早川正昭
日本の作曲家、指揮者
早川 正昭(はやかわ まさあき、1934年1月7日 - 2024年8月20日)は、日本の作曲家、指揮者。広島大学名誉教授、新ヴィヴァルディ合奏団常任指揮者。
早川 正昭 | |
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生誕 | 1934年1月7日 |
出身地 | 日本 千葉県市川市 |
死没 |
2024年8月20日(90歳没) 日本 茨城県水戸市 |
学歴 | 東京大学⇒東京芸術大学 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | 作曲家、指揮者 |
活動期間 | 1961年 - 2024年 |
経歴
編集千葉県市川市出身。早くから音楽の才能を示し、6歳で最初の曲を書いた。東京都立両国高等学校[1]を経て、東京大学で農学を学んだ後、東京芸術大学で長谷川良夫に作曲を、渡邉暁雄に指揮を学び、1960年に卒業した。
1961年に東京ヴィヴァルディ合奏団を創立し、日本のみならずヨーロッパ各地で公演を行った。
1978年にはウィーンとミュンヘンに留学し、バロック音楽を研究した。
1979年、東京ヴィヴァルディ合奏団のトップメンバーらとともに新ヴィヴァルディ合奏団を設立[2]。
作品は西洋の楽器や技術を使用しながらも、日本の伝統音楽の影響を受けている。
作品
編集- トロンボーン四重奏曲「イントロダクションとアレグロ」(1960)
- ハープのための即興曲(1964)
- マリンバ協奏曲(1965)
- ギターのための3つの前奏曲(1968)
- 尺八、ヴァイオリン、打楽器と弦楽オーケストラのための「幻影」(1974)
- ヴァイオリン協奏曲(1976)
- マンドリンオーケストラとギターオーケストラのための「サウンドスケープ」
- マンドリン合奏のための「秋・冬」
- バロック風「日本の四季」
- バロック風「台湾の四季(Four Seasons of Taiwan)」(1986)
- 無伴奏ヴィオラ・ソナタ(2007)
レコード
編集- 『日本の詩 ― 尺八でつづる日本のメロディー ―』編曲・指揮:早川正昭 RCA–JRZ-2539、1974年
翻訳
編集- マルク・パンシェルル著『ヴィヴァルディ 作品と生涯』桂誠との共訳(1970年、音楽之友社)
脚注
編集出典
編集- ^ 毎日新聞千葉支局・編『ちば人国記Ⅱ』p.84 毎日新聞社 ISBN 4620306665
- ^ 「早川正昭 作品集」2020年3月27日閲覧。
- ^ "作曲家、指揮者の早川正昭さん死去 90歳 「レクイエム・シャーンティ」など". 産経ニュース. 産経デジタル. 2024年8月28日. 2024年8月28日閲覧。