大野町 (市川市)

千葉県市川市の地名
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大野町(おおのまち)は、千葉県市川市の地名。現行行政地名は大野町一丁目から大野町四丁目。郵便番号は272-0805[2]

大野町
市川大野駅
市川大野駅
大野町の位置(千葉県内)
大野町
大野町
大野町の位置
北緯35度45分18.13秒 東経139度57分7.63秒 / 北緯35.7550361度 東経139.9521194度 / 35.7550361; 139.9521194
日本の旗 日本
都道府県 千葉県
市町村 市川市
人口
2017年(平成29年)9月30日現在)[1]
 • 合計 13,240人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
272-0805[2]
市外局番 047[3]
ナンバープレート 市川

地理

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出城、大野城を築いたと伝承される平将門を祀る[4]

市川市北部に位置する。北は大町、東は鎌ケ谷市中沢、南東は柏井町、南は南大野、南西は下貝塚、西は松戸市高塚新田と接している。町域内は住宅地となっている一方、北東部にあたる四丁目では農地も多く残り、市川霊園や大町自然公園がある。市川市で数少ない住居表示未施行地域である。

二丁目に市立大柏小学校、三丁目に市立第五中学校、市川大野郵便局、四丁目に市川霊園がある。かつては県立市川北高等学校があったが、市川西高等学校と統合し市川昴高等学校となった。

地価

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住宅地の地価は、2014年平成26年)1月1日公示地価によれば、大野町2丁目1875番27の地点で12万8000円/m2となっている。[5]

歴史

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沿革

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  • 平安時代中期 - 平将門によって築城された大野城があったとの伝承。
  • 鎌倉時代 - 八幡荘大野村に属し曾谷教信が支配する。当時、迎新田・迎米・御門・殿台の4郷で構成されていたことが知られ、現在の大野町一丁目 - 四丁目の原形とする説もある[6]
  • 1869年明治2年) - 葛飾県葛飾郡大野村となる。
  • 1871年(明治4年) - 廃藩置県、県の統合により印旛県葛飾郡大野村となる。
  • 1873年(明治6年) - 県の統合及び、郡の分割により千葉県東葛飾郡大野村となる。
  • 1889年(明治22年) - 東葛飾郡柏井村、奉免村、大町新田と合併し、東葛飾郡大柏村大字大野となる。
  • 1949年昭和24年)11月3日 - 市川市に編入。市川市大字大野となる。
  • 1951年(昭和26年)12月1日 - 市内の大字を町に変更。それに伴い、市川市大野町一丁目 - 四丁目となる。

世帯数と人口

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2017年(平成29年)9月30日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
大野町一丁目 1,132世帯 2,600人
大野町二丁目 1,423世帯 3,367人
大野町三丁目 1,885世帯 4,114人
大野町四丁目 1,399世帯 3,159人
5,839世帯 13,240人

小・中学校の学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]

丁目 番地 小学校 中学校
大野町一丁目 1~21番
33番の2、3、7、13
市川市立宮久保小学校 市川市立下貝塚中学校
その他 市川市立大野小学校
大野町二丁目 全域 市川市立大柏小学校 市川市立第五中学校
大野町三丁目 全域
大野町四丁目 2154~2524番地
2595~2601番地
2606~2762番地
2765~2767番地
2790~3238番地
2525~2594番地
2602~2605番地
2763~2764番地
2768~2789番地
市川市立大町小学校

交通

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町域の中央をJR東日本武蔵野線が通り、市川大野駅が設置されている。

施設

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市川霊園(大野町四丁目)

脚注

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  1. ^ a b 町丁別人口(住民基本台帳)”. 市川市 (2017年10月10日). 2017年11月6日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年11月7日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  4. ^ 大町・大野町界隈”. 市川市. 2009年10月19日閲覧。
  5. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  6. ^ 湯浅治久『中世東国の地域社会史』、岩田書院、2005年
  7. ^ 小・中学校の通学区域(学区)”. 市川市 (2017年9月28日). 2017年11月7日閲覧。