森安彦
日本の歴史家
森 安彦(もり やすひこ、1934年12月8日[1]- )は、日本史学者、国文学研究資料館名誉教授。
東京生まれ。1958年東京教育大学文学部卒、1966年同大学院文学研究科博士課程単位修得[2]、1977年同大学院史学専攻博士課程修了、「幕藩制支配における基礎構造の展開と農民闘争の研究」で東京教育大学文学博士。信州大学教育学部教授[2]。国文学研究資料館教授、館長。1998年定年退官、名誉教授、中央大学文学部教授。2005年定年退職[3]。
著書
編集- 『幕藩制国家の基礎構造 村落構造の展開と農民闘争』吉川弘文館、1981年 。
- 『古文書が語る近世村人の一生』平凡社 セミナー「原典を読む」 1994年
- 『古文書を読もう』講談社選書メチエ 2003年
- 『古文書からのメッセージ』三省堂 2005年
共編著
編集- 近世村落史研究会 編『武州世直し一揆史料』慶友社、1971年。
- 近世村落史研究会 編『武州世直し一揆史料2』慶友社、1974年。
- 『村方騒動と世直し : 世直し状況の研究 上』(佐々木潤之介 編)青木書店〈歴史学研究叢書〉、1972年 。
- 『村方騒動と世直し : 世直し状況の研究 下』(佐々木潤之介 編)青木書店〈歴史学研究叢書〉、1973年 。
- 『論集日本歴史 7 幕藩体制 1』(大舘右喜 共編)有精堂出版、1973年 。
- 『論集日本歴史 8 幕藩体制 2』(大舘右喜 共編)有精堂出版、1973年 。
- 『旧信濃国善光寺平豪農大鈴木家文書』鈴木陽、1982年 。
- 『小泉次太夫と用水開発』(吉原健一郎 共編著)文献出版〈日本海地域史研究 第13輯 村上直先生退官記念論集 特集:幕藩制支配と地域動向〉、1996年、25 - 44頁 。
- 『地域社会の展開と幕藩制支配』編 名著出版 2005年
- 世田谷区立郷土資料館 編『世田谷区史料叢書 第1~19巻』(解説)世田谷区教育委員会。
- 『世田谷区史料叢書 第1巻』(旧上野毛村田中家文書・御用留編 1)、1985年 。
- 『世田谷区史料叢書 第2巻』(旧上野毛村田中家文書・御用留編 2)、1987年 。
- 『世田谷区史料叢書 第3巻』(旧上野毛村田中家文書・御用留編 3)、1988年 。
- 『世田谷区史料叢書 第4巻』(旧上野毛村田中家文書・御用留編 4)、1989年 。
- 『世田谷区史料叢書 第5巻』(旧上野毛村田中家文書・御用留編 5)、1990年 。
- 『世田谷区史料叢書 第6巻』(旧上野毛村田中家文書・御用留編 6)、1991年 。
- 『世田谷区史料叢書 第7巻』(旧上野毛村田中家文書・御用留編 7)、1992年 。
- 『世田谷区史料叢書 第8巻』(旧上野毛村田中家文書・御用留編 8)、1993年 。
- 『世田谷区史料叢書 第9巻』(旧上野毛村田中家文書・御用留編 9)、1994年 。
- 『世田谷区史料叢書 第10巻』(旧上野毛村田中家文書・御用留編 10)、1995年 。
- 『世田谷区史料叢書 第11巻』(旧奥沢村原家文書・金銭出入帳編 1)、1996年 。
- 『世田谷区史料叢書 第12巻』(旧奥沢村原家文書・金銭出入帳編 2)、1997年 。
- 『世田谷区史料叢書 第13巻』(世田谷代官大場家文書・金銭出入帳編1)、1998年 。
- 『世田谷区史料叢書 第14巻』(世田谷代官大場家文書・金銭出入帳編2)、1999年 。
- 『世田谷区史料叢書 第15巻』(世田谷代官大場家文書・金銭出入帳編3)、2000年 。
- 『世田谷区史料叢書 第16巻』(旧太子堂村森家文書・金銭出入帳編1)、2001年 。
- 『世田谷区史料叢書 第17巻』(旧太子堂村森家文書・金銭出入帳編2)、2002年 。
- 『世田谷区史料叢書 第18巻』(旧太子堂村森家文書・金銭出入帳編3)、2003年。
- 『世田谷区史料叢書 第19巻』(旧太子堂村森家文書・金銭出入帳編4)、2004年。
- 『世田谷区史料叢書 総目録』(第11巻~第19巻の史料の総目録)、2004年。
論文
編集脚注
編集- ^ 『著作権台帳』
- ^ a b 『旧信濃国善光寺平豪農大鈴木家文書 編者紹介』1982年、394頁 。
- ^ 森安彦教授 略歴・業績目録「紀要 史学科」(中央大学)2005-03