東欧史研究会
東欧史研究会(とうおうしけんきゅうかい、英語: Association for East European Studies)は、1975年に設立された、東欧史に関する日本の学術団体。日本学術会議協力学術研究団体であり、日本学術会議などによる「学会名鑑」にも学会として登録されている[1]。2022年度・2023年度の委員長は秋山晋吾(一橋大学)が務める[2]。
1978年に学術誌『東欧史研究』(英題: The Journal of East European Studies、ISSN 0386-6904)を創刊し、以後、年に1号ずつ発行している[3]。なお掲載から3年を経た誌面は電子ジャーナルとして、国立研究開発法人科学技術振興機構の「J-STAGE」にて一般公開されている。
主な活動として、年に一度の「大会」と4回前後の「例会」を開催しており、近年ではハプスブルク史研究会と合同で「個別研究報告会」を行っている。
ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、公式サイトにて「ウクライナに関するフォーラム」を臨時で設けている(期間限定)[4]。
歴代委員長
編集- 1997年度[5]~1998年度:小沢弘明(千葉大学、オーストリア近代史)
- 1999年度:戸谷浩(明治学院大学、ハンガリー近世史)
- 2000年度(委員長代行):薩摩秀登(明治大学、ボヘミア中近世史)
- 2001年度~2003年度:戸谷浩
- 2004年度~2007年度:篠原琢(東京外国語大学、チェコスロヴァキア近代史)
- 2008年度~2011年度:薩摩秀登
- 2012年度~2015年度:白木太一(大正大学、ポーランド近代史)
- 2016年度~2019年度:吉岡潤(津田塾大学、ポーランド近現代史)
- 2020年度~2021年度:中田瑞穂(明治学院大学、チェコスロヴァキア近現代史)
- 2022年度~:秋山晋吾(一橋大学、ハンガリー近世史)