柴田駅
名古屋市南区にある名古屋鉄道の駅
柴田駅(しばたえき)は、愛知県名古屋市南区元柴田東町にある名鉄常滑線の駅である。駅番号はTA05。
柴田駅* | |
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駅舎 | |
しばた SHIBATA | |
◄TA04 大同町 (0.8 km) (1.4 km) 名和 TA06► | |
所在地 | 名古屋市南区元柴田東町二丁目5 |
駅番号 | TA 05 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 常滑線 |
キロ程 | 6.1 km(神宮前起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 相対式 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
4,211 [1]人/日 -2023年[1]- |
開業年月日 | 1912年(明治45年)2月18日 |
備考 | * 1917年星崎駅から改称。駅員無配置駅 |
歴史
編集開業時は星崎駅と名乗ったが、有松線(現名古屋本線)に本星崎駅が開業したことに伴い現在の駅名に改称した。柴田の名は当時の字「北柴田新田」による[3]。
- 1912年(明治45年)2月18日 - 愛知電気鉄道開通時に星崎駅として開業[4]。
- 1917年(大正6年)3月7日 - 柴田駅に改称[5]。
- 1935年(昭和10年)8月1日 - 名岐鉄道への合併により名古屋鉄道が発足したため、同社の駅となる。
- 1940年(昭和15年) - 堀田駅駅舎を当駅に移設[3]。
- 1977年(昭和52年) - 跨線橋完成[6]。
- 1984年(昭和59年)5月9日 - 駅舎改築[7]。
- 1987年(昭和62年)5月 - 自動改札機設置[8]。
- 1990年(平成2年)10月29日 - 準急が廃止される[9]。
- 2004年(平成16年)12月18日 - 下り線(太田川方面)高架化。
- 2006年(平成18年)7月1日 - 上り線(神宮前方面)高架化。終日無人駅となる[10]。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
駅構造
編集8両編成対応の相対式ホーム2面2線の高架駅で[11]、駅員無配置駅。駅集中管理システム(管理駅は神宮前駅[12])が導入されている。高架化後もホームの狭い箇所がある(特に1番線)。
地上駅時代は6両編成対応の島式1面2線で[11]、駅舎とは跨線橋でつながっていた。高架化工事前の駅舎は1984年(昭和59年)5月に改築されたものだが、それ以前の駅舎は堀田駅駅舎を移築したものだった[11]。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | TA 常滑線 | 下り | 中部国際空港・河和・内海方面[13] |
2 | 上り | 金山・名鉄名古屋方面[13] |
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改札口
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ホーム
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駅名標
配線図
編集 ← 神宮前・ 名古屋方面 |
→ 太田川・ 常滑方面 |
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凡例 出典:[14] |
利用状況
編集- 「移動等円滑化取組報告書」によれば、2020年度の1日平均乗降人員は3,724人である[15]。
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は4,434人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中96位、常滑線・空港線・築港線(26駅)中14位であった[16]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は7,427人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中61位、常滑線・築港線(24駅)中6位であった[17]。
- 名古屋市の統計によると2019年度の1日平均乗車人員は2,234人である。
駅周辺
編集大まかに駅より西側は住宅街が建ち並び、駅より東側から柴田本通までの間は飲食店や風俗店などが立ち並ぶ歓楽街である。
- 名古屋市立柴田小学校
- 私立ブライド専門学校(家政高等課程洋裁科)
- 名古屋柴田郵便局
- 柴田下水処理場
- 大同病院(総合・救急病院)・だいどうクリニック(専門外来・外来化学療法センター)
- ヤマナカ柴田店・エディオン柴田店(店舗が繋がっている)
- ピアゴ ラ・フーズコア柴田店・くら寿司柴田本通店(旧ユニー柴田店敷地内に併設)
- ビジネスホテル「サンクロック」
- 常滑街道・知多街道・柴田本通(国道247号)
- 鶴見通(愛知県道36号諸輪名古屋線)
- 特別養護老人ホームケアマキス柴田(旧・ジャスコ柴田店→バッファロー旧本社)
路線バス
編集駅前にバス停はないが、国道247号にある名古屋市交通局「柴田」バス停が最寄りとなる。「神宮15」(神宮東門行き、要町・鳴尾車庫行き)、「名港11」(なごや港行き、鳴尾車庫行き)、「新瑞13」(新瑞橋行き循環、鳴尾車庫行き)「新瑞14」(新瑞橋行き)、「鳴.ワイ」(ワイルドフラワーガーデン行き、鳴尾車庫行き)の各系統が発着する。
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b “令和5年度 移動等円滑化取組報告書”. 名古屋鉄道. 2024年8月20日閲覧。
- ^ 当時の準急停車駅は現在の急行停車駅に大同町、柴田を加えたものである。
- ^ a b 宮脇俊三・原田勝正 『東京・横浜・千葉・名古屋の私鉄 (JR・私鉄全線各駅停車)』小学館、1993年。 ISBN 978-4093954112 p.222
- ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1912年2月27日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ^ 「軽便鉄道停留場名改称」『官報』1917年3月16日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ^ 名古屋鉄道(編)『れいめい』第423号、名古屋鉄道、1983年12月、裏表紙。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1056頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、570頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1072頁。
- ^ 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、256頁。ISBN 978-4777013364。
- ^ a b c 生田誠『名鉄の支線、廃線』 上巻、アルファベータブックス、2020年、76頁。ISBN 978-4865988611。
- ^ SF カードシステム「トランパス」導入路線図 - 名古屋鉄道、2004年12月24日
- ^ a b “柴田(TA05)(しばた) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ “令和2年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
関連項目
編集外部リンク
編集- 柴田駅 - 名古屋鉄道