日本ダニ学会
日本ダニ学会(にほんダニがっかい、The Acarological Society of Japan)は、ダニに関する研究(分類・発生・生態・生理・防除)を目的とした学会である。日本昆虫科学連合加盟団体の一つ[1]。
日本ダニ学会 | |
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英語名称 | The Acarological Society of Japan |
設立 | 1992年 |
前身 | ダニ類研究会 |
会長 | 矢野泰弘 |
刊行物 | 『日本ダニ学会誌』 |
ウェブサイト |
acarology-japan |
活動
編集主な活動は、会誌の発行、大会・シンポジウム・講演会の開催などである。
歴史
編集かつて日本にはダニ専門の学会はなく、ダニの研究者は動物学会、昆虫学会、農学会、獣医学会などに分かれていた。1973年にダニ学者の組織結成の機運が高まり[3]、6月22日に東京大学医科学研究所所長であった佐々学が会議室に約20人のダニ研究者を集め、ダニ類研究会が発足した。会は年一回の研究談話会開催と会報発行という形で活動を続け、会員数は180名に拡大[4]、1992年1月に日本ダニ学会として再発足した。この年の11月には発足記念式典を兼ね、第一回の日本ダニ学会大会が三重県で開催された[5]。研究会時代は大会は合宿形式で行われていたが、学会化以降は合宿は取りやめられている[6]。
出版物
編集会誌『日本ダニ学会誌』を毎年2号(5月と11月)発行している。ダニ類研究会時代は『ダニ類研究会会報』を年1回発行していた。