戸高 雅史(とだか まさふみ、1961年 - )は、大分県出身の日本の登山家

経歴

編集

高校時代までは歴史小説フォークソングに熱中していたが、教職を志して福岡教育大学に進学。下宿先に住んでいた先輩の影響で探検部に入部。ケイビング川下り登山などの活動に親しむ。その後、探検部の先輩から渡された新田次郎の『孤高の人』に強い影響を受け、クラブ活動に飽き足らず社会人山岳会にも入会して山行を重ねるようになった。

23歳の時にアンナプルナII峰に遠征し初の海外遠征。大学院修了後に高校の数学教師となるが、高所登山に専念するために退職。トレーニング環境を求めて神奈川県湯河原町に移住した[1]。自動車工場の工員として働きながらトレーニングを積み、高所登山の遠征を繰り返す。 

当初は大人数での極地法による遠征だったが、次第に少人数、または単独でのアルパインスタイルに移行していった。 1999年のチョモランマを最後に高所登山からは退き、自然との一体感を重視して自然体験学校を主宰している。

主な登山歴

編集

脚注

編集
  1. ^ 登山研修 vol.14 「私のトレーニング」

外部リンク

編集