松宮五郎
日本の俳優、声優
松宮 五郎(まつみや ごろう、1927年9月24日[2][1] - 2007年7月7日)は、日本の俳優、声優。東京府豊多摩郡千駄ヶ谷出身[2]。
まつみや ごろう 松宮 五郎 | |
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本名 | 松宮 隆[1] |
生年月日 | 1927年9月24日 |
没年月日 | 2007年7月7日(79歳没) |
出生地 | 日本 東京府 |
死没地 | 日本 |
職業 | 俳優・声優 |
ジャンル | 舞台・テレビドラマ・吹き替え |
活動期間 | 1950年代 - 2007年 |
所属劇団 | 劇団四季 |
人物
編集1946年5月、独立劇場入団[1]。1947年11月、東京青年劇場に移籍後、1948年8月に独立劇場に戻り、1949年3月に退団[1]。同年9月に前進座入団し、1950年8月に退団[1]。同年11月に劇団七曜会に入団し、1956年8月に退団[1]。同年9月に劇団四季入団[1]。
出演
編集舞台
編集- ハムレット(1947年、東京青年劇場) - 亡霊の声[4]
- 怒りの夜(1953年、劇団七曜会) - ルコック[5]
- ゴールデン・ボーイ(1954年、劇団七曜会) - ジョオ・ボナパアト[6]
- イフィジェニー(1964年、劇団四季) - ユリパート[7]
- リチャード三世(1964年、劇団雲) - カンダベリー寺院の大司教[8]
- エクウス(1975年、劇団四季) - フランク[9]
- オンディーヌ(1981年、日本ゼネラルアーツ・劇団四季提携公演) - オーギュスト[10][注釈 1]
- 人間になりたがった猫(ステファヌス)
- エルリック・コスモスの239時間(ストーン博士)
- 美女と野獣(コグスワース)
- ミュージカル李香蘭(山口)※最後の出演作
テレビドラマ
編集- レ・ミゼラブル(1954年、NHK)
- 眠り男セザレ(1954年、NHK)
- 素晴らしき結婚(1954年、NHK)
- 或る自殺未遂(1961年、TBS)
- 指名手配 第105回(1961年、NET)
- 七人の刑事 第6回(1961年、TBS)
- 顔(1962年、NHK)
- 天と地と(1969年、NHK)
- 仇討ち 第16話(1969年、TBS)
- 恋愛術入門 第10回(1970年、TBS)
- 紫頭巾(1972年、TX)
- ご存知遠山の金さん(1973年、NET)
- 太陽にほえろ!(NTV)
- 第69回「初恋への殺意」
- 第188回「切札」
吹き替え
編集担当俳優
編集洋画
編集- 吸血鬼ドラキュラ(ヴァン・ヘルシング博士〈クリストファー・リー〉)
- 地球の危機(ネルソン提督〈ウォルター・ピジョン〉)
- 飛べ!フェニックス(フランク〈ジェームズ・ステュアート〉)※テレビ東京版
- 果てなき航路(ドリスコル〈トーマス・ミッチェル〉)
- 悲恋(マーク〈ジャン・ミュラー〉)
- 窓(エド・ウッドリー〈アーサー・ケネディ〉)
- 遊星よりの物体X(アーサー・カリントン博士〈ロバート・コーンスウェイト〉)
海外ドラマ
編集- うちのママは世界一(パパ〈カール・ベッツ〉)
- 捜査メモ(グラント〈ロッド・キャメロン〉)
- 平原児 シスコ・キッド(シスコ・キッド〈ダンカン・レナード〉)
- ペリー・メイスン(ポール・ドレイク〈ウィリアム・ホッパー〉)
- メイベリー110番(アンディ・テーラー〈アンディ・グリフィス〉)
アニメ
編集参考文献
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e f g h 新劇便覧 1965, p. 329, 新劇俳優名鑑
- ^ a b “松宮五郎(まつみやごろう)のプロフィール・画像・出演スケジュール”. ザテレビジョン. 2020年6月20日閲覧。
- ^ “好きな芝居をどれだけ長くどれだけ楽しむか。それが役者魂。肝付兼太インタビューVol.2”. 声優になる!マガジン. 2020年6月20日閲覧。
- ^ 新劇年代記 1966, p. 88, 昭和二十三年(1947年)
- ^ 新劇年代記 1966, p. 323, 昭和二十三年(1953年)
- ^ 新劇年代記 1966, p. 353, 昭和二十三年(1954年)
- ^ 新劇便覧 1965, p. 423, 四季
- ^ 新劇便覧 1965, p. 455, 雲
- ^ 『芸能』12月号、芸能発行所、1975年、61頁。
- ^ a b 『芸能』11月号、芸能発行所、1981年、41頁。