斎藤 就実(さいとう なりざね)は、江戸時代初期の武士。毛利氏家臣で長州藩士。父は斎藤元助。
長州藩士・斎藤元助の嫡男として生まれ、慶長17年(1612年)2月1日に毛利秀就の加冠状を受けて元服。「就」の偏諱を与えられて「就実」と名乗った。元和7年(1621年)5月1日には毛利輝元から「次兵衛尉」の百官名を与えられた。
寛永4年(1627年)12月4日、父・元助に先立って死去。嫡男の就幸が後継となった。