朴 泰成(パク・テソン、朝鮮語: 박태성1955年9月14日 - )は、朝鮮民主主義人民共和国政治家。第8代内閣総理朝鮮労働党中央委員会政治局員、党中央委員会宣伝担当書記[1]、党中央委員会宣伝扇動部長。

朴泰成
박태성
生年月日 (1955-09-14) 1955年9月14日(69歳)
所属政党 朝鮮労働党の旗 朝鮮労働党

当選回数 2回
在任期間 2014年3月9日 -
最高指導者 金正恩2011年 - )

朝鮮民主主義人民共和国の旗 第8代内閣総理
在任期間 2024年12月29日 -
国務委員長 金正恩

朝鮮労働党の旗 朝鮮労働党中央委員会科学教育担当書記
国家宇宙科学委員会委員長

在任期間 2021年1月10日 -
総書記 金正恩2021年 - )

在任期間 2019年4月11日 - 2023年1月17日

その他の職歴
朝鮮労働党の旗 朝鮮労働党中央委員会政治局員
2017年10月7日 - )
朝鮮労働党の旗 朝鮮労働党中央委員会副委員長
2017年10月7日 - 2019年4月10日(経済担当)
2019年4月10日 - 2021年1月10日(科学教育担当))
朝鮮労働党の旗 朝鮮労働党中央委員会委員
2016年5月6日 - 2017年10月7日
朝鮮労働党の旗 平安南道党委員会責任書記
2014年5月 - 2016年
朝鮮労働党の旗 朝鮮労働党中央委員会宣伝扇動部長
2021年1月10日 - )
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朴泰成
各種表記
チョソングル 박태성
漢字 朴泰成
発音 パク・テソン
日本語読み: ぼく たいせい
英語表記: Pak Thae-song
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最高人民会議議長、朝鮮労働党中央委員会副委員長、平安南道党委員会委員長などを歴任し、現在は国家宇宙科学委員会委員長にある。

経歴

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朝鮮労働党平安南道党委員会責任書記・委員長などを歴任した後、2017年10月7日の第7期党中央委員会第2回総会で党副委員長(経済担当)に選出され、金正恩による国内視察への随行が報道されるようになる[2]

2018年5月15日、朝鮮労働党による中国親善参観団を率いて中華人民共和国を訪問。ハイテク企業が多数立地する中関村地域などへの訪問を行った。この視察先には、同年3月下旬の金正恩訪中時にも訪れており[3]、視察に関して金正恩本人または最側近からの指示があったとみられている。

2019年1月、第二回米朝首脳会談の準備も兼ねて訪中した金正恩に同行[4]

2019年4月、最高人民会議議長に選出[5]。なお、党副委員長(経済担当)については内閣総理(首相)を退任することになった朴奉珠党政治局常務委員)に譲り、担当が科学教育部門に変更された。

2021年1月5日から開催された朝鮮労働党第8次大会中央委員会委員に再選され[6]1月10日に開催された党中央委員会第8期第1回総会で朝鮮労働党中央委員会政治局員、党中央委員会宣伝担当書記[1]、党中央委員会宣伝扇動部長に選出された[7]が、同年3月の第1次市・郡責任書記講習会と4月の第6次細胞書記大会を欠席したため、韓国メディアから失脚説が報じられるようになったほか、5月8日には東亜日報記者で脱北者チュ・ソンハが自身のYouTubeチャンネルで、朴が金正恩の妹で宣伝扇動部副部長の金与正との対立や「行政上の落ち度」などを理由に処刑された可能性が高いと伝えられた[1]ものの、2023年の金正恩のロシア訪問時に、他の軍事関係の幹部と共に随行している。

2023年の最高人民会議では、後任の朴仁哲が議長に選出されている[8]

北朝鮮は2024年12月23日12月27日に開いた朝鮮労働党中央委員会総会で、金徳訓首相の後任に朴泰成党書記を充てる人事を決めた[9]

脚注

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   朝鮮民主主義人民共和国
先代
金徳訓
内閣総理
2024年 -
次代
現職
先代
崔泰福
最高人民会議議長
2019年 - 2023年
次代
朴仁哲
  朝鮮労働党
先代
中央書記局宣伝扇動部長
2021年 -
次代
現職
先代
崔東明
中央政務局科学教育部長
2019年 - 2021年
次代
崔相建
先代
党副委員長(経済担当)
2017年 - 2019年
次代
朴奉珠
先代
洪仁範
平安南道党委員会責任書記
平安南道党委員会委員長
2014年 - 2016年
次代
金斗一