木本大果
大正から平成時代の日本画家
木本 大果(きもと たいか、1901年(明治34年)3月7日 - 2001年(平成13年)11月9日)は、大正から平成時代の日本画家。
木本大果 | |
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生誕 |
木本晋一[1] 1901年3月7日 東京都神田亀住町(現・外神田五丁目) |
死没 | 2001年11月9日(100歳没) |
国籍 | 日本 |
著名な実績 | 日本画、花鳥画 |
代表作 |
秋林 1948年 第15回帝国美術院展覧会 – 特選 |
受賞 | 白寿賞、政府買上三回[2] |
選出 | 日展会友 |
影響を受けた 芸術家 | 松本楓湖、荒木十畝 |
人物
編集16歳で松本楓湖に師事する[1]。松本の没後は、荒木十畝の読画会に所属する[3]。昭和4年に帝国美術院展覧会で入選し、昭和8年には「秋林」が特選を受賞する[1]。荒木は昭和19年に没する。その後、伊東深水から鎌倉にあった自宅に招かれ、自身が顧問を務める日月社への入会を勧められるが、所属していた読画会を離れなかった[3]。
作品
編集作品名 | 年代 | 技法 | 形状 | 寸法(縦x横cm) | 出展 | 所蔵 | 出典 |
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早春 | 絹本著色 | 掛軸(象牙軸) | 絵寸:56.2×48.4 軸寸:78.3×151.2 |
[1] | |||
春日 | [5] | ||||||
芙蓉 | 1942年 | 彩色・紙本 | 額・1面 | 68.4×73.0 | 東京国立近代美術館 | [6] | |
竹林 | 1948年 | 227.5×153.5 | [7] | ||||
秋林 | 第15回帝国美術院展覧会(1934年) | ||||||
柿 | 第1回五都連合新作画展覧会(1951年11月) | [8] | |||||
桔梗 | 第2回五都連合新作画展覧会(1952年10月) | [9] | |||||
静物 | 第3回五都連合新作画展覧会(1953年10月) | [10] | |||||
葡萄 | 第4回五都連合新作画展覧会(1954年11月) | [11] | |||||
菊 | 第5回五都連合新作画展覧会(1956年3月) | [12] |
脚注
編集- ^ a b c d “木本大果”. 長良川画廊. 2022年7月3日閲覧。
- ^ ““ 木本大果 ” (作家名)の検索結果”. 思文閣. 2022年7月3日閲覧。
- ^ a b “木本大果展 : 第24回企画展”. 東町立歴史民俗資料館. 2022年7月3日閲覧。
- ^ “文化人記録映画”. 世田谷区. 2022年7月3日閲覧。
- ^ “作品詳細: 春日”. 孔雀画廊. 2022年7月3日閲覧。
- ^ “独立行政法人国立美術館・所蔵作品検索”. 国立美術館. 2022年7月3日閲覧。
- ^ “独立行政法人国立美術館・所蔵作品検索”. 国立美術館. 2022年7月3日閲覧。
- ^ “第1回五都展”. 東京美術倶楽部. 2022年7月3日閲覧。
- ^ “第2回五都展”. 東京美術倶楽部. 2022年7月3日閲覧。
- ^ “第3回五都展”. 東京美術倶楽部. 2022年7月3日閲覧。
- ^ “第4回五都展”. 東京美術倶楽部. 2022年7月3日閲覧。
- ^ “第5回五都展”. 東京美術倶楽部. 2022年7月3日閲覧。