横山隆一記念まんが館
高知県高知市にある美術館
横山隆一記念まんが館(よこやまりゅういちきねんまんがかん)は、高知県高知市にある横山隆一の美術館である。
横山隆一記念まんが館 | |
---|---|
2015年10月撮影 | |
施設情報 | |
正式名称 | 高知市文化振興事業団横山隆一記念まんが館 [1] |
専門分野 | 美術館 |
来館者数 | 328,697人(2011年度。高知市文化プラザかるぽーと全体の集計)[2] |
事業主体 | 高知市 |
管理運営 | 公益財団法人高知市文化振興事業団(指定管理者) |
開館 | 2002年4月7日[3] |
所在地 |
〒781-9529 高知県高知市九反田2番1号(高知市文化プラザかるぽーと 3~5階) |
位置 | 北緯33度33分28秒 東経133度32分28秒 / 北緯33.55778度 東経133.54111度座標: 北緯33度33分28秒 東経133度32分28秒 / 北緯33.55778度 東経133.54111度 |
外部リンク | 公式ホームページ |
プロジェクト:GLAM |
概要
編集漫画『フクちゃん』や『デンスケ』で知られ、漫画家で初の文化功労者(1994年)になった横山隆一を顕彰する目的で、2002年4月7日に開館した。高知市の多機能型文化ホール・高知市文化プラザかるぽーとの3~5階にある。
横山は開館半年前に亡くなっており(2001年11月8日に、92歳で死去)、地元新聞でも彼の死が悔やまれていた。開館にあたって開かれた、横山隆一記念まんが館開館記念特別企画では、岩本久則,鈴木義司,ちばてつや,藤子不二雄Aの横山と親しかった漫画家、『フクちゃん』の大ファンだった石原慎太郎[4] 、佐竹茂市初代館長が集って、彼を偲ぶ座談会が行われた。
館内は、『フクちゃん』にまつわる展示・オブジェ・資料がメイン。またミュージアムショップや図書館・「まんがライブラリー」も併設され、「まんがライブラリー」では横山の作品だけで無く、やなせたかし,はらたいらなどの高知県出身の漫画家の作品も入っており、自由に閲覧できる。目玉展示として、高さ9メートルの魚のオブジェ「魚タワー」が挙げられる。
また、「全国高等学校漫画選手権大会〜まんが甲子園〜」のメイン展示会場にもなっている。
施設データ
編集- 〒781-9529 高知県高知市九反田2番1号(高知市文化プラザかるぽーと 3~5階)
- 指定管理者は、公益財団法人高知市文化振興事業団
利用案内
編集- 開館時間:9:00~18:00
- 休館日:毎週月曜日(祝日・振替休日の場合は開館)、年末年始(12月28日~1月4日)
- 入館料:一般400円、65歳以上:200円、高校生以下:無料(ただし、「まんがライブラリー」のみの利用は無料)
- 団体割引(全体で20名様以上):一般320円
- 身体障害者手帳(1、2級)、療育手帳及び精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方とその介護者1名は、上記金額から半額
沿革
編集- 2002年4月7日、 高知市の高知市文化プラザかるぽーと内に開館。
交通アクセス
編集脚注
編集- ^ “財団法人高知文化振興事業団横山隆一記念まんが館(団体ID:1053698484)”. CANPAN FIELDS. 日本財団. 2019年4月17日閲覧。
- ^ 平成 23 年度 指定管理者業務評価 S S S (PDF) - 高知市ホームページ内
- ^ 横山隆一記念まんが館開館記念特別企画
- ^ 自身の著書『私の好きな日本人』(ISBN 978-4-34-498129-4)で、横山の事を「フクちゃんという続き漫画はいつ見ても楽しく嬉しく心暖まるものだった」と記しており、横山も石原に石原の肖像画を描いた。私の好きな日本人〈著〉石原慎太郎(asahi.com ブックレビュー)
関連項目
編集外部リンク
編集- 横山隆一記念まんが館 - 高知市文化プラザかるぽーと - 公式ホームページ
- 横山隆一記念まんが館 (@mangakan_kochi) - X(旧Twitter)
- 横山隆一記念まんが館 (@mangakan_kochi) - Instagram
- 横山隆一記念まんが館【YOKOYAMA MEMORIAL MANGA MUSEUM】 - YouTube
- 横山隆一記念まんが館 - 高知市ホームページ内
- 横山隆一記念まんが館 - 高知県の観光情報ガイド「よさこいネット」