名古屋港駅 (名古屋市営地下鉄)
愛知県名古屋市港区にある名古屋市交通局の駅
名古屋港駅(なごやこうえき)[5]は、愛知県名古屋市港区入船一丁目にある、名古屋市営地下鉄名港線の駅で同線の終着駅である[2][4]。駅番号はE07。アクセントカラーは、青色。
名古屋港駅 | |
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3番出入口 | |
なごやこう Nagoyako(Nagoya Port) | |
◄E06 築地口 (0.6 km) | |
所在地 | 名古屋市港区入船一丁目8番23号 |
駅番号 | E07 |
所属事業者 |
名古屋市交通局 (名古屋市営地下鉄) |
所属路線 | 名港線 |
キロ程 | 6.0 km(金山起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
5,521人/日(降車客含まず) -2019年(令和元年)- |
乗降人員 -統計年度- |
11,260[1]人/日 -2019年(令和元年)- |
開業年月日 | 1971年(昭和46年)3月29日[2][3][4] |
電車の方向幕における英語表記は、Nagoyako(Nagoya Port) である。
歴史
駅構造
島式1面2線のホームをもつ地下駅[4]で可動式ホーム柵が設置されている。改札口は南北2か所、出入口は3か所ある。東山線の同じような終着駅の高畑駅とは異なり線路終端側にはすぐに車止めがあり、引き上げ線はない。駅は名古屋市電築港線の「名古屋港」停留場があった場所のほぼ真下に位置している。市電は地下鉄建設の際に工事の支障になるため開業前に廃止、撤去されている。エレベーターは南改札口側にあり、バスターミナルに近い北改札口側にはない。
当駅は、名城線運転区が管轄している[8]。
のりば
ホーム | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1・2 | 名港線 名城線 |
金山・栄・大曽根方面 |
利用状況
駅周辺の施設
当駅はガーデン埠頭内に位置しており、周辺には港湾関連や観光の施設が存在している。住宅は少ない。
1番出入口方面
2番出入口方面
3番出入口方面
ギャラリー
バス路線
2番出入口直近の名古屋港バスターミナルに発着。名古屋港みなと祭りの開催時は乗り入れない。
かつては新瑞橋や名古屋駅、地下鉄高畑、ポートメッセなごやまで行く名古屋市営バス路線も存在し[4]、ポートメッセなごやでイベントがあるときは急行便も運行されていた(臨時急行バスは、名古屋臨海高速鉄道あおなみ線開業に伴い廃止された)。
また、イベント時には大勢のイベントへ向かう客で賑わっていたが、現在では発着路線も少なく、閑散としている[4]。
2017年(平成29年)4月から2018年(平成30年)3月まで運行していた、金城埠頭行きみなとシャトルバスは名古屋市営バスのターミナルには乗り入れず、南にあるポートハウス前を発着していた。
- 幹築地1系統:フェリーふ頭 行き、(第二埠頭経由)野跡駅 行き(フェリー埠頭行き:1番のりば、野跡駅行き:2番のりば)
- 名港11系統:鳴尾車庫 行き(2番のりば)
- 名港16系統:地下鉄鳴子北 行き(1番のりば)
- 飛島埠頭方面 行き(3番のりば)
隣の駅
- 名古屋市営地下鉄
- 名港線
- 築地口駅 (E06) - 名古屋港駅 (E07)
脚注
- ^ “交通広告メディアガイド2021年版” (PDF). 名古屋市交通局 (2021年3月). 2021年6月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月5日閲覧。
- ^ a b c d e 新修名古屋市史編集委員会 『新修名古屋市史 第7巻』 名古屋市、1998年(平成10年)3月31日。[要ページ番号]
- ^ a b 寺田 2013, p. 261.
- ^ a b c d e f g h i 鼠入昌史『終着駅巡礼』イカロス出版、2016年12月25日、66頁。ISBN 978-4-8022-0259-6。
- ^ 東海道本線貨物支線(名古屋港線)の名古屋港(なごやみなと)駅とは読み方が異なる。また、所在地も異なり、JR貨物の名古屋港駅は地下鉄では築地口駅が近い。
- ^ 寺田 2013, p. 260.
- ^ “総合リハビリセンター駅2番線及び瑞穂運動場東駅2番線の可動式ホーム柵稼働のお知らせ”. 名古屋市交通局 (2021年1月25日). 2021年1月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月26日閲覧。
- ^ 名古屋市交通局の組織
参考文献
- 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年1月19日。ISBN 978-4-7770-1336-4。
関連項目
外部リンク
- 名古屋港駅 - 名古屋市交通局