日本橋浜町
東京都中央区の地名
日本橋浜町(にほんばしはまちょう)は、東京都中央区の町名で、旧日本橋区に当たる日本橋地域内である。現行行政地名は日本橋浜町一丁目から三丁目。郵便番号103-0007[2]。
日本橋浜町 | |
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浜町公園 | |
北緯35度41分16.99秒 東経139度47分17.96秒 / 北緯35.6880528度 東経139.7883222度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京都 |
特別区 | 中央区 |
地域 | 日本橋地域 |
人口 | |
• 合計 | 11,400人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
103-0007[2] |
市外局番 | 03[3] |
ナンバープレート | 品川 |
概要
編集日本橋地域内で1番の人口を誇る。明治座や浜町公園が存在し、観光客や地元周辺の人たちが多く訪れる町である。
かつては個人商店のみで、食料品の買い物に不便であったが、当地を含む周辺エリアの住民の増加に伴い出店が進み、2000年代に日本橋浜町Fタワーの再開発事業を皮切りに利便性が向上したエリアである。
中央区が定める正式な英語ローマ字表記は Nihonbashi-hamacho である[4]。
地理
編集日本橋地域の東側に位置し、江東区(新大橋)との区境に当たる。かつての浜町川を埋め立てた浜町緑道を跨いで日本橋人形町と接する。
歴史
編集旧日本橋浜町の町域に、かつての日本橋久松町の一部を吸収し、現在の日本橋浜町の形になった。江戸時代は、広大な武家屋敷が存在した。浜町川が流れていた。
世帯数と人口
編集2019年(令和元年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
日本橋浜町一丁目 | 1,157世帯 | 2,023人 |
日本橋浜町二丁目 | 2,670世帯 | 4,742人 |
日本橋浜町三丁目 | 2,611世帯 | 4,635人 |
計 | 6,438世帯 | 11,400人 |
小・中学校の学区
編集区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[5]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 | 備考 |
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日本橋浜町一丁目 | 全域 | 中央区立久松小学校 | 中央区立日本橋中学校 | |
日本橋浜町二丁目 | 1~5番 18~30番 43~59番 |
小学校は調整区域。以下の小学校と選択可能。 ・中央区立有馬小学校 | ||
その他 | ||||
日本橋浜町三丁目 | 全域 | 中央区立有馬小学校 |
地域
編集- 中央区立総合スポーツセンター - 浜町公園敷地内
- 浜町区民館
- 浜町メモリアル - 浜町公園敷地内
- エヌ・ティ・ティ・インフラネット 本社
- ギンビス 本社
- クレハ 本社
- 建設技術研究所 本社
- カゴメ 東京本社
- 東京テレビセンター - 映画・アニメ作品等の撮影・録音スタジオ
- ベースボール・マガジン社本社
観光
編集交通
編集- 都営バス錦11 浜町中の橋 / 日本橋浜町二丁目
- 都営バス秋26 久松町(葛西駅行) / 浜町中の橋 / 清洲橋
- 中央区コミュニティバス北循環 浜町一丁目 / 浜町駅 / 浜町三丁目 / 浜町敬老館
- メトロリンク日本橋 Eライン 浜町2丁目明治座前 / 浜町3丁目トルナーレ前
- 東京水辺ライン 浜町発着場
- 東京都道・千葉県道50号東京市川線(新大橋通り)
- 清洲橋通り(特別区道中日第3号線、東京都道474号浜町北砂町線)
- 金座通り(特別区道中日第6号線)
- 浜町河岸通り(特別区道中日第6号線)
- 首都高速道路・出入口
画像
編集-
1920年代の金座通り。架空線は全て地下に整理され、近代的な通りだった。左角にタクシー会社
出身人物
編集脚注
編集- ^ a b “町丁目別世帯数男女別人口”. 中央区 (2019年9月3日). 2019年9月23日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月30日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月31日閲覧。
- ^ 中央区設置住居表示板
- ^ “区立学校一覧”. 中央区 (2017年8月17日). 2019年9月3日閲覧。
- ^ 『大正人名辞典 第4版』81頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年3月1日閲覧。
参考文献
編集- 東洋新報社編『大正人名辞典 第4版』東洋新報社、1918年。
関連項目
編集外部リンク
編集- 中央区ホームページ
- 日本橋浜町地区 町名の由来 - 中央区ホームページ内
- 日本橋浜町 - 古今・お江戸日本橋 日本橋“町”物語