栃幸大英樹
この記事の主題はウィキペディアにおける人物の特筆性の基準を満たしていないおそれがあります。 (2022年12月) |
栃幸大 英樹(とちこうだい ひでき、1999年1月9日 - )は、静岡県三島市出身で、春日野部屋所属の現役大相撲力士。本名は鈴木 英樹(すずき ひでき)。身長178.3cm、体重125.5kg。最高位は西幕下9枚目(2023年1月場所)。
| ||||
---|---|---|---|---|
基礎情報 | ||||
四股名 | 栃幸大 | |||
本名 | 鈴木 英樹 | |||
生年月日 | 1999年1月9日(25歳) | |||
出身 | 静岡県三島市 | |||
身長 | 178.3cm | |||
体重 | 125.5kg | |||
BMI | 39.5 | |||
所属部屋 | 春日野部屋 | |||
成績 | ||||
現在の番付 | 西幕下18枚目 | |||
最高位 | 西幕下9枚目 | |||
生涯戦歴 | 162勝142敗1休(45場所) | |||
データ | ||||
初土俵 | 2017年3月場所 | |||
備考 | ||||
2024年10月28日現在 |
来歴
編集中央大学相撲部出身の父の影響で、小学校2年時から三島少年相撲クラブに通って相撲の稽古を積み、同クラブOBの磋牙司の胸を借りる機会もあった[1]。飛龍高等学校3年時に国体でベスト8の実績を残している[2]
高校卒業後は、飛龍高校OBの栃飛龍に誘われて大相撲の春日野部屋へ入門し、2017年3月場所で初土俵を踏んだ[2]。前相撲は二番出世[2]。2018年1月場所は三段目の地位で7戦全勝としたが、優勝決定戦で魁勝に敗れて三段目優勝を逃した。翌3月場所で幕下に昇進したが、場所前に右足首を捻挫して3番休場し、4番目から出場したものの白星を挙げることは出来なかった[1]。三段目に番付を下げて3場所目の同年9月場所では再び7戦全勝としたが、優勝決定戦で朝興貴に敗れてまたも三段目優勝を逃した[3]。その後しばらく幕下と三段目を往復する時期があったが、2020年7月場所以降は幕下の地位に定着している。2022年11月場所で初の幕下15枚目以内となる西幕下12枚目で4勝3敗と勝ち越した。
2023年夏巡業で打診を受けたことで、同年の秋巡業2日目の10月6日の松本場所から弓取式を行うようになり、2023年10月11日の焼津場所では三島市から駆けつけた両親も見守る前で披露。4年前の焼津場所にも付け人として参加していたが、この日は結びの一番後に巡業の締めを飾る大役付き。弓取式では幕下以下でも大銀杏を結えるルールだが「これ(大銀杏)で本場所相撲を取れるように頑張ります」と抱負を語った[4]。
主な成績
編集2024年9月場所終了現在
通算成績
編集- 通算成績:162勝142敗1休(45場所)
場所別成績
編集一月場所 初場所(東京) |
三月場所 春場所(大阪) |
五月場所 夏場所(東京) |
七月場所 名古屋場所(愛知) |
九月場所 秋場所(東京) |
十一月場所 九州場所(福岡) |
|
---|---|---|---|---|---|---|
2017年 (平成29年) |
x | (前相撲) | 西序ノ口12枚目 5–2 |
東序二段70枚目 5–2 |
東序二段27枚目 5–2 |
西三段目90枚目 4–3 |
2018年 (平成30年) |
西三段目71枚目 7–0[注釈 1] |
東幕下46枚目 0–4–3 |
東三段目22枚目 2–5 |
東三段目48枚目 3–4 |
東三段目63枚目 7–0[注釈 2] |
西幕下37枚目 3–4 |
2019年 (平成31年 /令和元年) |
西幕下45枚目 2–5 |
西三段目3枚目 3–4 |
東三段目12枚目 3–4 |
西三段目29枚目 5–2 |
東三段目5枚目 4–3 |
西幕下55枚目 4–3 |
2020年 (令和2年) |
東幕下46枚目 2–5 |
東三段目7枚目 5–2 |
感染症拡大 により中止 |
東幕下44枚目 4–3 |
西幕下33枚目 4–3 |
西幕下25枚目 2–5 |
2021年 (令和3年) |
東幕下43枚目 4–3 |
西幕下34枚目 3–4 |
東幕下42枚目 5–2 |
西幕下26枚目 3–4 |
西幕下33枚目 5–2 |
東幕下20枚目 4–3 |
2022年 (令和4年) |
西幕下16枚目 3–4 |
東幕下21枚目 2–5 |
東幕下35枚目 2–5 |
東幕下50枚目 6–1 |
西幕下20枚目 5–2 |
西幕下12枚目 4–3 |
2023年 (令和5年) |
西幕下9枚目 2–5 |
東幕下21枚目 3–4 |
西幕下32枚目 4–3 |
西幕下26枚目 4–3 |
東幕下20枚目 2–4–1 |
西幕下32枚目 4–3 |
2024年 (令和6年) |
東幕下27枚目 3–4 |
西幕下33枚目 4–3 |
西幕下26枚目 2–5 |
東幕下44枚目 4–3 |
西幕下33枚目 5–2 |
西幕下18枚目 – |
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。 優勝 引退 休場 十両 幕下 三賞:敢=敢闘賞、殊=殊勲賞、技=技能賞 その他:★=金星 番付階級:幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口 幕内序列:横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列) |
改名歴
編集- 栃幸大 英樹(とちこうだい ひでき)2017年3月場所 -
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b 「碧山からのプロテインを力に…栃幸大が“四度目の正直”で初の幕下勝ち越し」『中日スポーツ』2019年12月4日。2022年12月6日閲覧。
- ^ a b c 「全新弟子名鑑」『相撲』2017年4月号、ベースボール・マガジン社、100頁。
- ^ 朝興貴「めっちゃ緊張」も突っ張り相撲で三段目V
- ^ 【焼津巡業】三島市出身・栃幸大が弓取りを披露「声援うれしかった」両親の前で堂々の大役 Sponichi Annex 2023年10月13日 07:15 (2023年10月13日閲覧)
関連項目
編集外部リンク
編集- 栃幸大 英樹 - 日本相撲協会