栗生明
日本の建築家 (1947-)
栗生 明(くりゅう あきら、1947年11月22日 - )は、日本の建築家。栗生総合計画事務所・代表。千葉大学工学部デザイン工学科建築系名誉教授。
栗生明 | |
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生誕 |
1947年11月22日(76歳) 千葉県市川市 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 早稲田大学 |
職業 | 建築家 |
受賞 |
日本建築学会賞作品賞(1996年) 日本芸術院賞(2003年) 村野藤吾賞(2006年) |
所属 | 栗生総合計画事務所 |
建築物 |
植村直己冒険館 平等院鳳翔館 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 |
概要
編集千葉県市川市生まれ。1971年、早稲田大学理工学部建築学科を卒業。1973年、早稲田大学大学院理工学研究科建築計画専攻修士課程を修了[1]。
1979年、都市建築設計事務所Kアトリエを設立。同年、東京大学工学部建築学科の助手となる[1]。
槇文彦のアトリエ系建築設計事務所出身であり、平等院鳳翔館など、モダニズムを基調とした作風で知られる。建築本体を地中に埋めた作品など、風景や環境に配慮した建築が多い。
主な作品
編集- 1988年 カーニバルショーケース -JIA新人賞
- 1994年 植村直己冒険館 -日本建築学会賞作品賞、公共建築百選、土木学会デザイン賞優秀賞
- 1996年 岡崎市美術博物館
- 1996年 砺波市チューリップ四季彩館
- 1998年 清里フォトアートミュージアム
- 2001年 桐蔭学園メモリアルアカデミウム -神奈川県建築コンクール奨励賞
- 2001年 平等院鳳翔館 -日本芸術院賞、グッドデザイン賞、日本建築学会賞作品選奨、BCS賞
- 2003年 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 -第19回村野藤吾賞、日本建築学会賞作品選奨、BCS賞
- 2004年 浜名湖花博各種施設 -グッドデザイン賞
- 2004年 東京デザイン専門学校校舎
- 2005年 愛知万博センターゾーン(バイオラング)
- 2005年 プレナス東京オフィス(日本橋弥生ビルディング)
- 2005年 但馬国府・国分寺館
- 2012年 かんなみ仏の里美術館 ―第5回静岡県景観賞優秀賞(公共施設部門)[2][3]
その他
編集- 土木デザイン設計競技『景観開花』など審査員を歴任。
脚注
編集- ^ a b 栗生明プロフィール KURYU Akiraウエストヒル建築プロデュース
- ^ "函南・仏の里美術館が優秀賞 県景観賞の公共施設部門" 「伊豆日日新聞」2012年10月24日、1面
- ^ ふじのくに 静岡県公式ホームページ静岡県景観賞 第5回受賞地区 かんなみ仏の里美術館