桂文雀 (3代目)
(春風亭あ太郎から転送)
三代目 桂 文雀(かつら ぶんじゃく、1972年12月11日 - )は、落語協会所属の落語家。千葉県四街道市出身。本名∶斎藤 匡彦。出囃子は『早木魚』。
三代目 | |
桂文雀定紋「結び柏」 | |
本名 | |
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生年月日 | 1972年12月11日(51歳) |
出身地 | 日本・千葉県 |
師匠 | 春風亭小朝 三代目桂文生 |
名跡 | 1. 春風亭あーちゃん (1996年 - 1999年) 2. 春風亭あ太郎 (1999年 - 2000年) 3. 桂笑生 (2000年 - 2010年) 4. 三代目桂文雀 (2010年 - ) |
出囃子 | 早木魚 |
活動期間 | 1996年 - |
所属 | 落語協会 |
受賞歴 | |
北とぴあ若手落語家選手権奨励賞(2006年) 第70回文化庁芸術祭賞・大衆芸能部門関東参加公演の部新人賞(2015年) | |
来歴
編集横浜市生まれ、千葉県四街道市育ち。千葉県立佐倉高等学校、1996年3月駒澤大学法学部政治学科卒業。大学時代に落語研究会所属。落研の先輩に桂竹丸・三遊亭遊馬がいる[1]。
1996年5月、 春風亭小朝に入門、前座名「あーちゃん」。1999年11月、柳家三之助、三遊亭窓輝と共に二ツ目昇進し「あ太郎」と改名。2000年12月、桂文生門下となり「桂笑生」と改名。
2010年3月、桂文ぶん、三遊亭窓輝、柳家三之助とともに真打昇進し「桂文雀」と改名。
2015年、芸術祭賞大衆芸能部門 新人賞受賞。贈呈式は2016年2月8日、明治記念館にて行われた。受賞理由は、桂文雀独演会「文雀座」の成果。「持ち前の声質に力強さが加わり、臨場感のある表現力を手に入れた。「明烏」ではサゲに向かい噺の速度をうまく調整した結果、甘納豆を放り投げる場面で、解放感を味合わせてくれた。「中村仲蔵」では、芝居への理解が聞き取れ、"見得(みえ)を切る"とは言わず、"見得をする"といった表現にも配慮がうかがえた」と評価された[2]。
人物
編集芸歴
編集演目
編集古典
編集新作
編集出囃子
編集受賞
編集出典・脚注
編集- ^ 駒澤大学落語くらぶ. “概要”. 2019年1月22日閲覧。
- ^ 駒澤大学. “芸術祭賞大衆芸能部門 新人賞を受賞”. 2019年1月22日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 香取市立小見川北小学校. “芸術鑑賞教室 2018.12.19”. 2019年1月22日閲覧。
- ^ 彩の国さいたま芸術劇場. “彩の国さいたま寄席 四季彩亭~柳家権太楼と特選若手落語会~2016年7月30日”. 2019年1月22日閲覧。
- ^ お笑いナタリー. “三遊亭歌奴&桂文雀の新落語会、2017年7月”. 2019年1月22日閲覧。
- ^ オフィスゾーイ. “なまらく落語教室/新宿-土-文雀クラス 2019.3”. 2019年1月22日閲覧。
- ^ “平成27年度(第70回)文化庁芸術祭賞受賞一覧(参加公演)”. 文化庁. 2015年12月25日閲覧。
- ^ オフィスゾーイ. “文化庁主催芸術祭で企画、主催「桂文雀独演会 文雀座 壱」桂文雀が新人賞 2015”. 2019年1月22日閲覧。