摩耶海岸通
摩耶海岸通(まやかいがんどおり)は兵庫県神戸市灘区の町名の一つで、同区海岸部東端、HAT神戸として開発された地帯。摩耶山の麓の海岸という意味で命名された。郵便番号:657-0855。
地理
編集東は西郷川河口を挟み灘浜町、南は海を隔てて摩耶埠頭、西は中央区脇浜海岸通、北は阪神高速3号神戸線を挟み岩屋南町。東部が一丁目で西部が二丁目。
歴史
編集この地は以前は日出町と呼ばれ、昭和7年(1932年)7月から30年(1955年)12月まで敏馬の浜が順次埋め立てられてできた土地で、日の出を真っ先に拝めるところに肖って付けた佳名だった。神戸製鋼の工場があったが、阪神・淡路大震災の後はその跡地が東部新都心HAT神戸の灘区側として開発され、平成10年(1998年)3月から建設に伴い順次町名が切り替わり、最終的に平成13年(2001年)に日出町は消滅して摩耶海岸通と入れ替わった。
人口統計
編集令和2年国勢調査(2020年10月1日)における世帯数3,172、人口6,858で内男性3,257人・女性3,601人[1]。
脚注
編集- ^ “国勢調査による町別、年齢別人口及び世帯数”. 神戸市. 2024年1月16日閲覧。
参考文献
編集- 神戸史学会 編『神戸の町名 改訂版』神戸新聞総合出版センター、2007年。ISBN 978-4-343-00437-6。
- 灘区役所広報相談課 編『灘区の町名』灘区役所広報相談課、1976年。