サブウェイ
サブウェイ(英: SUBWAY)は、アメリカに本社を置くファーストフードチェーン。サブマリンサンドイッチという長楕円形のサンドイッチを主力商品としており、2024年現在、世界100カ国以上で約3万7,000店の店舗を構える[1]。2010年末にマクドナルドを超えて世界最大の飲食店チェーンになったが[2]、2024年現在では再びマクドナルド(約4万2,000店)に抜かれて2位になっている。[要出典]
サブウェイの店舗 | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
アメリカ合衆国 コネチカット州ミルフォード |
設立 | 1965年8月28日 |
事業内容 | ファストフード |
代表者 | ジョン・チッジー(代表取締役社長) |
関係する人物 |
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外部リンク | https://www.subway.com |
本項では日本法人である日本サブウェイ合同会社についても記述する。
歴史
編集1965年8月、アメリカ・コネチカット州ブリッジポートでフレッド・デルーカがピーター・バックからの資金援助を受けサブマリンサンドイッチ屋「ピートズ・スーパー・サブマリンズ」(Pete's Super Submarines)をオープン[3][4]。
1966年、運営会社としてドクター・アソシエイツを設立[5]。
1968年、店をリブランドし、名前を「サブウェイ(Subway)」とした[3]。
1974年までに16店舗まで拡大。さらなる拡大のためにフランチャイズ展開を開始した[6]。
1984年、バーレーンに出店し、海外展開を開始[6]。
2023年2月14日、創業者の死去に伴い、会社売却を検討していることを公表[7]。同年8月24日、投資ファンドのロアーク・キャピタルに売却することで最終合意したと発表した[8][9]。
情報
編集SUBWAYという名称は、潜水艦型のサブマリンサンドイッチ(SUBMARINE SANDWICH)を客の好み(YOUR WAY)に作ることに由来する[10][11]。
現在の本社は同州ミルフォードにあるが、アメリカ国外の展開についてはオランダのアムステルダムに本社を置くSubway International B.V.[12]が統括している。サブウェイはその理由を明確には公表していないが、オランダはタックス・ヘイヴンとして人気の国のひとつである[13]。
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サブウェイクラブ サンドイッチ
(アメリカ・テキサス州) -
サブウェイ店舗の世界分布(出典年度不明)
主な出来事
編集日本サブウェイ
編集種類 | 合同会社 |
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本社所在地 |
日本 〒140-8509 東京都品川区東品川2丁目3番14号 東京フロントテラス9階 北緯35度37分27.1秒 東経139度45分2.1秒 / 北緯35.624194度 東経139.750583度座標: 北緯35度37分27.1秒 東経139度45分2.1秒 / 北緯35.624194度 東経139.750583度 |
設立 | 1991年10月16日 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 8010401022782 |
事業内容 | サンドイッチチェーンのフランチャイズ事業 |
代表者 | 阿相智久 |
資本金 | 1億円(2017年12月31日時点)[16] |
売上高 | 146億8,000万円(2011年12月期)[17] |
純利益 | △1,435万5千円(2017年12月期)[16] |
純資産 |
△5億3,563万6千円 (2017年12月31日時点)[16] |
総資産 |
15億9,930万2千円 (2017年12月31日時点)[16] |
従業員数 | 32名 |
決算期 | 12月末日 |
主要株主 | ワタミ 100% |
外部リンク | https://www.subway.co.jp/ |
日本サブウェイ合同会社(にほんサブウェイ、英: SUBWAY JAPAN, G.K.)は、日本でサブウェイを展開する企業。ワタミ株式会社の完全子会社。
歴史
編集1991年10月16日、サントリーホールディングスが子会社として日本サブウェイ株式会社を設立。1992年、アメリカのサブウェイ社とマスターフランチャイズ契約を締結し、国内展開を開始。直営店とフランチャイズ加盟店の両輪で展開していた。
2014年6月には、国内店舗数が480店舗に達した[18]。
しかしその後、サブウェイ本社は、世界中で一社単独でのマスターフランチャイズの解消を進め、日本でも2016年の契約満了後に継続して契約を行わないことを決定した[19]。自社でのチェーン展開を進めたいサブウェイからの提案を受け入れる形で、サントリーは日本サブウェイ株式の65%をオランダのサブウェイインターナショナルグループ本社に売却した[20]。飲料の納入や蓄積してきたノウハウの活用のため引き続き35%の保有は続けた[21]。
2018年3月、サントリーは残りの株式も全て売却し、日本サブウェイの経営から完全に撤退した[22]。
2018年11月、株式会社から合同会社へ改組。
直営店の整理を進め、2019年12月下旬にはピーク時の半分以下の221店まで減らした[19][23]。
2019年6月25日、出前館で一部商品のデリバリーサービスを開始した[24]。
2024年10月25日、ワタミがサブウェイ本社と日本国内でFCを展開する契約を結び、併せて日本サブウェイを買収。日本においてサブウェイを独占的に展開できる権利を得た[25]。
不祥事
編集2003年10月24日、ニュージーランドから輸入された冷凍パン生地に、安全性審査を経ていない遺伝子組み換え微生物由来の酵素が使用されている食品衛生法違反が判明した[26]。
2013年12月18日、2010年6月~2012年5月に提供した約300万食のローストビーフに食品衛生法で認められていない「結着剤」を使用していたことが分かった[27]。
メニュー
編集当初はアメリカと全く同じメニューのみを用意していたが、売り上げが伸び悩んだことから後に日本国内限定メニューを用意し、またパン生地についても「欧米人と違い、日本人は唾液が少ない」ことから、1999年に日本国内専用の「しっとり生地」を採用するなどして新規顧客の獲得に成功した[28][29]。
パンの種類は、通常メニューで選択できるのはウィート、セサミ、ホワイト、ハニーオーツの4種。2013年11月からフラットブレッドが投入[30]されたが、2022年9月で販売終了した[31][32]。
サンドウィッチの「パン抜き」というオーダーが可能。かつては裏技のように言われていたが、2018年5月からは「サラダ」として正式にグランドメニューに掲載されるようになった[33][34]。
野菜は無料で増量が可能。「多め」と注文すると約1.5倍、「上限」と注文すると約2倍の量になる。しかし原材料価格の高騰に伴い、2022年3月23日からは「多め」を超える注文ができるのはレタスのみとなった[35][36]。
店舗
編集2023年3月31日現在、168店舗を展開する[37]。
かつては、メニューのテスト販売や店舗運営のノウハウを蓄積したりするための直営店が存在したが、2017年にすべての直営店をフランチャイズへ転換し、その後は直営店は存在しない[38]。
未出店の都道府県
編集撤退した都道府県
編集かつては出店していたものの、2023年12月8日現在、以下の9県ではすべての店舗が閉店し撤退している。しかし、2022年頃からは一度撤退したエリアへの再出店を進めているため、これらは解消傾向にある[40]。
- 福島県:2012年にイオンタウン郡山に県内初出店したが、2021年10月24日のヨークベニマル浜田店の閉店をもって撤退。アピタ会津若松店にも出店していた。
- 新潟県:万代シテイなどに出店していたが、いずれも閉店。
- 岐阜県:イオンモール各務原などに出店していたが、いずれも撤退した。
- 福井県:1996年にアル・プラザ鯖江に福井1号店が開店し、その後数店舗を展開していたが、2018年12月31日に福井やしろ店が閉店し撤退した[41]。
- 島根県:出雲市のゆめタウン出雲に出店していたが、2013年11月17日に閉店。
- 徳島県:ゆめタウン徳島の開業時に県内初出店し、その後フジグラン北島に出店していたが、2018年4月30日の閉店をもって撤退。
- 香川県:フードコート内店舗をイオンモール綾川・ゆめタウン高松に出店したほか、高松丸亀町商店街に路面店を出店していたが、いずれも閉店。
- 愛媛県:フジグラン松山やエミフルMASAKIなどに出店していたが、エミフルMASAKI店が2020年8月31日に閉店し、撤退。
- 佐賀県:2012年に鳥栖プレミアム・アウトレットに佐賀県初出店し[42]、2013年にゆめタウン佐賀にも出店していたが[43]、2020年に閉店し撤退した[44]。
関連項目
編集- 中西哲生 - 元サッカー選手。2009年4月23日に日本サブウェイの「サンドウィッチ親善大使」に就任した[45]。
- チャウヌ - 韓国の男性アイドル。2023年7月より「アジア統一ブランドアンバサダー」に就任した[46]。
- We Can☆47 - BSフジの子ども番組。番組とのコラボレーション商品「房州ひじきの黒だしカレースープ」を2012年9月20日に発売。
- クイズノス・サブ - 同様にアメリカ合衆国発祥のサンドイッチチェーン。一時は日本にも展開していたが2009年に撤退。
- ファーストキッチン - 同様にサントリーが設立し日本で展開したファーストフード店。2016年にウェンディーズ・ジャパンに売却した。
- エージー・コーポレーション - 日本サブウェイの元フランチャイジー。2019年1月16日に破産[47][48][49][50]。ピーク時で20店舗、破産時には9店舗を経営していた。
- ビーエーエス (国立市の企業) - 日本サブウェイのフランチャイジー。2023年現在9店舗を経営。
- ワタミ - 日本サブウェイの親会社。
脚注
編集- ^ “Subway Continues to Expand Its Global Presence with Over 10,000 Future Restaurant Commitments”. Subway®. 2024年11月29日閲覧。
- ^ “米サブウェイ、店舗数が世界一 3.3万店でマクドナルド抜く”. 日本経済新聞 (2011年3月8日). 2023年12月6日閲覧。
- ^ a b Olito, Frank (2020年11月17日). “世界最大のファストフードチェーン「サブウェイ」の盛衰”. BUSINESS INSIDER JAPAN. 2023年12月6日閲覧。
- ^ McCreary, Matthew (2018年5月9日). “How a 17-Year-Old With $1,000 Started Subway and Became a Billionaire” (英語). Entrepreneur. 2023年12月6日閲覧。
- ^ “SUBWAY® Timeline | SUBWAY.com - United States (English)”. subway.com. 2019年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年12月25日閲覧。
- ^ a b “Subway Order”. www.subway.com. 2023年12月6日閲覧。
- ^ “サンドイッチの米サブウェイ、会社売却を検討…世界で3万7000店展開”. 読売新聞オンライン (2023年2月15日). 2023年12月6日閲覧。
- ^ “サンドイッチ大手サブウェイ、身売りで合意 1兆円超か”. 日本経済新聞. (2023年8月25日) 2023年8月25日閲覧。
- ^ “米サブウェイ、身売りに合意 投資会社が買収”. 時事通信. (2023年8月24日) 2023年8月25日閲覧。
- ^ “「実は…サブウェイは17歳の少年が」公式が明かした誕生秘話に「へえ~!」「知らなかった」の声続々” (Japanese). 神戸新聞NEXT (2023年2月4日). 2023年11月29日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/subwayjp/status/1135411321950707712”. X (formerly Twitter). 2023年11月29日閲覧。
- ^ Company Overview of Subway International B.V. Bloomberg Business
- ^ 日経ビジネス電子版. “グーグルやアップルで話題の「租税回避地」を1分で説明できますか”. 日経ビジネス電子版. 2024年1月31日閲覧。
- ^ “サンドイッチ店で客が発砲、2人死傷「マヨネーズ多すぎ」で逆上”. CNN (2022年6月29日). 2023年1月17日閲覧。
- ^ 【閉店】サブウェイ 狸小路3丁目店 食べログ
- ^ a b c d 第27期決算公告、2018年(平成30年)6月4日付「官報」(号外第119号)151頁。
- ^ 「日本サブウェイ、2011年度過去最高売上と最多新規出店92店舗過去最多達成」 日本サブウェイ株式会社・2012年プレスリリース
- ^ “サブウェイ「琴平店」オープンのお知らせ│サブウェイの新着情報│プレスリリース│おいしい!をはさもう。野菜のサブウェイ公式サイト”. www.subway.co.jp. 2023年12月6日閲覧。
- ^ a b “日本サブウェイ合同会社 社長 角田淳氏|インタビュー from 紙面 by 商業施設新聞”. 商業施設新聞|インタビュー from 紙面. 2023年12月6日閲覧。
- ^ 「サントリーHD、サブウェイ株の65%を欧州本社に売却へ」『Reuters』2016年1月21日。2023年12月6日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2016年1月21日). “サントリーHD、日本サブウェイ株65%売却”. 産経ニュース. 2023年12月6日閲覧。
- ^ “サブウェイが4年で170店舗も閉めた理由 コンビニおにぎりにはかなわない”. PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) (2018年5月23日). 2023年12月6日閲覧。
- ^ サブウェイ、店舗数半減で経営危機…マックと真逆、“何にも適さない”という致命的弱点 Business Journal、2020年1月
- ^ “『出前館』、サンドイッチ・チェーン「サブウェイ」のデリバリーサービスを6月25日(火)より開始!”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2019年6月25日). 2023年12月6日閲覧。
- ^ “ワタミ、SUBWAYの日本事業を買収 ファストフード展開”. 日本経済新聞 (2024年10月25日). 2024年10月25日閲覧。
- ^ “食品衛生法に違反する酵素を使用した輸入冷凍パン生地について|厚生労働省”. www.mhlw.go.jp. 2024年1月5日閲覧。
- ^ “サブウェイのローストビーフ、結着剤使用 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)” (2012年12月18日). 2013年12月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月21日閲覧。
- ^ TBS. “2011年10月23日のがっちりマンデー!!サブウェイ”. TBSテレビ. 2024年1月5日閲覧。
- ^ “電気と保安 No.259 2013年夏季号”. 2024年1月5日閲覧。
- ^ “キャンペーン第2弾 『FLAT BREAD』日本初登場!│サブウェイの新着情報│プレスリリース│おいしい!をはさもう。野菜のサブウェイ公式サイト”. www.subway.co.jp. 2023年12月6日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/subwayjp/status/1565557629451063298”. X (formerly Twitter). 2023年12月6日閲覧。
- ^ “岡田達也『さよなら、サブウェイ』”. 岡田達也オフィシャルブログ「達也汁~たつやぢる~」Powered by Ameba. 2023年12月6日閲覧。
- ^ “【裏技】サブウェイは「パンなし」で注文することができる! “大ボリュームのサラダ” を食べることができます”. Pouch[ポーチ] (2019年1月7日). 2023年12月6日閲覧。
- ^ “サブウェイはサンドイッチの「パン抜き」ができる!サラダメニューとの違いは?”. jouer[ジュエ] (2019年7月2日). 2023年12月6日閲覧。
- ^ “提供価格・野菜増量ルール改訂のお知らせ”. subway.co.jp. 2023年12月6日閲覧。
- ^ “サブウェイの野菜上限は想像以上の大ボリューム!【実食写真付き】ガッツリ派におすすめの注文とは”. jouer[ジュエ]. 2023年12月6日閲覧。
- ^ f-teshiba (2023年4月26日). “コロナ禍でも連続2ケタ成長!快調サブウェイを牽引する学生デジマ部隊と新体制で描く成長戦略 _小売・流通業界 ニュースサイト【ダイヤモンド・チェーンストアオンライン】”. 小売・流通業界で働く人の情報サイト_ダイヤモンド・チェーンストアオンライン. 2023年12月23日閲覧。
- ^ Fc-Navi, 投稿者:. “直営店をFC転換、日本サブウェイ、年内に6店譲渡。”. 【FCナビ】厳選フランチャイズで独立開業・副業するならFCナビ. 2023年12月23日閲覧。
- ^ “スタバはできたけどアレやアレはまだない…鳥取県のちょっと切ないあるある7選”. Sirabee (2015年6月12日). 2023年12月23日閲覧。
- ^ “サブウェイが京都や長崎に“復活” 一度撤退した地域への再出店続く、その狙いは”. ねとらぼ. 2023年12月23日閲覧。
- ^ “【12/13】世界中でFC展開する「サブウェイ」 福井県に残る最後の店舗閉店”. みんコレ!起業・独立・開業なび. 2023年12月23日閲覧。
- ^ “サブウェイ「鳥栖プレミアムアウトレット店」オープンのお知らせ│サブウェイの新着情報│プレスリリース│おいしい!をはさもう。野菜のサブウェイ公式サイト”. www.subway.co.jp. 2023年12月23日閲覧。
- ^ “サブウェイ「ゆめタウン佐賀店」オープンのお知らせ│サブウェイの新着情報│プレスリリース│おいしい!をはさもう。野菜のサブウェイ公式サイト”. www.subway.co.jp. 2023年12月23日閲覧。
- ^ “【久留米市】いよいよ明日閉店。12月31日(木)、サブウェイゆめタウン久留米店が惜しまれつつも閉店。”. 号外NET 久留米市(筑後北部). 2023年12月23日閲覧。
- ^ “日本サブウェイ プレスリリース 2009”. 2009年5月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年5月28日閲覧。
- ^ “ASTROチャウヌがサブウェイのアンバサダー就任、サンドイッチ購入ごとにチャウヌを1枚プレゼント”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2023年7月13日). 2023年9月10日閲覧。
- ^ (株)エージー・コーポレーション〜首都圏で「サブウェイ」等のFC店を運営〜 東京商工リサーチ、2019年1月16日
- ^ 【全国】倒産情報(株)エージー・コーポレーション(東京) NetIB-News、データ・マックス、2019年1月16日
- ^ サブウェイ、バーガーキングに続く「大量閉店」危惧チェーン店はどこか ダイヤモンド・オンライン、ダイヤモンド社、2019年6月3日
- ^ 【真相】閉店が相次ぐ「サブウェイ」に何が起こっているのか? 栄枯盛衰の経済学、NewsPicks×帝国データバンク、2019年2月28日
外部リンク
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