文学通信
日本の出版社
株式会社文学通信(ぶんがくつうしん)は、2018年設立の日本の出版社[1]。人文書の出版を中心に、人文学ニュースサイトの運営[2]、学会の開催支援・ライブ配信[3]なども手掛ける。
文学通信 | |
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正式名称 | 株式会社文学通信 |
英文名称 | Bungaku-Report Co.,Ltd. |
種類 | 株式会社 |
出版者記号 | 909658, 86766 |
法人番号 | 4011501023591 |
設立日 | 2018年3月27日 |
代表者 | 代表取締役(社長) 岡田圭介 |
本社郵便番号 | 〒113-0022 |
本社所在地 |
東京都文京区千駄木2-31-3 サンウッド文京千駄木フラッツ1階101 |
得意ジャンル | 日本語・日本文学[1] |
外部リンク | https://bungaku-report.com/ |
https://twitter.com/BungakuReport |
概要
編集主な出版物は、日本や東アジアの古典・文学・書誌学・歴史学・人文情報学・国語教育などに関する専門書である。また専門書に加え、『中華オタク用語辞典』[4]『書誌学入門ノベル!書医あづさの手控』[5]『思い出のとしまえん』[6]などの一般書もある。また、国立歴史民俗博物館の機関誌『REKIHAKU』や[7]、国文学研究資料館の企画展図録[3]などの出版にも携わっている。自社出版物の装丁・組版やウェブデザインも手掛けている[8]。
2018年、笠間書院から独立する形で設立[9][10]。2019年、自社出版物をpdf等で公開する「文学通信リポジトリ」を開設[2]。2020年、自社出版物で扱われた古典籍の画像を公開する「文学通信アーカイブ」を開設[11]。
「文学通信」という社名は、情報通信を活用し「知」の流通を促進すること[12]、および、創業者がかつて携わっていた笠間書院のPR誌『リポート笠間』の「リポート」にちなむ[10]。
参考文献
編集- 岡田圭介 著「出版社の立ち上げと、これから」、荒木浩 編『古典の未来学 Projecting Classicism』文学通信、2020年。ISBN 978-4-909658-39-5。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b “会社概要”. 文学通信|多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出す出版社. 2022年10月9日閲覧。
- ^ a b “文学通信、「文学通信リポジトリ」を公開 | カレントアウェアネス・ポータル”. current.ndl.go.jp. 2022年10月10日閲覧。
- ^ a b 岡田 2020, p. 303.
- ^ “はちこ『中華オタク用語辞典』(文学通信)”. 文学通信|多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出す出版社. 2022年10月9日閲覧。
- ^ “白戸満喜子『書誌学入門ノベル! 書医あづさの手控〈クロニクル〉』(文学通信)”. 文学通信|多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出す出版社. 2022年10月9日閲覧。
- ^ “練馬区立石神井公園ふるさと文化館編、小宮佐知子・内田 弘・小林 克著『思い出のとしまえん』(文学通信)”. 文学通信|多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出す出版社. 2022年10月9日閲覧。
- ^ “歴史と文化への好奇心をひらく『REKIHAKU』|バックナンバー|歴史系総合誌「歴博」|刊行物|歴博とは|国立歴史民俗博物館”. www.rekihaku.ac.jp. 2022年10月9日閲覧。
- ^ “デザインの仕事”. 文学通信|多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出す出版社. 2022年10月10日閲覧。
- ^ “一編集者から見た学会と出版社――「売れる本」「売れない本」、そして「売りたい本」”. マガジン航[kɔː] (2019年4月25日). 2022年10月9日閲覧。
- ^ a b 岡田 2020, p. 302.
- ^ “文学通信、「文学通信アーカイブ」を公開:掲載しきれなかった古典籍画像など同社出版物にまつわるコンテンツを収録 | カレントアウェアネス・ポータル”. current.ndl.go.jp. 2022年10月10日閲覧。
- ^ 岡田 2020, p. 305.