東京五輪プレミアム
日本のテレビ情報番組
『東京五輪プレミアム』(とうきょうごりんプレミアム)とは、2021年7月24日から8月7日まで、23時から翌日2時まで放送された、1年延期して開催された「東京オリンピック大会」の日本民間放送連盟(民放連)での1日の競技を振り返る試合ダイジェスト&ハイライト番組の総称である[1]。従来、オリンピック中のこの種の番組名は、『デイリーハイライト』が使用されている。しかし、今大会はそちらを民放連のテレビでは使わず、当番組が代替番組として放送することになった[2]。放送日は開会式と閉会式の日を除く、毎晩23時から翌日午前2時までの3時間に渡り民放キー局のどれか1つの系列局で生放送される。担当局は、当日の早朝から深夜までの長時間大型集中放送を担当する系列局が基本となっている[1]。
東京五輪プレミアム | |
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ジャンル | オリンピック・スポーツ・情報 |
出演者 | (その日の放送担当局) |
製作 | |
製作 |
日本テレビ テレビ朝日 TBS テレビ東京 フジテレビ |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2021年7月24日 - 8月7日 |
放送時間 | 23:00 - 2:00 |
放送分 | 180分 |
回数 | 15 |
しかし、テレビ大分とテレビ宮崎はNNN・NNS系とFNN・FNS系の東京五輪プレミアムをどちらとも放送するため、放送日に当たる23時以降の番組は最終ニュース枠[3]の番組ネット返上や深夜番組の臨時時差送出で対応する。全国独立放送協議会加盟13局およびBSデジタル放送には当番組はネットされない。
当番組の発想
編集各局の放送日振り分け
編集- 民放連の公式プレスリリース資料を基に放送日と放送局は振り分けられている。
開催日ごとの担当局
編集- 7月24日:テレビ朝日
- 7月25日:テレビ朝日
- 7月26日:フジテレビ
- 7月27日:日本テレビ
- 7月28日:TBSテレビ
- 7月29日:テレビ東京
- 7月30日:TBSテレビ
- 7月31日:TBSテレビ
- 8月1日:日本テレビ
- 8月2日:フジテレビ
- 8月3日:フジテレビ
- 8月4日:テレビ東京
- 8月5日:日本テレビ
- 8月6日:テレビ朝日
- 8月7日:日本テレビ
出演者
編集この影響による夜ニュースまたは深夜最終ニュースの休止など
編集- 放送のある日の夜もしくは深夜の定時ニュース枠が休止になり、代替として3分から5分程度のストレイトニュースが途中挿入されている。
しかし、テレビ東京系列の場合、月 - 金曜の毎晩生放送されている『ワールドビジネスサテライト』は本番組放送により、テレビ東京系地上波での放送が休止となる7月29日分と8月4日分については通常より1時間遅れのBSテレ東にて両日ともに23時から23時58分で裏送り生放送された[6]。
放送で使用される競技映像について
編集- デイリーハイライト&ウイークリーハイライトと同様にジャパンコンソーシアムにより、日本放送協会(NHK)を含むテレビ各局から招集されたアナウンサーによる実況音声を使用している。また、映像はオリンピック放送機構(OBS)制作の国際映像を使用している[7]。
脚注
編集- ^ a b “東京五輪、民放5局は日替わり長時間放送 「チャンネルで迷うことない」”. ITmedia NEWS. 2021年8月6日閲覧。
- ^ 2020年1月21日放送の『民放同時放送 一緒にやろう2020 大発表スペシャル』にて情報解禁。
- ^ 『news zero』(日本テレビ制作)が該当。
- ^ ただし、当時の日本テレビ系はクロスネット局も多く点在しており日によっては他局系の番組を同時ネット優先させて同日の深夜に時差送出して放送された地域もあった。
- ^ この当時、通常22時台に放送されていたレギュラー番組や火曜から金曜の22時をまたぐ2時間番組はそれぞれ軒並み休止していた。また、日曜日の22時30分の各局ローカル編成は30分繰り下げて放送していた。
- ^ @wbs_tvtokyo (2021年7月29日). "本日のWBSはオリンピック中継のため、夜11時から、BSテレ東のみでの放送となります。…". X(旧Twitter)より2021年7月31日閲覧。
- ^ “五輪で相次ぐ映像トラブル「これだけ頻発するケースは聞いたことがない」 TV関係者も困惑”. ENCOUNT (2021年7月29日). 2021年7月31日閲覧。