日産・C型エンジン
製造期間 1957年 - 1964年
タイプ 直列4気筒OHV水冷ガソリンエンジン
排気量 988cc
内径x行程 73mm x 59mm
圧縮比 8.0:1
最高出力 27.6 kW (38 PS)
最大トルク 64.7–66.4 N⋅m (6.60–6.77 kgf⋅m)
テンプレートを表示

C型エンジンは、1950年代から1960年代にかけて生産された直列4気筒の自動車用エンジンである。オースチンが設計したB型エンジンをライセンス製造した1Hエンジンから派生した。

シリンダーブロックおよびシリンダーヘッド鋳鉄製で、プッシュロッドエンジンである。

C型エンジンを設計するにあたって、日産はアメリカ人エンジニア、ドナルド・ストーン(元ウィリス・オーバーランド)の助言を受けて完成させたことから彼に敬意を表して「ストーン・エンジン」と呼ばれた[1][2]

その後、ストロークを59mmから71mmに拡大して排気量が1.2 Lに増加したE型エンジンが登場した[3]

C型エンジンは、1967年のサニー(B10型)A型エンジンにすぐに置き換えられた。C型エンジンとは同じストロークである。

搭載車種:

関連項目

編集

脚注

編集
  1. ^ Halberstam, David (2012) (英語). The Reckoning. New York: Open Road Integrated Media. ISBN 978-1453286104 
  2. ^ Britain & Japan : biographical portraits. Vol. VI. Folkestone, UK: Global Oriental Ltd. (2007). p. 104-105. ISBN 978-9004217850 
  3. ^ Tech Wiki - Datsun History : Datsun 1200 Club” (英語). datsun1200.com. 14 Jan 2024閲覧。