朝みち子
朝 みち子(あした みちこ)は、元宝塚歌劇団娘役(元月組組長)。大阪府池田市出身。梅花学園出身。宝塚歌劇団時代の愛称はサッコ。日本舞踊・花柳久照。
来歴・人物
編集1962年に宝塚音楽学校に入学し、1964年に卒業。同年、50期生として、宝塚歌劇団に入団し、雪組公演『花のふるさと物語[1]』で初舞台を踏む。入団時の成績は58人中39位[1]。同期に鳳蘭、汀夏子、但馬久美、大原ますみ、竹生沙由里らがいる。
2003年10月31日付[1]で宝塚歌劇団を退団。最終出演公演の演目は月組・東京宝塚劇場公演『花の宝塚風土記[1]』。彼女の退団により、50期生は全員宝塚を卒業した。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
編集※『歌劇』2003年12月号 p.126-127(株式会社 阪急コミュニケーションズ)を参考にした。
初舞台・星組時代
編集- 『花のふるさと物語』(雪組)(1964年3月 - 5月)*初舞台
- 『いのちある限り』新人公演:みち 役(本役:瑠璃豊美)(1971年6月)
- 『ベルサイユのばら』ジョゼフィーヌ 役(1976年3月 - 5月)
- 『風と共に去りぬ』プリシー 役(1977年5月 - 6月)
- 『風と共に去りぬ』ピティパット 役(1978年1月 - 2月、全国ツアー)
- 『白夜わが愛』千代菊 役(1979年5月 - 6月)
第1次専科時代
編集月組時代
編集- 『百花扇』京の芸者 役(1986年5月 - 6月)
- 『パリ、それは悲しみのソナタ』ジャンヌ(1986年11月 - 12月)
- 『ME AND MY GIRL』ワーシントン夫人 役(1987年5月 - 6月、11月 - 12月)
- 『南の哀愁』酋長 役(1988年5月 - 6月)
- 『恋と霧笛と銀時計』ふさ 役(1988年11月 - 12月)
- 『心中・恋の大和路』妙閑 役(1989年1月、宝塚バウホール公演)
- 『新源氏物語』尼君 役(1989年5月 - 6月)
- 『天使の微笑・悪魔の涙』アッカーマン夫人 役/『レッド・ホット・ラブ』(1989年11月 - 12月)
- 『大いなる遺産』ブランドレイ夫人 役/『ザ・モダーン』(1990年2月 - 3月)
第2次専科時代
編集テレビドラマ出演
編集脚注
編集- ^ a b c d e 監修:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』、阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日、68-69頁。ISBN 9784484146010