司のリーダーであるアンキーから、翌日行われる非合法の決闘競技クランバトル(クラバ)への参戦を打診される。逡巡していたアマテは、戦闘中に知覚した「キラキラ」をモチーフとするグラフィティを描いていた少年のシュウジ・イトウと邂逅し、彼に荷物を届けに来たニャアンとともに、秘匿されていた赤いガンダムの下へと案内される。クラバのパートナーを探していたアマテは、マチュを名乗ってシュウジに協力を打診し、ニャアンへの荷物代を失っていたシュウジはこれを了承する。ニャアンやシャリアたちが見守るなかで開始されたクラバで、マチュは苦心の末にシュウジのガンダムに感化されながら巧みな連携を取り、勝利を収める[12]。
登場用語
- ゼクノヴァ
- 一年戦争終盤の宇宙要塞ソロモンで、赤いガンダムのサイコミュが暴走して起こった謎の現象。発光現象と共にガンダムごとソロモンの一区画が消滅し、本編の時代でも発生原因は解明されずにいる[13]。
- M.A.V.(マヴ)
- 一年戦争で、シャアとシャリアが確立させた攻撃戦術。ミノフスキー粒子散布下での有視界戦闘においては、先に相手を発見して先制攻撃を仕掛けた側が有利だが、最初の一撃後はその優位性が無くなるというデータから、2機1組のバディを組むことで優位性を保つことを狙いとしている。本編では普遍的な戦術として普及したほか、バディ間では相棒を「マヴ」と呼ぶことが一般化している[13]。
- クランバトル
- モビルスーツ(MS)同士による非合法の賞金バトル。略称は「クラバ」。マヴの内容を踏襲した2対2のチーム戦で争われ、ミノフスキー粒子が散布された指定のバトル場で、時間内に敵機の頭部を破壊した方が勝者となる。試合内容はゲリラ配信され、コロニーの若者たちの間では賭博の対象として人気の娯楽となってる[13]。
- デバイスインストーラー
- 民間に払い下げられたジオン製MSにかけられている武装のロックを解除させるパーツ。ロックを解除するとモノアイの色が変わる為、外から識別可能。
登場人物
主要人物
- アマテ・ユズリハ
- 声 - 黒沢ともよ[2]
- 本作品の主人公。イズマ・コロニーで母タマキと暮らす普通の女子高生だったが、ジークアクスに乗ったことでパイロットの素質が開花し、カネバン有限公司のクラバチーム「ポメラニアンズ」でマチュを名乗ってクラバに参戦する[2][12][14]。
- ニャアン
- 声 - 石川由依[2]
- 非合法な運び屋のアルバイトをする戦争難民の少女。幼少期に戦場と化した故郷のコロニーから単身プチ・モビルスーツで脱出し、家族と生き別れた過去をもつ[2]。
- シュウジ・イトウ
- 声 - 土屋神葉[2]
- 赤いガンダムのパイロットである少年[12]。自身が魔改造した四足歩行型ロボット「コンチ」を連れている[15]。様々なコロニーに出没しては外壁にグラフティを描くため、警察とジオン軍から身柄を追われる[14]。
イズマ・コロニー
カネバン有限公司
- アンキー
- 声 - 伊瀬茉莉也[14]
- カネバン有限公司の女性社長。姉御肌な気風の持ち主で、アマテのパイロットとしての素質を見抜き、自身のクラバチームにスカウトする[14]。クラバ以外にも非合法ビジネスを手掛ける[15]。
- ケーン
- 声 - 永野由祐
- カネバン有限公司構成員。メカニック担当[14]。
- ジェジー
- 声 - 徳本恭敏
- カネバン有限公司構成員。クラバのパイロット[14]。
- ナブ
- 声 - 千葉翔也
- カネバン有限公司構成員。実務担当[14]。
- ポメラニアン
- 声 - 越後屋コースケ
- ジェジーが飼うポメラニアン[15]。
- ハロ
- 声 - 釘宮理恵[14]
- 「ガンダムシリーズ」に登場する球形のロボット。本作ではカネバン有限公司の所有する個体が登場し、MS経験の浅いマチュに追随して操縦のサポートをする。
民間人
- タマキ・ユズリハ
- 声 - 釘宮理恵[14]
- アマテの母親で、サイド6の監査局職員。夫は別のコロニーに単身赴任中であり、アマテの進路などを案じる[14]。
- カムラン・ブルーム
- 声 - 興津和幸[14]
- サイド6の大統領補佐官[14]。
ジオン公国
- シャア・アズナブル
- 声 - 新祐樹[16][17]
- 「赤い彗星」の異名をもつジオン軍のエース・パイロット。サイド7潜入時の階級は少佐だったが、第1次ソロモン会戦前は大佐に昇格している。奪取したガンダムを駆って第一線で戦果を上げ続け、シャリアとともにマヴを確立させるなどさまざまな功績を積む。第2次ソロモン会戦の最中にゼクノヴァに巻き込まれ、消息不明となる[17]。
- シャリア・ブル
- 声 - 川田紳司[16]
- 元木星船団所属という経歴から「木星帰りの男」と呼ばれるパイロット[15]。ギレン・ザビの命でキシリア配下のニュータイプ部隊に派遣され、そこで出会ったシャアの相棒となり、「灰色の幽霊」の名で恐れられる[17][14]。
- U.C.0085時点では中佐に昇進し、行方不明となったシャアの捜索を継続している[17]。
- キシリア・ザビ
- 声 - 名塚佳織[16]
- ザビ家長女でギレン・ザビの妹[17]。ジオン公国軍突撃機動軍司令。
- マ・クベ
- 声 - 杉田智和[16]
- キシリア配下の軍人。一年戦争時は大佐で、ルナツー攻略戦の指揮を執る[17]。
- ドレン
- 声 - 武田太一[15]
- シャアの副官。中尉→大尉。ペガサス改めソドンの艦長となる。
- デニム
- 声 - 後藤光祐[15]
- シャアの部下で軍曹長。ザクのパイロット。
- エグザべ・オリベ
- 声 - 山下誠一郎[14]
- ジオン軍のパイロット養成機関「フラナガンスクール」を首席で卒業した青年パイロット[15]。ニュータイプ能力があると目されてジークアクスを託されるものの、オメガ・サイコミュを起動できず赤いガンダムを取り逃がし、さらにジークアクスもアマテに奪われる[14]。
- コモリ・ハーコート
- 声 - 藤田茜[14]
- シャリアに付き従う女性軍人。士官学校出身のエリートだが、ニュータイプの存在には懐疑的な考えを抱く[14]。
登場メカ
ジオン軍のメカ
ジークアクス GQuuuuuuX | |
---|---|
型式番号 | g-MSΩ |
頭頂高 | 18.0m(通常時) 18.2m(オメガ・サイコミュ起動時) |
本体重量 | 42.4t |
全備重量 | 48.8t |
武装 | 頭部バルカン砲×2 ビーム・ライフル×1 ビーム・サーベル×2 トメノスケ・ヒート・ホーク×1 シールド×1 |
搭乗者 | エグザベ・オリベ アマテ・ユズリハ(マチュ) |
- g-MSΩ GQuuuuuuX(ジークアクス)
- ガンダムを捜索するジオン軍によって持ち出された最新鋭試作MS。「オメガ・サイコミュ」と呼ばれる特殊システムを搭載しているが、機体を託されたエグザべでは起動できず、イズマ・コロニーでの戦闘中の混乱に乗じてアマテ・ユズリハに反応して初起動を果たす。オメガ・サイコミュ起動時は拘束具を兼ねる頭部ブレードアンテナが解放されてツインアイが露わとなり、コックピット内には脳波コントロール用のインターフェースが出現して、サイコミュによる機体制御が可能となる[18]。なお、トメノスケ・ヒート・ホークは制式武装ではなく、本来はジェジーのザクが装備していたもの(クランバトル用の民生品)。
ガンダム GUNDAM | |
---|---|
型式番号 | RX-78-02 |
頭頂高 | 18.0m |
本体重量 | 43.4t |
武装 | 頭部バルカン砲×2 ビーム・ライフル×1 ビーム・サーベル×2 ほか |
搭乗者 | シャア・アズナブル |
赤いガンダム RED GUNDAM | |
型式番号 | g-MSα |
頭頂高 | 18.0m |
本体重量 | 44.4t |
全備重量 | 48.8t |
武装 | [U.C.0079時] 頭部バルカン砲×2 ビーム・サーベル×2 ビット×6 シールド×1 [U.C.0085時] 頭部バルカン砲×2 ビーム・サーベル×2 ビット×2 シールド×1 ガンダム・ハンマー×1 |
搭乗者 | シャア・アズナブル(U.C.0079) シュウジ・イトウ(U.C.0085) |
- RX-78-02 ガンダム
- 連邦軍がMS開発計画「RX計画」の一環で開発した高汎用型MS。胸部のコア・ファイターを中心とする「コア・ブロック・システム」、ビーム・ライフルやビーム・サーベルなど最新技術を有していたが、サイド7での最終テスト中にシャア・アズナブルによって奪取される[19]。
ザク | |
---|---|
型式番号 | MS-06 MS-06S(指揮官用 / シャア専用機) |
頭頂高 | 17.5m |
本体重量 | 56.2t |
武装 | ヒート・ホーク×1 ザク・マシンガン×1 ザク・バズーカ×1 クラッカー×1 |
搭乗者 | ジオン公国軍MSパイロット シャア・アズナブル(S型) デニム スレンダー 地球連邦軍MSパイロット(鹵獲機) |
軍警ザク | |
型式番号 | MS-06SSP MS-06SSPEX(特殊部隊仕様機) |
武装 | ザク・マシンガン×1 警棒×1 刺又×1 ザク・マシンガン改×1(特殊部隊仕様機) |
搭乗者 | ラゴウチ アラガ |
- MS-06 ザク
- 一年戦争時のジオン主力汎用MS。地球連邦軍もRX計画のかたわら、鹵獲機体を運用していた[19]。
- 一年戦争後は戦闘用のインストーラデバイスを排したうえで民間や他サイドに払い下げられ、建設作業の現場ではマニピュレーターの変更や警告灯およびカバーパーツを追加したうえで使用される。また一部の機体は、戦闘用にチューンナップしたうえでクラバ用の機体として運用される[18]。
キケロガ | |
---|---|
型式番号 | MAN-03 |
頭頂高 | 32.0m |
本体重量 | 868.7t |
武装 | 有線制御式メガ粒子砲 (連装型 / 単装型)×各2 |
搭乗者 | シャリア・ブル |
地球連邦軍のメカ
01ガンダム | |
---|---|
型式番号 | RX-78-01 |
頭頂高 | 18.0m |
本体重量 | 43.4t |
武装 | ビーム・サーベル×2 ハイパー・バズーカ×1 シールド×1 |
- RX-78-01 01ガンダム(ゼロヒト)
- ガンダムのバリエーション機。白黒の機体色や、ガンキャノンと同じバイザー型カメラアイを装備するなどの相違があるが、装備品や運動性能は同等である[19]。
- 奪取されたガンダムを取り戻すべく投入されるがシャアに一蹴され、破壊される[11]。
ガンキャノン | |
---|---|
型式番号 | RX-77-02 |
頭頂高 | 18.0m |
本体重量 | 51.0t |
武装 | 背部ビーム・キャノン×2 ビーム・ライフル×1 シールド×1 |
搭乗者 | 地球連邦軍MSパイロット |
軽キャノン | |
---|---|
型式番号 | RGM-79 |
頭頂高 | 18.0m |
本体重量 | 49.9t |
武装 | 背部ビーム・キャノン×1 ビーム・ライフル×1 ビーム・サーベル×1 ハイパー・ハンマー×1 |
搭乗者 | 地球連邦軍MSパイロット |
- RGM-79 軽キャノン(ライトタイプ・ガンキャノン)
- 量産計画が頓挫したガンダムに替わり、ガンダムの白兵戦能力とガンキャノンの砲撃能力を掛け合わせた機体として開発されたMS[19]。
- トリコロールカラーの機体がソロモン戦に参戦している[19]。
艦艇
スタッフ
- Beginning[22][23]
-
- 制作 - スタジオカラー、サンライズ
- 原作 - 矢立肇、富野由悠季
- 監督 - 鶴巻和哉
- シリーズ構成 - 榎戸洋司
- 脚本 - 榎戸洋司、庵野秀明
- キャラクターデザイン - 竹
- メカニカルデザイン - 山下いくと
- アニメーションキャラクターデザイン・キャラクター総作画監督 - 池田由美、小堀史絵
- アニメーションメカニカルデザイン・メカニカル総作画監督 - 金世俊
- デザインワークス - 渭原敏明、前田真宏、阿部慎吾、松原秀典、射尾卓弥、井関修一、高倉武史、絵を描くPETER、網、mebae、稲田航、ミズノシンヤ、大村祐介、出渕裕、増田朋子、林絢雯、庵野秀明、鶴巻和哉
- 美術設定・美術監督 - 加藤浩
- コンセプトアート - 上田創
- 画コンテ - 鶴巻和哉、庵野秀明、前田真宏、谷田部透湖
- 演出 - 鶴巻和哉、小松田大全、谷田部透湖
- キャラクター作画監督 - 松原秀典、中村真由美、井関修一
- メカニカル作画監督 - 阿部慎吾、浅野元
- ディティールワークス - 渭原敏明、田中達也、前田真宏
- 色彩設計 - 井上あきこ
- CGI監督 - 鈴木貴志
- CGIアニメーションディレクター - 岩里昌則、森本シグマ
- CGIモデリングディレクター - 若月薪太郎、楠戸亮介
- CGIテクニカルディレクター - 熊谷春助
- CGIアートディレクター - 小林浩康
- グラフィックデザインディレクター - 座間香代子
- ビジュアルデベロップメントディレクター - 千合洋輔
- 撮影監督 - 塩川智幸
- 撮影アドバイザー - 福士享
- 特技監督 - 矢辺洋章
- 編集 - 辻󠄀田恵美
- 音楽 - 照井順政、蓮尾理之
- 音響監督 - 山田陽
- 音響効果 - 山谷尚人
- 主・プロデューサー - 杉谷勇樹
- エグゼクティブ・プロデューサー - 小形尚弘
- プロデューサー - 笠井圭介
- 制作デスク・設定制作 - 田中隼人
- デジタル制作デスク - 藤原滉平
- 配給 - 東宝、バンダイナムコフィルムワークス
- 宣伝 - バンダイナムコフィルムワークス、松竹、スタジオカラー、日本テレビ放送網、東宝
- 製作 - バンダイナムコフィルムワークス
主題歌・挿入歌
主題歌
挿入歌
- 「もうどうなってもいいや」[25][23]
- 星街すいせいによる劇場先行版の挿入歌。作詞はYuki Tsujimura、作曲はNaoki ItaiとYuki Tsujimura、編曲はNaoki Itai。
- 「ミッドナイト・リフレクション」[23]
- NOMELON NOLEMONによる劇場先行版の挿入歌。作詞・作曲・編曲はツミキ。
放送局
本作はガンダムシリーズで初めて日本テレビ系列での放送となり、また民放5系列すべてにおいてガンダムシリーズが放映されたことになる[26]。
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [28] |
---|---|---|---|
2025年4月9日 - | 水曜 0:29 - 0:59(火曜深夜) | 日本テレビ系列全30局[注 1] | 日本国内[注 2] |
興行成績 (Beginning)
「全国映画動員ランキングトップ10」(興行通信社)では、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』が2025年1月17日から19日の週末観客動員ランキングで初登場1位であった[29]。第2週目は、前週対比で興行収入107.6%、観客動員数106.8%を記録し、2週連続で週末観客動員ランキング1位となった[30]。
2025年2月9日までの興行収入は22.5億円を突破しており、観客動員数も138万人を突破している[31]。
脚注
注釈
出典
- ^ “「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」TVシリーズが4月8日より放送決定!毎週火曜24時29分からの“深夜枠アニメ”に”. インサイド. イード (2025年2月23日). 2025年2月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “新作アニメ『ガンダム ジークアクス』発表。脚本は榎戸洋司&庵野秀明で、『エヴァ』スタジオカラーとサンライズが初タッグ。テレビシリーズに先駆けた映画が2025年1月17日公開”. ファミ通.com. KADOKAWA Game Linkage (2024年12月4日). 2025年1月15日閲覧。
- ^ “ガンダム新作『GQuuuuuuX』シリーズ初のIMAX上映決定!ビジュアル&予告編公開”. シネマトゥデイ. シネマトゥデイ (2024年12月13日). 2025年1月23日閲覧。
- ^ “IMAX上映も同日公開『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』キービジュアル&予告がお披露目”. MOVIE WALKER PRESS. ムービーウォーカー (2024年12月16日). 2025年1月23日閲覧。
- ^ “2月22日(土)よりラージフォーマット MX4D™、4DX®上映決定!”. GUNDAM.INFO. バンダイナムコフィルムワークス (2025年2月11日). 2025年2月23日閲覧。
- ^ “劇場版『ガンダム ジークアクス』ラージフォーマットMX4D、4DXの上映が決定”. 電撃オンライン. KADOKAWA Game Linkage (2025年2月11日). 2025年2月23日閲覧。
- ^ “『ジークアクス』本編上映後に“特別映像”追加!入場者特典第5弾配布決定”. アニメイトタイムズ. アニメイト (2025年2月17日). 2025年2月23日閲覧。
- ^ “劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) -Beginning-』2月22日(土)より 本編映像の上映後に“特別映像”追加決定&入場者プレゼント第5弾「アニメーションキャラクターデザイン・キャラクター総作画監督 池田由美による描き下ろしイラストカード」配布決定!”. V-STORAGE. バンダイナムコフィルムワークス (2025年2月17日). 2025年2月23日閲覧。
- ^ a b c “機動戦士Gundam GQuuuuuuX:サンライズ×カラー 初タッグの経緯 鶴巻和哉監督で「新しいガンダムを」”. まんたんウェブ. MANTAM (2024年12月4日). 2025年1月16日閲覧。
- ^ a b c 杉本穂高 (2025年1月18日). “【ネタバレ注意】話題沸騰の『ガンダム ジークアクス』 ファンの期待を超える衝撃展開の真相”. マグミクス: p. 2 2025年1月20日閲覧。
- ^ a b c パンフレット 2025, STORY U.C.0079 >> OEN YEAR WAR
- ^ a b c d パンフレット 2025, STORY U.C.0085 >> SIDE 6 IZUMA COLONY
- ^ a b c パンフレット 2025, WORLD U.C.0079
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q パンフレット 2025, CHARACTER U.C.0085
- ^ a b c d e f g “『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』登場キャラクター&MSを新たに公開!キャストコメントも到着!”. 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 公式サイト. バンダイナムコフィルムワークス (2025年2月2日). 2025年2月4日閲覧。
- ^ a b c d 杉本穂高 (2025年1月18日). “【ネタバレ注意】話題沸騰の『ガンダム ジークアクス』 ファンの期待を超える衝撃展開の真相”. マグミクス. p. 1. 2025年1月22日閲覧。
- ^ a b c d e f パンフレット 2025, CHARACTER U.C.0079
- ^ a b c d e f パンフレット 2025, MOBILE SUIT U.C.0085
- ^ a b c d e f g パンフレット 2025, MOBILE SUIT U.C.0079
- ^ “MECHA”. 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 公式サイト. バンダイナムコフィルムワークス. 2025年2月8日閲覧。
- ^ 大那イブキ (2025年1月28日). “【ネタバレ注意】原典へのリスペクト? 『ジークアクス』の「不可解な名称変更」とは”. マグミクス 2025年2月24日閲覧。
- ^ “STAFF”. 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 公式サイト. バンダイナムコフィルムワークス. 2025年1月16日閲覧。
- ^ a b c d パンフレット 2025, MAIN STAFF
- ^ “米津玄師、ガンダム最新作「GQuuuuuuX -Beginning-」の主題歌担当!ツアー初日に初披露”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2025年1月10日). 2025年1月16日閲覧。
- ^ 『本日公開の劇場版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) Beginning.』に、星街すいせいが、新曲「もうどうなってもいいや」を挿入歌として提供していることが明らかに!』(プレスリリース)2025年1月17日 。2025年1月17日閲覧。
- ^ “『ガンダム』ジークアクス、4月から毎週火曜24時台に放送決定!シリーズ初の「日テレ系」30局ネット放送”. オタク総研 (2025年2月23日). 2025年2月24日閲覧。
- ^ “TVシリーズ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』4月8日より毎週火曜24時29分から日テレ系30局ネットで放送!”. 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 公式サイト. バンダイナムコフィルムワークス (2025年2月23日). 2025年2月23日閲覧。
- ^ テレビ放送対象地域の出典:
- 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2)” (PDF). 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
- “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号. 総務省 (1988年10月1日). 2022年5月11日閲覧。
- “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2022年8月5日閲覧。
- ^ “ガンダム「GQuuuuuuX」が動員首位発進、「劇場版プロセカ」「室町無頼」も初登場”. 映画ナタリー. ナターシャ (2025年1月20日). 2025年1月24日閲覧。
- ^ “『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』公開から10日間で興行収入14.3億円、動員85万人突破! 2週連続で週末観客動員ランキングNO.1”. アニメイトタイムズ. アニメイト (2025年1月27日). 2025年1月27日閲覧。
- ^ 酒井隆文 (2025年2月10日). “「機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」興収22.5億円突破。赤いガンダムグッズも登場”. AV Watch. インプレス. 2025年2月10日閲覧。
参考文献
- 機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning- 豪華版パンフレット バンダイナムコフィルムワークス
外部リンク
- 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)公式サイト
- 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) (@G_GQuuuuuuX) - X(旧Twitter)
日本テレビ系列 水曜 0:29 - 0:59(火曜深夜) | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
いきなり婚
(2025年1月8日 - )
|
機動戦士Gundam GQuuuuuuX
(2025年4月9日 - ) |
-
|
日本テレビ 水曜 0:54 - 0:59(火曜深夜) | ||
一行ポップ
|
機動戦士Gundam GQuuuuuuX
(2025年4月9日 - )
|
-
|