森田宗男
森田 宗男(もりた ときお、1962年〈昭和37年〉5月25日[1] - )は、日本の大蔵・財務・金融官僚。金融国際審議官を務めた。
森田 宗男 もりた ときお | |
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生年月日 | 1962年5月25日(62歳) |
出生地 | 東京都 |
出身校 |
栄光学園高等学校 東京大学経済学部 |
前職 | 金融庁総合政策局長 |
現職 | 金融国際審議官 |
在任期間 | 2020年7月20日 - 2021年7月8日 |
在任期間 | 2019年7月5日 - 2020年7月20日 |
在任期間 | 2017年7月5日 - 2019年7月5日 |
経歴
編集東京都出身[1]。栄光学園高等学校を経て[2]、東京大学経済学部卒業[1]。国家公務員採用上級甲種試験(経済)に合格し、1985年に大蔵省に入省(銀行局総務課[3])[1]。
2017年7月5日金融庁証券取引等監視委員会事務局長[4]、2019年7月5日総合政策局長[5]、2020年7月20日金融国際審議官[6]。
年表
編集- 1985年 3月:東京大学経済学部卒業
- 1985年 4月:大蔵省入省
- 1986年 5月:派遣職員(国際通貨基金)
- 1989年 7月:大蔵省主計局調査課
- 1991年 7月:熊本国税局延岡税務署長
- 1992年 7月:大蔵省国際金融局総務課課長補佐
- 1993年 7月:外務省経済協力開発機構日本政府代表部二等書記官
- 1995年 4月:外務省経済協力開発機構日本政府代表部一等書記官
- 1996年 7月:大蔵省証券局総務課課長補佐(総括)[7]
- 1998年 6月:大蔵省金融企画局企画課課長補佐(総括、企画)[7]
- 1999年 7月:大蔵省金融企画局信用課課長補佐(総括)[7]
- 2000年 7月:大蔵省大臣官房秘書課課長補佐(政務次官秘書官)
- 2001年 1月:財務省大臣官房秘書課課長補佐(副大臣秘書官)
- 2002年 7月:財務省大臣官房付(アメリカ・コロンビア大学客員教授)
- 2004年 6月:派遣職員(国際通貨基金・金融システム局審議役)
- 2007年 7月:金融庁監督局証券課長・証券課資産運用室長(~2008年6月)
- 2009年 7月:金融庁監督局銀行第一課長
- 2012年 9月:金融庁総務企画局参事官(国際担当)
- 2014年 7月:金融庁総務企画局参事官(国際・監督局担当)
- 2015年 7月:金融庁総務企画局審議官(開示・国際担当)
- 2016年 6月:金融庁総務企画局総括審議官・内閣府大臣官房審議官(共生社会政策担当)
- 2017年 7月 5日:金融庁証券取引等監視委員会事務局長[4]
- 2019年 7月 5日:金融庁総合政策局長[5]
- 2020年 7月20日:金融国際審議官[6]
- 2021年 7月8日:退職
入省同期
編集矢野康治財務事務次官、可部哲生国税庁長官、藤井健志内閣官房副長官補、岡村健司財務官、中島淳一金融庁長官、中井徳太郎環境事務次官、岡本直之国土交通省政策統括官、野島透九州財務局長、小部春美財務総合政策研究所副所長、中尾睦内閣官房TPP等政府対策本部国内調整統括官、岸本浩国立印刷局理事長、川嶋真造幣局理事長、田中秀明明治大学教授などがいる[8]。
脚注
編集- ^ a b c d “略歴書” (PDF). 2020年8月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月17日閲覧。
- ^ "毎日フォーラム・霞が関ふるさと記神奈川県(1)". 毎日新聞. 10 March 2017. 2020年9月18日閲覧。
- ^ 国際金融規制の潮流
- ^ a b "金融庁人事異動平成29年7月5日発令" (PDF). 金融庁. 2020年9月17日閲覧。
- ^ a b "金融庁人事異動令和元年7月5日発令" (PDF). 金融庁. 2020年9月17日閲覧。
- ^ a b "金融庁人事異動令和2年7月20日発令" (PDF). 金融庁. 2020年9月17日閲覧。
- ^ a b c 『財務省名鑑 2019年版』時評社、2019年1月9日発行、308頁
- ^ 「財務省理財局長に可部氏=国税庁長官は藤井次長」時事通信
官職 | ||
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先代 氷見野良三 |
金融国際審議官 2020年 - 2021年 |
次代 天谷知子 |
先代 佐々木清隆 |
金融庁総合政策局長 2019年 - 2020年 |
次代 中島淳一 |
先代 佐々木清隆 |
金融庁証券取引等監視委員会事務局長 2017年 - 2019年 |
次代 古澤知之 |
先代 小野尚 |
金融庁総務企画局総括審議官 2016年 - 2017年 |
次代 佐々木清隆 |