柏井町 (市川市)
柏井町(かしわいまち)は、千葉県市川市にある町名。現行行政地名は柏井町一丁目から柏井町四丁目。郵便番号は272-0802[2]。面積は2.964km2[4]。
柏井町 | |
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柏井町一丁目 | |
北緯35度44分56.0秒 東経139度57分41.0秒 / 北緯35.748889度 東経139.961389度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 千葉県 |
市町村 | 市川市 |
面積 | |
• 合計 | 2.964 km2 |
標高 | 5 m |
人口 | |
• 合計 | 9,829人 |
• 密度 | 3,300人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
272-0802[2] |
市外局番 | 047[3] |
ナンバープレート | 市川 |
※座標・標高は柏井町三丁目付近 |
地理
編集市川市北部に位置する。地域内は市街化調整区域に属しており、都市的土地利用に制限がかけられ[5]、住宅街となっている一方、緑も多く残る。地域の西部をJR武蔵野線が通る。また、市川市で数少ない住居表示未施行地域である[6]。一丁目に市立柏井小学校、姥山貝塚がある。
東は船橋市藤原・鎌ケ谷市中沢、西は奉免町・南大野、南は船橋市藤原・上山町、北は大野町と接している。
地価
編集住宅地の地価は、2014年(平成26年)1月1日の公示地価によれば、柏井町1丁目1229番11の地点で10万2000円/m2となっている。[7]
歴史
編集沿革
編集柏井町四丁目の農業
編集森本(1993)によれば、市川市は不耕作農地率が関東地方の大都市周辺部では高いが、集約的な農業的土地利用がなされている地域である[8]。柏井町四丁目に関しては、北部が標高6〜7mの沖積低地、南部は3層の段丘から成る洪積台地で、最も高い段丘の標高は24〜25mという地形条件である[5]。1970年代から脱農化・兼業化が進み、畑や田の面積が減り、全耕地面積に占める果樹園の比率が増加した[9]。これは野菜の露地栽培と稲作を組み合わせる生産形態が、施設園芸と果樹栽培に移行したことによるもので、1990年にはイネの作付は0となった[10](1960年代後半から1970年代前半に河川の水質が悪化、1973年(昭和48年)9月に柏井町三丁目でコメからカドミウムが検出されたことが背景にある)。ここで栽培されているものは、キュウリ・トマト・ネギ・ダイコン・ナシ(幸水・豊水)などである[11]。
世帯数と人口
編集2017年(平成29年)9月30日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
柏井町一丁目 | 2,154世帯 | 4,859人 |
柏井町二丁目 | 1,298世帯 | 2,854人 |
柏井町三丁目 | 510世帯 | 1,335人 |
柏井町四丁目 | 399世帯 | 781人 |
計 | 4,361世帯 | 9,829人 |
小・中学校の学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[12]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
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柏井町一丁目 | 全域 | 市川市立柏井小学校 | 市川市立第五中学校 |
柏井町二丁目 | 全域 | ||
柏井町三丁目 | 91~104番 | ||
105~174番 | 市川市立大柏小学校 | ||
175~226番 470番 518~674番 |
市川市立柏井小学校 | ||
柏井町四丁目 | 全域 |
施設
編集脚注
編集- ^ a b “町丁別人口(住民基本台帳)”. 市川市 (2017年10月10日). 2017年11月6日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2017年11月7日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
- ^ 市川市役所総務部総務課"人口"2011年4月13日(2011年8月8日閲覧。)
- ^ a b 森本(1993):518ページ
- ^ 市川市役所総務部総務課"市川市|住居表示実施町名一覧"(2010年10月5日更新)に「柏井町」が掲載されていないことから住居表示未施行であることが確認できる。(最終閲覧日:2011年8月8日)
- ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
- ^ 森本(1993):517ページ
- ^ 森本(1993):519 - 520ページ
- ^ 森本(1993):520 - 521ページ
- ^ 森本(1993):525 - 530ページ
- ^ “小・中学校の通学区域(学区)”. 市川市 (2017年9月28日). 2017年11月7日閲覧。