東富丘仮乗降場(ひがしとみおかかりじょうこうじょう)は、かつて北海道網走支庁常呂郡常呂町(現・北見市常呂町)富丘に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)湧網線仮乗降場廃駅)である。湧網線の廃線に伴い、1987年(昭和62年)3月20日に廃駅となった[1]

東富丘仮乗降場
ひがしとみおか
Higashi-Tomioka
北見富丘 (2.5 km)
(2.1 km) 北見共立
所在地 北海道北見市常呂町富丘
北緯44度4分53秒 東経144度0分41秒 / 北緯44.08139度 東経144.01139度 / 44.08139; 144.01139
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 湧網線
キロ程 51.9 km(中湧別起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1956年昭和31年)5月1日[1]
廃止年月日 1987年昭和62年)3月20日[1]
備考 湧網線廃線に伴い廃駅
距離は実キロ
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1977年の東富丘仮乗降場と周囲約500m範囲。右が網走方面。南にイワケシ山を望む常呂川下流の畑作地帯のど真ん中にポツンと設けられている。周囲の民家は互いに500mから1km程離れて点在する。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

一部の普通列車は通過した(1986年(昭和61年)3月3日改正時点で、下り4本上り3本[2])。

歴史

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駅構造

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廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。

廃止時まで仮乗降場であり、無人駅となっていた。

駅名の由来

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当仮乗降場の所在地「富丘」の東に位置したために、[3]「東」を冠した。

駅周辺

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原野や畑が広がる。網走バスが運行する廃止代替バスなど、路線バスは道路事情の関係で近隣を走行しない。

  • ライトコロ川[4]

駅跡

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2011年(平成23年)時点では、鉄道関連の遺構は何も残されておらず、駅の設置場所が確認できるのみであった[5]

隣の駅

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日本国有鉄道
湧網線
北見富丘駅 - 東富丘仮乗降場 - 北見共立駅

脚注

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  1. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、915頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 太田幸夫『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』富士コンテム、2004年2月、216頁。ISBN 978-4893915498 
  3. ^ 太田幸夫『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』富士コンテム、2004年2月、170頁。ISBN 978-4893915498 
  4. ^ 『北海道道路地図 改訂版』地勢堂、1980年3月、19頁。 
  5. ^ 本久公洋『北海道の鉄道廃線跡』北海道新聞社、2011年9月、105頁。ISBN 978-4894536128 

関連項目

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