春曙斎北頂
江戸時代の浮世絵師
春曙斎 北頂(しゅんじょさい ほくちょう、生没年不詳)とは、江戸時代の浮世絵師。
春曙斎北頂
性別 | 男性 |
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国籍 | 日本 |
母語表記 | 春曙斎北頂 |
読み仮名 | しゅんしょさい ほくちょう、しゅんじょさい ほくちょう |
生年月日 | 不明な値 |
死亡年月日 | 不明な値 |
職業 | xylographer、浮世絵師 |
師匠 | 春好斎北洲 |
活動地 | 大阪市 |
活躍期 | 1830 |
活動開始 | 1822 |
活動終了 | 1830 |
コレクション所蔵者 | 国立世界文化博物館、シカゴ美術館、クリーヴランド美術館、ロイヤルオンタリオ博物館 |
作者の著作権状態 | 著作権保護期間満了 |
来歴
編集春好斎北洲の門人で大坂の人とされているが、『袖中都名所記』の奥付には編者の池田東籬とともに「洛士」、すなわち京都の人と記されている。姓は井上、俗名は不明。春曙、春曙斎、北頂、井上春曙斎と号す。作画期は文政5年(1822年)から天保11年(1840年)頃にかけてで、役者絵の作が多い。
作品
編集- 『袖中都名所記』 ※池田東籬編、天保10年(1839年)刊行。挿絵
- 『絵本音羽山花の賑』一冊 ※絵本、天保11年刊行、挿絵
- 「判官代輝国・市川蝦十郎」 大判錦絵 池田文庫所蔵 ※文政6年(1823年)3月、大坂角の芝居『菅原伝授手習鑑』より。「風待や 花には疎き 此役目 新升」の句あり
- 「赤松彦次郎則政後ニ仁木直則・尾上菊五郎」 大判錦絵 早稲田大学演劇博物館所蔵 ※文政9年(1826年)正月、角の芝居『けいせい伊達抄』
- 「濡髪長五郎・中村芝翫 山崎与五郎・中村歌右衛門 ふじ屋あづま・中村歌六 はなれ駒長吉・関三十郎」 大判錦絵4枚続 池田文庫所蔵 ※文政10年7月、角の芝居『双蝶々曲輪日記』
- 「武蔵坊弁慶・中村歌右衛門 おわさ・中村松江」 大判錦絵2枚続 池田文庫所蔵 ※文政11年10月、大坂中の芝居『御所桜堀川夜討』
- 「鍛冶屋団九郎・市川鰕十郎」 大判錦絵 池田文庫所蔵 ※文政12年正月、角の芝居『花雪歌清水』