新谷駅

愛媛県大洲市新谷にある四国旅客鉄道の駅

新谷駅(にいやえき)は、愛媛県大洲市新谷にある四国旅客鉄道(JR四国)のである[1]

新谷駅
駅構内(2020年5月)
にいや
Niiya
地図
所在地 愛媛県大洲市新谷
北緯33度32分2.84秒 東経132度35分56.55秒 / 北緯33.5341222度 東経132.5990417度 / 33.5341222; 132.5990417座標: 北緯33度32分2.84秒 東経132度35分56.55秒 / 北緯33.5341222度 東経132.5990417度 / 33.5341222; 132.5990417
駅番号 U13
所属事業者 四国旅客鉄道(JR四国)
電報略号 ニヤ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
乗降人員
-統計年度-
200[2]人/日
-2019年-
開業年月日 1920年大正9年)5月1日[3]
乗入路線 2 路線
所属路線 内子線
キロ程 0.0 km(新谷起点)
U12 喜多山 (1.2 km)
所属路線 予讃線
キロ程 0.0 km (新谷起点)
高松から237.3 km
(5.9 km) 伊予大洲 U14
備考 無人駅[1]
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当駅を境に内子・伊予市方面は内子線、伊予大洲方面は予讃線(新線)と路線名称が分かれるが、運行系統上は分かれておらず全ての列車が相互に直通し、駅番号U13)も共有となっている。

また、当駅の所属線は内子線[3]である。かつて内子線が五郎駅から分岐しており、その後伊予大洲 - 新谷間が予讃線として開通したためである(五郎 - 新谷間は廃止)。

歴史

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駅構造

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ホーム(2020年5月)

地上駅相対式ホーム2面2線を有するが、Y字分岐のため上下共に進入速度が60km/hに制限されている。駅舎は無く無人駅のため駅員も配置されていない。駅東方の踏切を挟んで上下線の出入口が別々にあり、各ホームへは線路に沿って通路を少し歩く。 予讃線の短絡線となる前の駅は、現駅東方の踏切を挟んだ内子側にあった。木造駅舎が線路の北側にあり、1面2線の島式ホームでホーム上に待合所があった。駅舎からホームへは線路を渡りスロープで直接上がるようになっていた。1971年の無人化以降、簡易委託駅となり、駅近くの商店で近距離乗車券を販売していたが、現在ではその当該商店も既に閉店しており、販売も行われていないようである。

のりば

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のりば 路線 方向 行先
1 内子線・予讃線 上り 内子松山方面
2 予讃線 下り 伊予大洲八幡浜宇和島方面

駅周辺

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銀河鉄道999の始発駅

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新谷駅のある大洲市新谷地区は、漫画家松本零士が戦時中の疎開で幼少期を過ごした場所であり、当時、時計台を備えていた旧新谷駅や、沿線を走る蒸気機関車を見た記憶が代表作「銀河鉄道999」の誕生に影響を受けたと語っている。新谷地区の団体「新谷一万石まちおこしの会」は、松本を招き、新谷を「銀河鉄道999の始発駅」とする出発式などの町おこしイベントを開催している[9]。駅前の通りは「999通り」と名づけられている。また、地区内には松本の作品をモチーフとしたモニュメントやキャラクターの像が建立されている。

隣の駅

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四国旅客鉄道(JR四国)
内子線
喜多山駅 (U12) - 新谷駅 (U13)
予讃線(新線)
新谷駅 (U13) - (伊予若宮信号場) - 伊予大洲駅 (U14)

かつて存在した路線

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日本国有鉄道
内子線(廃止区間)
五郎駅 - 新谷駅

脚注

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  1. ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 53号 松山駅・伊予西条駅・下灘駅ほか83駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月25日、27頁。 
  2. ^ 愛媛県 駅乗降客数”. 2021年3月11日閲覧。
  3. ^ a b c d e 石野 1998, p. 644.
  4. ^ a b c d 石野 1998, p. 643.
  5. ^ 「11駅業務を民間委託 四国支社の経営合理化」『交通新聞』交通協力会、1963年3月6日、1面。
  6. ^ 「日本国有鉄道公示第436号」『官報』1971年11月6日。
  7. ^ 「通報 ●海岸寺駅ほか25駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1971年11月6日、8面。
  8. ^ 「日本国有鉄道公示第74号」『官報』1983年8月25日。
  9. ^ 999“始発駅”アピール 松本さん迎え「出発式」 愛媛・大洲市新谷

参考文献

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  • 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6 

関連項目

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外部リンク

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